2025年9月25日より開催されている「東京ゲームショウ2025」。数ある出展の中でも、ハードコアな世界観で多くのファンを魅了する『Escape from Tarkov』は、今年も独特の存在感を放っていました。
今年のBattlestate Gamesブース（ホール3, 03-C05）は、ゲームの世界観を細部に至るまで再現した圧巻の作り込み。本稿では、まるでゲームの中に迷い込んだかのような、そのリアルな体験を写真と共に詳しくレポートします。
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今回のTGS出展の大きな注目点として、正式リリースで実装される最終ミッションの一部を世界最速で体験できる特別なプレイセッションが実施されました。録画・撮影は禁止されていましたが、そこで体験できたのは、まさに最終ミッションにふさわしい緊迫感あふれる内容。
ミッションの舞台は新マップ「ターミナル」。これまでテキストベースで語られてきた本作の物語ですが、今回は冒頭からカットシーンが挿入されていました。
レイド開始時は文字通り丸腰の状態。まずはスタート地点で最低限の回復アイテムや食料を回収し、道中の死体から装備を現地調達しながら脱出を目指すという、緊迫感あふれる展開が待ち受けていました。
道中には複数の味方NPCが登場するものの、それを遥かに上回る数のScavが容赦なく襲いかかってきます。マップ全体がかなり薄暗く、一瞬の判断ミスが生死を分ける状況で、敵と味方の識別すら困難な場面も。これまでの『タルコフ』で培ってきたすべての経験が試されるような、非常に歯ごたえのあるミッションでした。
タルコフ市を完全再現！ファン垂涎の体験コーナー
ホール3に構えるメインブースは、遠くからでもその異質なオーラを感じさせます。コンテナに囲まれたような薄暗い空間は、他の華やかなブースとは一線を画す緊張感に満ちており、まるで先ほどプレイした最終ミッションの雰囲気を再現しているかのようでした。
カスタマイズされたAKや、ゲーム内でおなじみのコンデンスミルクの缶、ガンマコンテナといった、プレイヤーなら誰もが知るアイテムが展示されていました。
さらにブース内では、体験型のコンテンツも充実。ゲーム内のジムを再現した「GYM」コーナーでは、実際に筋トレ器具を使ったトレーニングに挑戦することができ、常に多くのチャレンジャーで賑わっていました。また、ブース前にはタギーラをはじめとする公式コスプレイヤーが常駐し、記念撮影をするファンで絶えず人だかりが。
さらに、ブースではセラピストから依頼される「TGS特別タスク」も用意されており、ブース内の様々なミッションをクリアすると、豪華景品が当たる「BIGチャンスガチャ」に挑戦できるという遊び心も。
Battlestate Gamesのメインブースは、単なるゲームの展示に留まらず、訪れる者すべてを『Escape from Tarkov』の世界へと引きずり込むような演出が施されていました。
ゲームでおなじみのアイテムを眺め、タギーラと記念写真を撮り、GYMで汗を流す。まるで自分がタルコフ市の一員になったかのような錯覚に陥る、ファンにとって最高の体験空間。このブースでの体験は、来るべき正式リリースへの期待をさらに高めてくれるはず。TGS2025に訪れるPMC、SCAV諸君は、この“幕張のタルコフ市”に立ち寄らない手はありません。
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