
2025年9月13日、新次元メカMMORPG『RFオンラインネクスト』の「GvG先行体験会」が開催され、白熱のギルド対ギルド(GvG)コンテンツが披露されました。本レポートでは、このイベントを通じて見えてきた『RFオンラインネクスト』の奥深い魅力に迫ります。

イベントは、吉崎 智宏さんの進行のもと、実況解説にS嶋さんが加わり、賑やかに幕を開けました。オープニングでS嶋さんは、メカやロボットに詳しくない自身でもMAUに乗ったり、ランチャーを設置したりする展開に「めちゃくちゃワクワクする」と本作について語り、ネットマーブルのGvGコンテンツの面白さを力説しました。

さらに、本作の開発統括プロデューサー ホン・グァンミン氏とグローバル開発担当プロデューサー キム・ドゥホン氏も登壇。グァンミン氏は「日本のユーザーたちと直接お会いできて光栄」と述べ、ドゥホン氏は「日本のユーザーの皆さまがいち早くゲームを体験できる場を設けることができ、大変光栄に思う」と感謝を伝えました。両氏ともに、ユーザーが共感し、楽しめるゲーム体験の提供、そして正式サービスに向けた準備への意気込みを語りました。


『RFオンラインネクスト』の3つの核となる魅力
『RFオンラインネクスト』は、グローバル54ヶ国で累計2,000万人以上のプレイヤーに支持された『RF Online』の正統続編として、広大な宇宙を舞台に繰り広げられる次世代型MMORPGです。
本作の魅力は多岐にわたりますが、特に以下の3点が強調されました。
1. SFとメカニズムが融合した「新次元」の世界観
『RFオンラインネクスト』は、メカニックとファンタジーが融合したSFの世界観を舞台にしたMMORPGです。機械人間や異星文明が織りなす独特のプレイストーリーが展開され、単なる世界観の再現にとどまらず、実際に空を飛んだり、ロボットに搭乗したりできるなど、その世界に忠実に没入できる体験が用意されています。

2. 戦況を左右する「メカニック兵器 神機(しんき)」
本作の最大の特徴の一つが、圧倒的な力を持つ巨大なメカニック兵器「神機」の存在です。これらは戦闘時に召喚・搭乗して活用でき、人型キャラクター同士の戦闘を超えた圧倒的なスケール感の戦闘を体感できます。

神機は大きく3種類に分類されます。
アニムス: 強力な一撃スキルで戦況を覆す。
ランチャー: 強力な遠距離火力で攻撃する設置型の神機。防衛に特化している
MAU: 圧倒的なサイズを誇り、プレイヤーが直接搭乗して操縦し、攻撃力を最大化できる搭乗タイプ。MAUのクールタイムは1時間と非常に長く、その使いどころが勝敗を大きく左右する戦略的な兵器。

3. 自由なクラス変更を可能にする「バイオスーツ」システム
『RFオンラインネクスト』には、全6種類のバイオスーツが存在し、合計174種類の固有スーツが用意されています。クラスは、状況に応じて自由に変更可能。さらに、クラス変更の際には装備やスキルの成長度がそのまま引き継がれるため、成長コストを気にせず様々なクラスを試すことができる点も大きな魅力です。

イベントで紹介された初期クラスは以下の6種類です。
遠距離型:
パニッシャー: 銃を使用する遠距離物理攻撃特化。
サイファー: 「フォース」と呼ばれる魔法攻撃を活用する遠距離攻撃。
テクニシャン: ドローンを使って味方を補助する遠距離ヒーラー。
近距離型:
ファントム: 双剣を使用し、近接対人戦に特化した素早い動きが特徴。
ドレッドノート: 両手斧を使った強力な攻撃が特徴の近接突撃型。
エンフォーサー: 片手剣と盾を使い、味方を守る近接防御特化のタンク。
正式サービス時には、さらに1種類の新規クラスが追加され、合計7種類となる予定です。

さらに、プレイヤーは飛行アクションを駆使して戦略的な戦闘を展開できます。敵の背後への奇襲や拠点破壊、迅速な移動、隠された宝箱の発見など、単なる移動手段に留まらない、世界観と機能が一体となった要素です。

白熱のGvGコンテンツ「エデン争奪戦」

今回のイベントの主軸となったのは、最大200名のプレイヤーが宇宙ステーション「エデン」を巡り争奪する大規模GvGコンテンツ「エデン争奪戦」です。イベントでは、4ギルド各15名、合計60名で特別に実施されました。


勝利の鍵は、ポイントの獲得と相手ギルドへの妨害です。自ギルドのポイントを増やすには中央占領地を占領し、相手ギルドのポイントを減らすには相手本陣オブジェクトへの攻撃や、特定の外殻占領地(激化)の占領が重要となります。マップには、本陣、中央占領地、外殻占領地、そして中央占領地への近道となる扉が存在し、これらのエリアを戦略的に活用することが求められます。

GvGコンテンツ「エデン争奪戦」レポート


今回のイベントでは、エデン争奪戦が全2マッチ実施されました。1マッチは前半後半(各10分)で、勝利数が多いチームが優勝です。もし勝利数が同じ場合(例:1勝1敗)は、2マッチの合計総合獲得ポイントが最も多いギルドが勝利となります。
第1マッチでは、当初ギルドDがリードするも、ギルドAとCに集中攻撃され失速。その後、ギルドBも一時的にリードしましたが、同様に標的となりました。最終的に、ギルドAが9470ポイントを獲得し、第1マッチを勝利しました。ギルドAのギルドマスター・しょんなさんは、勝利の喜びを語るとともに、他ギルドへの攻撃理由を「嫌いだったんで」とジョーク交じりにコメントし、会場を沸かせました。
休憩を挟んで行われたトレジャーハンティングでは、飛行機能を使った探索要素が披露されました。

第2マッチでは、第1マッチを制したギルドAが、他の3ギルドから集中攻撃を受ける展開となりました。ギルドAは苦戦を強いられ、最終的にギルドDが10460ポイントを獲得し、第2マッチの勝利を収めました。ギルドAのしょんなさんも「マークされていて、最初にポイントが取れなかった」と苦しい状況を振り返りました。しかし、ギルドAの一員であるが単独で拠点を取る動きが、勝敗に影響を与えたと解説のS嶋さんは分析しました。

2マッチを終え、総合ポイントで争われる最終結果は、総合ポイント17430ポイントを獲得したギルドAが見事総合優勝を飾りました。第2マッチでの苦戦を乗り越え、第1マッチでの圧倒的なリードと堅実な守りが勝利の決め手となりました。
ギルドマスターのしょんなさんは、苦しい状況でもチームメイトへの感謝を述べ、他のギルドマスターもそれぞれに熱い戦いの感想を語りました。特にギルドCのマスター・ふぃのさんは、第2マッチで残り3秒までポイントで勝っていたにもかかわらず、最終的にポイント差で惜敗したことを明かし、一瞬の駆け引きとバランスの難しさが本作の奥深さであると語りました。
『RFオンラインネクスト』事前登録はこちら『RFオンラインネクスト』のローンチ日が決定!
イベントの最後には、待望の日本向けサービス開始日が発表されました。『RFオンラインネクスト』は、2025年9月30日に日本でローンチ予定とのことです。

さらに、本作は韓国、台湾、日本といったグローバルなユーザーが一同にGvGコンテンツを楽しめるようになることが明かされました。通常のフィールドコンテンツは地域ごとのサーバーで進行し、GvGコンテンツのみグローバルマッチングが行われるため、各地域のユーザーが成長しつつ、大規模なGvGで世界中のプレイヤーとぶつかり合う興奮を味わえるとのことです。
イベントを終え、統括開発プロデューサーのグァンミン氏は、「想像以上にうまく受け入れていただけるか心配していたが、GvGで戦闘と協力というゲームの本質を十分に楽しんでいただけたことが嬉しかった」とコメント。ドゥホン氏も「今日の反応を感動的に受け止め、今後の展開に向けて準備を進めていきたい」と、日本ユーザーからの手応えに感謝を述べました。
S嶋さんは「『RFオンラインネクスト』はGvGコンテンツが豊富で、グラフィックも非常に綺麗。空を飛び、ロボットに乗れる、グローバルと戦えるスケールの大きさなど、いいところを挙げたらキリがない」と本作への期待を語り、来場者に向けて一緒にプレイすることを呼びかけました。
今回の先行体験会は、プレイヤーが一体となって楽しむGvGの奥深さ、戦略的なメカニック兵器やバイオスーツシステム、そしてSFとメカが融合した広大な世界観といった『RFオンラインネクスト』の多岐にわたる魅力を存分に伝えるイベントとなりました。2025年9月30日の正式サービス開始が今から待ち遠しい限りです。

開発者インタビューを実施―自由度の高いカスタマイズ要素も
さらにゲーム内を深堀りするべく、ここからは開発者へのメールインタビューをお届け。イベントにも登壇したホン・グァンミン総括プロデューサーとキムドゥホン グローバルプロデューサーに回答いただきました。
――『RFオンラインネクスト』を開発するうえで最も重視した点は何でしょうか?
ホン・グァンミン:ユーザーの皆さまにとって「ゲームが与える楽しさとは何か」を、開発者として常に自問自答してきました。最終的に、ゲームの楽しさは「ユーザーの努力に対してどれだけの報酬と成長が伴うか」にかかっていると考えました。
――『RFオンラインネクスト』の世界観はどのような物語ですか?
ホン・グァンミン:古代から約4,000年にわたり続く壮大な宇宙世界を舞台に、ノヴァス惑星の三国家「ベラート、アクレシア、コラ」の建国から物語が始まります。限られた資源をめぐる三国間の協力と戦争の時代を背景とし、プレイヤーは古代宇宙を支配した「アーケイン」種族の血を引く「サイオン傭兵」として活躍します。
資源枯渇によって宇宙開拓を続けていた人類は、古代文明「アーケイン」の痕跡とともに新たな希望を発見しました。しかし外敵の侵攻により大半の人類は滅亡。逃亡の果てにたどり着いた惑星ノヴァスで、人類はアクレシア、ベラート、コラの三国家を築き、生存をかけた激しい戦争を再び始めます。その中心にはバイオスーツを自在に操るアーケインの後継者「サイオン」が存在し、プレイヤーはサイオン傭兵として三国家に身を投じ、物語を進めることになります。

――『RFオンラインネクスト』の核心的な戦争コンテンツは?
キムドゥホン:代表的なものは「クォーリー戦争」と「エデン争奪戦」です。
クォーリー戦争はクラグ鉱山の資源をめぐり、同一サーバー内で最強ギルドを決定するコンテンツです。予選「スカーミッシュ」を経て、本戦「国家戦」が行われます。勝利したギルドは名声や税収、鉱山の独占採掘権など強力な報酬を得られます。クォーリー戦争のスカーミッシュと国家戦では多様なルールや戦術があり、単純な力比べではありません。神機や飛行といった戦略要素を活用し、仲間と共に勝利を目指す楽しさがあります。
エデン争奪戦はギルド間の競争をスポーツ形式で展開するコンテンツです。サーバーを超えて全ワールド基準で4つのギルドが1つの戦場にマッチングされ、1ギルド最大50人、合計200人が参加します。ギルド拠点から出発し、中間拠点を制圧してバフを獲得し、最終的に中央拠点を確保して得点を重ねることが目標です。累積ポイントによって1~4位が決まり、シーズン勝利ポイントを獲得して上位リーグへ昇格するリーグ制コンテンツになっています。
――『RFオンラインネクスト』アートの核心コンセプトは?
ホン・グァンミン:「新次元メカニック」をキーワードに、国家ごとの歴史や哲学をマップやデザインに反映しました。戦闘兵器である神機、バイオスーツ、ローヴァはメカニックのロマンを実現できるよう設計しています。
各国家の背景には、それぞれの歴史と哲学を自然に溶け込ませました。アクレシアの冷徹な軍国主義、ベラートの独創的な雰囲気、コラの幻想的な神秘性をマップの細部にまで視覚化しています。
神機は直接的な戦闘要素であるため、迫力あるメカビジュアルに注力しました。ランチャーは成長度に応じて火力と存在感が増すように表現し、MAUは操縦の楽しさを実感できるよう搭乗動作や機械的な動きを細部までデザイン。戦闘スタイル(遠距離型・近距離型)に応じて外観も変化します。アニムスは戦闘中の登場時に圧倒的な威容を示せるよう、華やかなエフェクトを実装しました。


――カスタマイズの自由度はどの程度ですか?
キムドゥホン:外見を飾るだけでなく、細部まで自分の理想像を反映できる高い自由度を備えています。性別選択後、顔の輪郭・目鼻立ち・髪型まで細かく調整可能で、直感的なUIにより誰でも簡単に個性的なキャラクターを作成できます。

『RFオンラインネクスト』は2025年9月30日より正式サービス開始予定。公式サイトまたは各ストアから事前登録をすると、サービス開始時に以下の豪華報酬を受け取ることができます。
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