TGSにも出展中の『プラグマタ』試遊を先行体験!プレイヤーの強化要素追加や、判断がさらに重要になったバトルは歯ごたえアリ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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TGSにも出展中の『プラグマタ』試遊を先行体験!プレイヤーの強化要素追加や、判断がさらに重要になったバトルは歯ごたえアリ

さらに、拠点ではディアナとのコミュニケーションもとれます。

連載・特集 プレイレポート
TGSにも出展中の『プラグマタ』試遊を先行体験!プレイヤーの強化要素追加や、判断がさらに重要になったバトルは歯ごたえアリ
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2025年9月25日から28日にかけて、国内最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2025」が開催中です。

カプコンブースではさまざまなタイトルが出展しており、そのなかにはハッキングがカギの新作SFアドベンチャー『プラグマタ』の姿も。今回はTGSの開催に先駆け、試遊の内容を体験できたので、その様子をお届けします。

なお、今回の試遊は以前のGamescom版と異なり、敵の火力など一部のバランスが調整されています。ストーリーの流れなど基本的な部分は同様なので、以前に掲載されているプレイレポートもあわせてご確認ください。


新たな要素の「拠点」では、装備の強化やディアナとのコミュニケーションも!

本作の物語の舞台となるのは月の研究施設で、この施設は人工知能「IDUS」によって管理されています。ふたりの主人公、宇宙服姿の「ヒュー」とアンドロイドの少女「ディアナ」は、たがいに協力しながら研究施設を探索します。

探索ではヒューの宇宙服に装備されているスラスターを駆使した、ホバリングやダッシュといったアクションが可能になっています。

また、各地にはハッキングで謎解きができるパズルが用意されており、施設のロックは指定されたボタンを押すことでハッキング可能。試遊では研究施設の発電設備を復旧させるところからストーリーが始まり、暗がりの中でスキャン機能を使いながら非常電源装置を探しました。

今回の試遊からはプレイヤーの拠点となるシェルター区画も追加。素材となるアイテムを使ってヒューやディアナを強化できるほか、追加の装備のアップグレードや複製も可能です。追加の装備複製は、探索の道中で一度でもその装備を入手するとレシピがアンロックされる仕組みです。

確認できた強化要素はさまざまで、宇宙服の耐久力、ヒューの銃の攻撃力、ディアナのハッキングダメージと効果時間など、プレイスタイルにあわせた強化を選択できます。

強化に必要な素材は戦闘や探索など、道中で獲得できます。なかにはホバリングで渡った先や頭上など、取るのに苦労する場所に配置されているものもあります。「見えるけど取れない……!」という絶妙な設計で、思考を凝らしたり、マップをくまなく探索するモチベーションに繋がっているのは良い点だと感じました。

また、シェルターの中ではディアナと会話を楽しんだり、探索中に見つけたものをプレゼントすることもできます。3Dプリンターで新しく作り出した地球儀に、ディアナは興味津々の様子。

回避優先?それともハッキングを押し通す?戦闘ではプレイヤーの判断がより重要に

本作の戦闘ではスタンダードな銃である「グリップガン」のほかに、近距離で絶大なダメージを叩き出す「ショックウェーブガン」、敵の動きを阻害できる「ステイシスネット」など、複数の装備を切り替えて戦います。

また、戦闘においてもディアナのハッキングは重要な要素。通常時は敵に銃撃のダメージがほとんど通らないものの、ハッキングをすることで装甲にダメージを与えられるほか、相手の弱点が露出して効果的なダメージを出せるようになります。

今回の試遊では以前と比較すると敵の火力も調整されており、ハッキングを通して敵を攻撃するか、それとも敵の攻撃の回避を優先するかの判断がより重要になりました。特に、敵が複数体いるシチュエーションでは、遠くの敵をハッキングをしている最中に接近してきた敵に攻撃されていしまう……というような場面も。

回復アイテムの持ち込みや回復効果のアップグレードは可能なものの、ヒューの耐久力自体もある程度強化しておいたほうが良いように感じました。

また、ハッキング中に「ノード」と呼ばれる特殊なマスを通ることで、ハッキングにさまざまな効果を付与できます。例えば、青いマスは与えるハッキングダメージの増加、黄色のマスは敵の防御力をダウンさせる効果があります。

ハッキングをする際にノードのマスをどれだけ通るか、あるいは最短距離で手早くハッキングを終わらせるかなど細かな部分でもプレイヤーの判断が求められ、難しいと同時に楽しい部分でもあると感じました。

電源を復旧させ、エレベーターで登った上層にはボスとなる「セクターガード」が待ち構えていて、プレイヤーに熾烈なミサイル攻撃や突進を繰り出してきます。ミサイルの着弾地点は予兆が表示されるので、ハッキング画面だけでなく足元にも注意が必要です。

ボス戦でも複数の武器を駆使した戦い方は有効です。まずはネットで足止めして動けなくなったところをハッキング、防御力を下げてからウェーブガンでHPを大きく削ります。残弾やノードがなくなってしまった場合でも、ある程度はフィールド外周で補充ができました。

さらに戦闘でゲージを貯めていくと「オーバードライブ」が発動でき、周囲の敵をハッキングして弱点を露出させるなど大きな攻撃のチャンスが生まれます。また、ダウンした相手にヒューが飛び乗り、大ダメージを与える派手な演出も用意されています。


今回はTGS版『プラグマタ』試遊の先行体験レポートをお届けしてきました。前回から強化要素が追加され、さまざまな項目によるビルド要素などにも期待できます。

戦闘面では敵の火力も調整されていて、ハッキングと回避のどちらを優先するか、ハッキングもどれくらいマスを通るのかなど、あらゆる場面でプレイヤーの判断が重要となっています。今後のさらなるステージやボス、武器など追加の情報にも注目です。

『プラグマタ』は、2026年にPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定です。


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ライター:kurokami,編集:みお



ライター/チャーシュー麺しか勝たん kurokami

1999年生まれ。小さい頃からゲームに触れ、初めてガチ泣きした作品はN64の『ピカチュウげんきでちゅう』です。紅蓮の頃から『FF14』にどハマりしており、Game*Spark上ではのFF14関連の記事を主に執筆しています。

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編集/取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

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