ロボットにおぴっこをかけてやれ!うんぴをモリモリ出しながら目指せ脱獄、非対称鬼ごっこ『プリッとプリズナー』βテストを遊んでみた【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ロボットにおぴっこをかけてやれ!うんぴをモリモリ出しながら目指せ脱獄、非対称鬼ごっこ『プリッとプリズナー』βテストを遊んでみた【プレイレポ】

うんぴしようぜ!!

連載・特集 プレイレポート
ロボットにおぴっこをかけてやれ!うんぴをモリモリ出しながら目指せ脱獄、非対称鬼ごっこ『プリッとプリズナー』βテストを遊んでみた【プレイレポ】
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生物にのみ許された特権があります。それは、うんち。PC(Steam)/ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2向けの排泄型脱出アクションパーティー『プリッとプリズナー』がSteamにてオープンβテストを開催しました。本稿ではニンテンドーダイレクトでも紹介され、TGS2025にも試遊台が出展される本作のβテストレポをお届けします。

ロボットにおぴっこをかけろ!暴れるどうぶつを寝かしつけろ!!優しい世界でうんぴしようぜ

「生物にのみ許された特権があります。それは、うんち(作中では「うんぴ」表記)」と、まるで“衝動的に書いちゃいけないこと書いちゃった!”みたいな文章を載せましたが、これは『プリッとプリズナー』の内容から来ています。

本作はロボットvsどうぶつという構図の非対称ゲーム。『プリッとプリズナー』は「動物側はうんぴやおぴっこ(おしっこ)で戦って、ロボット側はそのうんぴを片付けながら鎮圧して、スヤァと眠らせる」という内容の鬼ごっこなのです。

とはいえ、本作はそんなに重い設定ではなく実に可愛らしい世界観で行われる優しい追いかけっこ。どうぶつらしさの表現として「うんぴ、おぴっこ」があり、ロボットらしさの表現として「管理(要するにお世話)」があるといった具合です。

どうぶつ側でプレイすれば、「無慈悲に迫りくるロボットたちをうんぴやおぴっこという“生き物らしさ”で追い払うぞ!」と思わせてくれますし、ロボット側から見ると「も~!生物ってば、またうんぴやおぴっこで汚しまくって!」となる塩梅が素敵です。

まずは、逃げる側のどうぶつたちからご紹介。どうぶつたちは施設にて、囚人服を着てロボットたちに管理されています。彼らの最終目標は、条件を達成し脱獄を果たすこと……。うさぎの「うーちん」やゾウの「エレファンクシー」など、個性豊かなスキル、特徴を持ったどうぶつたちを選んで大脱出をもくろみます。今気づいたけど「エレファンクシー」、アーティストのバンクシーをモジった名前ですね!

筆者が選んだのはライオンの「マスター・レオン」。よぼよぼのおじいちゃんでおぴっこの勢いも弱いけど、老いた剣豪らしく、スキルで一閃が発動できます。選択理由は「可愛らしいおじいちゃんって、なんかいいよね」というフィーリングです。マップごとに脱出のための条件があり、今回は「トイレにうんぴをしよう!」を達成することでゲートが開き、逃げ出すことができます。

さて、あらためて本作では「うんぴ」「おぴっこ」は強力な武器。うんぴをすることで脱出の条件やギミックなどを発動させられ、しかも上手くうんぴできると快便の喜びか、移動スピードが一定時間アップします。でも、うんぴを出すためにはご飯を食べなきゃいけないということで、開幕直後は皆おいしそうなパン(エサ)を食べに行きます。

すると当然、そこを狙いに来る無機質なロボットども……。おぴっこは、どうぶつたちに許された「ロボットに抵抗するための貴重な兵器」として機能します。ロボットどもにおぴっこをひっかけてやるのです!精密機械に水分は厳禁、おぴっこによってショートして一定時間動けなくなるわけです。見よロボット!これが、生命の力だ!

ただ、「マスター・レオン」は初老のためおぴっこの出が弱い。若いときは元気だったのにね……不思議だね……。筆者が「マスター・レオン」を自分と重ねていると、あっけなく捕まってしまいました。

ロボットに捕まったものの末路は悲惨。袋詰めにされて連れ去られ、ふかふかのベッドに寝かしつけられて安眠を強いられます。夢うつつの中で、必死に睡魔と戦うのです。ロボットはアイマスクまでつけるという徹底ぶりです。仲間が起こしに来てくれるとちょっと眠気を振り払いやすい。

3回、寝かしつけられると、もうスヤァとばかりに熟睡してしまいます。もちろんそうなると脱獄失敗、わりとオシャレで自由度の高い監獄での生活を強いられます。もうこれで良いのでは?と思いそうですが、どうぶつたるもの野原を駆け回らなきゃ。

と、いうわけで頑張ってご飯を食べて、トイレにうんぴをしに行きます。そこら辺に落ちているうんぴもトイレにイン。無事に脱出できました!

ロボット側は、徹底して「思惑を潰すこと」が重要となります。そして「ロボットとして自分の特性を活かすこと」です。ゲーム開始前に、自分がどのようなロボットであるかをカスタマイズしていくのです。

ロボットは上半身と下半身を自由に選択でき、それによって移動速度や捕獲手段が変わってきます。ざっと考えた限りでは「とにかく爆速で移動し、網でどうぶつをひっ捕らえる」「レーダーによってどうぶつの方角を把握しつつ、遠距離射撃(吹き矢)で眠らせる」などのスタイルが思いつきました。

とはいえどうぶつ側もさる者……。うさぎの「うーちん」によるキックや暗がりを利用しての雲隠れなど、一筋縄ではいきません。2vs4で数的不利なので、見当違いの場所を探してしまった時などは焦りますね。

時間が経てば“おぴっこで監視カメラを壊す”などの妨害をされて不利に陥りますが、どうぶつたちのうんぴを処理することで「ロボットの性能向上」も狙えます。ロボット側で遊んでいると「こっちは親切で管理してあげてるのに、施設をこんなに汚しちゃって!」となるのが不思議。

捕まえるときはちょっと罪悪感が湧きますけど、外の世界は危険だからちゃんと寝かしつけてあげましょう。生物、メッチャ「おぴっこ」カケテクル愚カナ存在……。

どうぶつ側で大事なのは「ロボットの特性を把握しつつ、監視カメラにおぴっこをかけて有利な状況を作り出す」こと。ロボット側で大事なのは「とにかくどうぶつ側の思惑を潰す」ことです。

『プリッとプリズナー』は非対称ゲームとしてはわかりやすいルールで、サクッと遊びやすいタイトルです。子どもが大好きな「うんぴ、おぴっこ」という要素を持ったゲームなので、お子様や親戚の子と遊ぶのに最適だと感じますね。そして同時に「うんちガチ勢」というハードコアゲーマーあるいはハードコアな側面を持ったゲーマーにもオススメ。生物の特権、「排泄」を駆使してロボットの管理下からプリっと脱しようではありませんか!


優しい世界で繰り広げられる、生物と機械によるうんぴとおぴっこを使った熱いバトル。サクッと遊べる非対称“排泄型脱出アクションパーティーゲーム”『プリッとプリズナー』は、PC(Steam)/ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2向けに2025年冬の発売予定です。


うんちの行方(新潮新書)
¥776
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:高村 響,編集:TAKAJO

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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