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常に少女の怯え顔が見られる…新感覚“自撮り視点ホラー”『CYAN HEART』プレイレポ【東京ゲームダンジョン9】

キャラの顔をずっと眺めていられる3D探索ADV

連載・特集 プレイレポート
常に少女の怯え顔が見られる…新感覚“自撮り視点ホラー”『CYAN HEART』プレイレポ【東京ゲームダンジョン9】
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2025年8月3日、浜松町にて東京ゲームダンジョン9が開催されました。本記事では、『CYAN HEART』の試遊レポートをお届けします。

常に自分の姿を映しながら探索する「自撮りADV」

本作は二人称のアドベンチャーゲームです。二人称!? と思われるかもしれませんが、そうとしか言いようがありません。

本作は「自撮りADV」。主人公は常にカメラを持ち歩いており、画面には自分の姿が映っています。入力の前後が逆になっており、Wキーを押すと画面手前に向かってキャラクターが寄ってきます。手ブレもリアルで、ダッシュ中に至ってはキャラの顔を仰ぐ角度になり、なんだか新鮮な感じがしました。

こうして書くと遊びづらいように感じるかもしれませんが、画面内にはミニマップが表示されているので、壁や道は逐一チェックすることができます。

主人公の女の子はウシャンカ(ロシア軍が被っているような帽子)を被っており、常に少し緊張した表情をしています。怯え顔の女の子をずっと眺めていられるゲームという意味では、なかなか稀有ではないでしょうか。ずっと見ていると庇護欲をそそられます。

本作の世界では、人類は地下に移住しているらしく、マゼンタハートという代替エネルギーを用いて生活しています。

しかし、そのマゼンタハートが突然シアン色に変色してしまいました。一体、何があったんでしょうか? そして、変色することによってどんなことが起きるのでしょうか。それはまだわかりません……。

さて、ゲームに戻りましょう。カメラこそ異色なものの、ゲーム自体はシンプルなローポリゴン風のアドベンチャーです。

叔父から通信を受けつつ、廃棄された地下コロニーを探索する主人公。簡単なパズルを解いて、ひとつのエリアを突破した時点でデモが終了しました。今のところ自撮り要素を使用したギミックはありませんでしたが、雰囲気は良く、先が気になるつくりになっていました。

今回、開発者のChaossaltさんに話を聞くことができました。

――本作は何人で開発されているのですか?

Chaossaltひとりです。4ヶ月くらい開発しています。今年中に発売できればと思っています。

――本作を作ろうと思ったきっかけは?

Chaossalt自分はゲーム作りにおいては、世界観を伝えるということを大事にしています。なので、ゲーム内でも記録を残すという形を取りました。それに、自撮り視点ってまだ誰もやってないなと思ったので。後々、ホラー展開もあるので期待していてください。

――影響を受けた作品はありますか?

Chaossalt雰囲気は『serial experiments lain』を意識しました。UIなども参考にして、リスペクトしてます。

――全体のボリュームはどれくらいになりますか?

Chaossalt5、6時間くらいになりそうです。

――鋭意製作中かと思われますが、現時点での課題はなんでしょうか?

Chaossalt操作感があまり良くない点ですね。

自撮りADVという新しい挑戦がどうなるか、非常に楽しみです! 独自のホラー要素にも期待ですね。

『CYAN HEART』は、PC(Steam)向けに2025年以内に配信予定です。

ライター:各務都心

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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