
どのブースも独自の趣向を凝らしており、会場をウロウロしているだけでも楽しめました。その中でもひときわ目を引いたのがroom6のブースでした。今回のroom6ブースは図書館をテーマにしていて、ゲームタイトルを書籍に見立てた展示や、図書カード風ノベルティの配布があり、抜群にシャレオツに仕上がっていました。
◆赤ちゃんと協力アクション!サイバーな世界観の2DACT『ピギーワン SUPER SPARK』
最初に紹介するのは、room6から発売される『ピギーワン SUPER SPARK』!本作は、迷子の赤ちゃんと出会ったシャミィとユエズの二人が、親のもとへ赤ちゃんを帰すために奔走するハチャメチャ&ハートフルなアクションゲームだ。

こちらが主人公のシャミィとユエズ。常に二人一緒に行動するようだ。ゲーム内容は正統派のシンプルアクションだが、とにかく操作感が気持ちいい!

キャラクターにはそれぞれ特徴があり、シャミィは瞬発力、ユエズは怪力の持ち主だ。

そんな二人が出会うのは、謎めいた赤ちゃんだ。ゲームに登場する赤ちゃんといえば、絵日記で紹介した『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』のルーを思い出す。

転んでルーを放り出さないように細心の注意を払って山道を歩いていたけど、本作に登場する赤ちゃんにはそんな心配は無用だ。

むしろ、シャミィとユエズと並んで、特殊な能力を用いてステージを進む手助けをしてくれるのだ。

様々なギミックや、赤ちゃんを狙う謎の怪物との追いかけっこなど、ジェットコースターのようにハイテンポなアクションが楽しめたぞ!

そうそう、本作はroom6の出展タイトルの中でも別スペースが用意されていた。特製のネオン看板が煌めき、ゲームの試遊用にブラウン管テレビが設置されていて、『ピギーワン SUPER SPARK』のサイバーな世界観とマッチしていた。
『ピギーワン SUPER SPARK』はPC(Steam)向けに2025年に発売予定!
◆死亡フラグを全力で踏み抜け!廃墟探索配信ホラー『HAUNTED STREAMER -呪われた配信者-』

最後に紹介するのは、PrankMakerが手掛ける『HAUNTED STREAMER -呪われた配信者-』!本作は、馬のマスクを被った動画配信者が、心霊スポットや都市伝説を配信しながら、視聴者を増やしてチャンネルを成長させていくホラーゲームだ。

以前は、廃墟に不法侵入した不良が見せしめ的に怪異に殺される展開が定番だったが、今は迷惑系配信者がそのポジションに取って代わっている印象だ。

この馬マスクも、見せしめ的にやられてしまうのだろうか。

う~ん、こいつはすぐ殺されそう。一抹の不安を憶えながら廃墟へと足を踏み入れる。

一般的なホラーゲームだと、怪異がはびこる場所から逃げ延びるのが目的の場合が多いけど、本作の主人公の馬マスクは動画配信者なので、視聴者数を稼ぐために、あえて怪異が発生しそうな場所に突撃する必要があるのだ。

怪異が発生しそうな場所に行くと、視聴者から様々なコメントが投稿される。中には、スーパーチャット風の投げ銭コメントが来ることも。いかにもナニカが出そうな仏間に入ると「その仏壇でビートを刻もう!」といった投げ銭が飛んできた。

こういうのは怖い話だと定番の死亡フラグだし、プレイヤーとしてはそんなあからさまな危ない橋は渡れない!と思ってしまうが、この馬マスクは非常にノリがいい。

罰当たりムーブのおかげで視聴者がモリモリと増えていくけど、リスクもちゃんとある。こういった行動を取り続けていると主人公の正気度が低下し、正気度がゼロになると生還失敗してしまう。

生活費を稼ぐために罰当たりムーブで投げ銭を稼ぎたいが、死んでしまっては意味がない。いかに引き際を見極めるか、高度な駆け引きが要求されるのだ。プレイヤーの手で、このおバカな馬マスクを無事に生還させてあげよう!
『HAUNTED STREAMER -呪われた配信者-』はPC(Steam)向けに発売予定!
今回のレポート絵日記では4タイトルをご紹介しましたが、お気に入りのゲームは見つかったでしょうか。紹介しきれなかったけど『BANDIT KNIGHT』や『シュレディンガーズ・コール』、『ANTHEM#9』など、気になるタイトルが盛り沢山のイベントでした。次回のBitSummitも楽しみですね!















