2025年9月19日(金)~2025年9月25日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。1週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
◆5位―アヒル版『タルコフ』こと『エスケープ フロム ダッコフ』10月16日にPCで発売
bilibiliは、Team Soda開発の脱出シューター『エスケープ フロム ダッコフ(Escape From Duckov)』をWindows/Mac向けに10月16日に発売すると発表しました。
本作はアヒルのキャラクターを操作する見下ろし視点の脱出シューター。敵と戦いながら物資や装備を集めていきますが、敗北してしまうと装備を失うため、時には生き残ることを優先するような慎重さも求められます。


脱出シューターとして人気の『Escape from Tarkov』が特徴とする緊張感あるゲームプレイとはまた違ったカジュアルさが注目を集め、6月にはSteamウィッシュリストの登録数が30万件を突破したとの発表もされています。
『エスケープ フロム ダッコフ』は、Windows(Steam、Epic Games Store)/Mac(Mac App Store)向けに10月16日に発売予定です。
◆4位―『モンハンワイルズ』タイトルアップデート第3弾の最新情報番組が配信予定
カプコンは同社のYouTubeチャンネルにて「TGS2025 カプコンオンラインプログラム」を2025年9月24日23時より配信することを9月20日に発表しました。
同配信番組では、『プラグマタ』『ストリートファイター6』などといったカプコンの人気作の新情報に加え、『モンスターハンターワイルズ』の無料タイトルアップデート第3弾の最新情報を紹介。
配信で紹介された無料アップデート第3弾では、『ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)』とのコラボコンテンツや、「歴戦王ヌ・エグドラ」が登場予定。


また、「巨戟龍 ゴグマジオス」の追加をはじめ、エンドコンテンツの拡充を行うタイトルアップデート第4弾を、12月に予定していることも発表されました。詳細は後日に告知を行うとこのことです。
◆3位―『エルデンリング ナイトレイン』最高難易度ソロクリア者がこぼした作業感への不満
フロム・ソフトウェアから発売中のARPG『ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)』。発売当初の人気も冷めやらぬまま、先日レート制を採用した高難度モード「深き夜」が実装され、多くの夜渡りが己の限界に立ち向かっています。
そんな中、あるハードコアソウルライクプレイヤーが、最高難度“深度5”のソロクリアを達成した上で本モードに対してあまり快く思わない意見を示しました。
様々なソウルライク作品のプレイ動画をYoutubeへアップしているOngbal氏は、“深度5”攻略動画にて「1週間をかけて深度5まで頑張ってきましたが…正直言って、高深度では楽しくありません。」と概要欄を通し言及。
実際、公開された動画では堅実なビルドと慎重な攻撃により高耐久のボスを着実に削りきるという攻略を行っており、ある種の作業感が否めないものだった様子です。

「深き夜」では強力な武器効果や遺物、そしてランダムな強化エネミーによってビルドや攻略の幅をより広げた探索が楽しめるとして評価されていますが、そのバランスが維持されているのは低深度までとみられ、発表時にも深度3までの攻略を前提としていることが示唆されていたほど。
Ongbal氏は本来パリィを得意とする執行者を好んで使っていたとのことで、深度5の攻略ではその好みを差し置いて追跡者を使わざるを得ない状況であったようです。
◆2位―『空の軌跡 the 1st』Steam版全ユーザー達成率100%実績が確認される

9月19日に発売されたSteam版『空の軌跡 the 1st』ですが、本作において一時全ユーザー達成率100%の実績が確認されたことが話題となっています。
Don't think I've seen "100% of players have this achievement" before.
byu/Bamboozle_ inSteam
その実績とは「いざ出発!」で、序章の中でもごく序盤。主人公たちが自宅から出発することで取得可能なものです。
「ゲームを始めて起動する」みたいな簡単な実績であっても、「買ったはいいが相性問題で起動しない」とか、「そもそも時間が無くて積みゲー化した」とかいろいろと起こりうるのがPCゲーム。全ユーザー達成率100%という実績はある意味珍しいものでしょう。
なお、当該の実績は本記事執筆の時点で達成率97.2%とやや低下しています。
◆1位―14万近いウィッシュリストを集めていたモンスター使役2Dサンドボックス、正式リリース時には581本しか売れなかった
Permadeathが2016年6月に早期アクセスを開始した2Dサンドボックス『Planet Centauri』は、2024年12月に正式リリースを迎えました。
その時点で103,400本を売り上げ138,675件のウィッシュリストを集めていたにもかかわらず、正式リリース後は5日間で581本しか売れなかったということが理由とともに報告されています。
本作は『テラリア』にインスパイアされており、幅広いスキルやクラスのキャラクターで冒険し、レアリティのある装備品や自分だけの魔法の呪文、村の建設と住民への仕事の割り当てといった要素も採用。また大きな特徴として、モンスターを捕獲して調教することができ、変身させたり繁殖させたりすることでより強くしていくことも可能です。

そんな本作は2024年12月に正式リリースとなりましたが、開発元は海外掲示板Redditに、その際には「5日間で581本しか売れなかった」と9月13日に投稿。そして同投稿では、その理由が9か月越しに明らかになったことも報告しています。
それによると、Valveからのメールによって、ウィッシュリストに登録していたユーザーへのメール通知が送信されないというバグが発生していたと説明されたとのことです。
2015年以降100件未満の発生が確認されているというバグに影響されてしまったことについて、同開発元は「こんな宝くじに当たるなんて信じられない!」とし、埋め合わせとしてValveから提案された日替わりスペシャル(Daily Deal)への招待にも不満を漏らしています。

同Reddit投稿では「怒る気力も湧いてこない」としたうえで、本作のサポートを続けることは経済的に不可能であるという理由から、次のプロジェクトを開始していることも「それが唯一の方法」として明かしています。
今週最も読まれたのは、2Dサンドボックス『Planet Centauri』についての記事に!本件に対し、開発者の1人であるLaurent Lechat氏は海外メディアPolygonのインタビューに対して、「結果に対する私達の責任は重々承知しています」ともした上で、それでも正式リリースから5日間での581本という売上は「全く理解できなかった」と改めて主張しています。
¥10,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


















