『バイオショック』シリーズを手掛けたケン・レヴィン氏率いるGhost Story Gamesが、開発中の新作『Judas』の最新情報を公開。また今回の開発ログでは、本作の中心的な新システム「Villainy」の詳細や、新たなキーアートが披露されました。
仲間が“悪役”に変わる革新的システム「Villainy」
本作には、「ビッグ3」と呼ばれる3人の主要キャラクターが存在し、プレイヤーの行動によって彼らと友人関係を築いていきます。しかし、誰か1人を無視し続けると、そのキャラクターはプレイヤーに敵対する「悪役(VILLAIN)」へと変貌します。
悪役となったキャラクターは、プレイヤーの行動や目標を妨害するための新たな力を手に入れ、様々な形で報復してくるように。『バイオショック』シリーズの固定された悪役とは異なり、『Judas』ではプレイヤー自身の選択が敵を生み出すという、動的な関係性が大きな特徴となっています。


また、開発チームは『Judas』のキャラクター描写について、『シャドウ・オブ・モルドール』のネメシスシステムや、『バイオショック インフィニット』のエリザベスとの関係性を引き合いに出しつつ、それらとは異なるアプローチを目指していると語ります。
『Judas』では、少数のキャラクターを深く掘り下げ、「彼らを失うことが友人を失うように感じられる」ほどの親密な関係を築くことを重視。
「ビッグ3」はプレイヤーがプレイする様子を常に観察しており、戦闘やハッキングへのアプローチだけでなく、他の2人のキャラクターとプレイヤーがどのように交流するかに対しても感情を抱きます。最終的にプレイヤーは、誰を信頼し、誰を敵に回すのかという非常に困難な選択を迫られることになるようです。


新キーアート公開と発売日について

あわせて、新たなキーアートも公開されました。「スター・ウォーズ」シリーズなどの映画ポスターで知られるアーティスト、ドリュー・ストルーザン氏の作品に影響を受けたものとのこと。
また、ファンが最も気になる発売日については、「まだ正確な日付は言えない」としつつも、チーム全員がその日に向けて開発に取り組んでいると述べられました。
『Judas』は、PC(Steam,Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。今後は開発ログを通じてファンと直接的にコミュニケーションを取っていくとのことで、続報にも期待が高まります。










