泥臭く、緊張感あふれる戦場―『バトルフィールド6』シングルプレイヤーがTGS2025でお披露目!【TGS2025】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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泥臭く、緊張感あふれる戦場―『バトルフィールド6』シングルプレイヤーがTGS2025でお披露目!【TGS2025】

親の言うことなんて聞かずにBFをやれ!

連載・特集 イベントレポート
泥臭く、緊張感あふれる戦場―『バトルフィールド6』シングルプレイヤーがTGS2025でお披露目!【TGS2025】
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東京ゲームショウ2025のエレクトロニック・アーツブースにて『バトルフィールド6』のシングルプレイヤーキャンペーンを紹介するライブショーケースが開催されました。

イベントには実況者の岸大河氏が登壇し「BF6がTGSに帰ってきた」と観客を盛り上げつつ、開発チームとキャストがキャンペーンの魅力を語りました。

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泥臭く、緊張感あふれる戦場体験

登壇したのは、エグゼクティブ・プロデューサー兼シングルプレイヤー部門リードのフィリッポ・デュシャム氏。彼は本作について「泥臭く、緊張感あふれる体験を、大陸を横断して楽しめる」と語り、プレイヤーが没入するキャンペーンの魅力を強調しました。

物語の舞台は2027年。経済混乱や代理戦争により不安定化した世界で、NATOの存在感が揺らぐなか、東欧諸国が独立の道を進みます。そこへ台頭するのがPMC「パックス・アルマータ」。元NATO加盟国の資金をもとに急成長した企業として、プレイヤーの前に立ちはだかります。

個性豊かなキャラクターたち ―「ダガー1-3」

キャンペーンでは「ダガー1-3(ワンスリー)」と呼ばれる部隊が物語を牽引します。

フットボーラーの道を捨てて軍隊に入隊したチームのリーダー「ハズ・カーター」、将校のポジションよりも前線を選んだ「ディラン・マーフィー」、農場で狩りを学び、軍で腕を磨いた紅一点「シモーネ“ゲッコー”エスピーナ」、欠かせないサポート役「クリフ・ロペス」、そして謎多きCIA工作員「ルーカス・ヘムロック」ら、多彩な仲間がプレイヤーを支えます。

俳優ジェイ・ウォーカー氏も登壇

主人公ディランを演じる俳優ジェイ・ウォーカー氏もステージに登場。

「タイムマシンがあったら子どもの自分に『親の言うことなんて聞かずにBFをやれ』って言いたい」と冗談を交えつつ、キャスト陣との絆を振り返りました。さらに「日本のうどんが好きだ」と語る一幕もあり、会場を沸かせました。

グラディウス作戦のデモプレイ

続いて、シニアディレクターのアンディ・マクナマラ氏が登壇、そしてシニアクリエイティブディレクターのローマン・キャンポス・オリオラ氏によるデモプレイが披露されました。

ミッション名は「グラディウス作戦」。舞台はジブラルタル海峡で、パックス・アルマータの侵攻を阻止すべく、プレイヤーはディランとして参戦します。

デモでは、水陸両用タンクで海から浜辺に突入するシーンが展開。敵拠点を破壊しつつ進軍し、巨大ビルの崩落による粉塵と爆煙が迫力たっぷりに描かれました。

さらに視点はタンク内部に切り替わり、仲間の救助や歩兵戦闘へと移行。指示を出して仲間を動かしながら進む、緊張感のある展開が続きました。

ジェイ氏は「自分自身のキャラを操作するのはなかなかない体験。死にたくないと思った」と笑いつつも、モーションキャプチャーの舞台裏についても語りました。「タンクに入り込むシーンでは本当に狭いセットが組まれて、ヨガの体操みたいに潜り込むシーンを撮ったんだ」と、リアルさへのこだわりが垣間見えるエピソードを披露しました。

シングルとマルチの連動

本作の特徴のひとつが、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーの連動です。シングルで破壊した建物が、そのままマルチプレイマップに崩壊後の姿で登場するとのこと。敵スナイパーは建物ごと破壊することも可能で、戦場の様相は大きく変化します。

また、ストーリー中に別キャラクターの視点へ切り替わる場面や、キャラクターごとの異なる兵科での戦闘も用意されており、より多面的な戦争体験が楽しめるようになっています。

Q&Aセッション

続いて開発者へのQ&Aセッションが行われました。

――BF6のシングルプレイヤーで注力したポイントはどこでしょうか。

フィリッポ氏:泥臭さとアドレナリン全開のゲームプレイ、そしてプレイヤーが好きになってもらえるようなキャラクターを通してゲームを体験してもらいたいといったところです。

ローマン氏:マップがそのままマルチプレイヤーモードにつながっている点に注目していただきたいです。BFらしいチーム戦闘や破壊要素など、すべてを楽しんでもらえるはずです。

――前作にはシングルプレイヤーはありませんでしたが、復活させた理由は?

フィリッポ氏:新作を作るにあたり、「今までにないボリュームを持ったBF」を実現しようと考えました。その根幹にあるべきシングルプレイヤーを復活させたのです。

アンディ氏:プレイヤーの皆さんには、BFの世界観を実際にそこにあるかのように体験してほしいと思っています。「パックス・アルマータ」という存在が、実際にどこで、どのように戦っているのかを感じ取っていただければうれしいです。

――今作で特に進化した点を挙げるとすれば?

ローマン氏:シネマチックな演出、全面戦争のスケール感、そして破壊ギミックの進化です。また、ストーリーに登場するキャラクターたちが、それぞれスキルを持つ頼れる仲間として描かれているのも大きなポイントだと思います。

フィリッポ氏:プレイヤー自身が「まさに主人公である」と感じられるキャラクター像を築くことを大事にしました。

ジェイ氏(ディラン役):主人公を演じるという立場は、ある意味で周囲の役者たちの“カメラマン”になるようなものでした。皆さんが全力のパフォーマンスをしてくれたので、それを間近で見届けられたのは特別な体験でした。

ローマン氏:加えて、キャンペーン中には別のキャラクターの視点になる場面もあります。

アンディ氏:キャラクターごとに兵科も異なりますし、屋内市街地や地下鉄といった多彩なマップも用意しています。ぜひ楽しみにしていてください。

――シナリオを作るにあたり、現実の軍事や地政学についてはどのように取り組みましたか。

ローマン氏:地に足の着いた世界観を持たせたいと考え、軍事専門家などにヒアリングを行いました。ただし、実際の政治にメッセージを込めているわけではありません。あくまで「最高のBFを届ける」ことが目的です。

――最後に、キャンペーンで注目してほしいシーンはありますか。

ジェイ氏(ディラン役):詳しく言うとネタバレになってしまいますが、心情的にも全身全霊を注いだシーンがあります。ぜひ楽しみにしていてください。


最大規模のスケールや破壊表現で描かれる『バトルフィールド6』のシングルプレイヤーモードは、映画を超えた驚きを我々にもたらしてくれました。ディランたちになって戦場を駆ける日が楽しみです!

『バトルフィールド6』は2025年10月11日、PC/PS5/Xbox Series X|Sにて発売予定です。

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ライター:各務都心,編集:TAKAJO


ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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