「ホロライブの皆さんに声を当てていただけたのは本当に光栄だった」時を操る2Dアクション『Chrono Gear: Warden of Time』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「ホロライブの皆さんに声を当てていただけたのは本当に光栄だった」時を操る2Dアクション『Chrono Gear: Warden of Time』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Team Chrono GearとGalaxyTrail開発、PC/Linux向けに9月12日にリリースされた時を操る2Dアクション『Chrono Gear: Warden of Time』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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「ホロライブの皆さんに声を当てていただけたのは本当に光栄だった」時を操る2Dアクション『Chrono Gear: Warden of Time』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Team Chrono GearとGalaxyTrail開発、PC/Linux向けに9月12日にリリースされた時を操る2Dアクション『Chrono Gear: Warden of Time』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、乱れてしまった「時間」を修復するため、剣を取り時を操る2Dアクションゲーム。ホロライブEnglishで活躍する「時間の典獄」オーロ・クロニーが、気高く、激しく戦います。速さ、スタイリッシュなアクション、探索可能なハブエリア、そしてドラマチックなストーリーが特徴。日本語にも対応済み。

『Chrono Gear: Warden of Time』は、1,800円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Sabrinaこんにちは!私はSabrinaですが、SpaceyBatという名前でも活動しています。小さなインディーゲームスタジオGalaxyTrailのCEOで、私たちはテンポの速いアクションプラットフォームゲームを開発していることで知られています。

ひとつだけお気に入りのゲームを選ぶのは難しいですが、好きなゲームシリーズには『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ロックマン』『DOOM』『スーパーマリオ』、そして『どうぶつの森』などがありますね。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Sabrina本作ではホロライブのオーロ・クロニーを主人公にしているため、彼女が「時間の典獄」という役割を持つことを、見た目やゲームプレイで表現したいと考えました。そのため、本作では2つのユニークな時間操作能力を搭載しました。「加速」はクロニーの移動速度を上げ、「減速」は周囲の時間を遅くします。プレイヤーはこれらの時間能力を自由に切り替えることで、ボタンひとつでゲームの難易度を動的に変化させることができるのです。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Sabrina本作のプロデューサーとして、私が最も大きな影響を受けたのは『スーパーマリオギャラクシー』『ロックマンゼロ』『風のクロノア』、そして『ファイナルファンタジーVI』です。注意深いプレイヤーであれば、これらの作品のテーマ的要素が、本作の物語や環境に反映されていることに気づくかもしれません!

また、本作の多くのステージ環境は実在の場所からも着想を得ています。例えば、「Castle Road」ステージはスペイン建築にインスパイアされており、「Sky Tops」ステージの景観は南米の風景を参考にしています。さらに、ホロライブのタレントからも大きな刺激を受けており、多くの環境、キャラクター、ビジュアルモチーフは彼女たちの配信やミュージックビデオをベースにしています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Sabrinaオーロ・クロニーをはじめ、ホロライブのタレントの皆さんに声を当てていただけたのは本当に光栄でした。各タレントごとにキャラクターの概要とセリフを含んだ台本を用意したのですが、ご本人たちがもしご自分で本作をプレイしたいと思ったときのために、本作のストーリーをあまり明かしすぎないようにも配慮しました。リリース後に彼女たちが本作を遊び、それを配信し、自分の声にリアクションする様子を見るのはとても楽しく、その結果に私たちもとても満足です!

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Sabrinaプレイヤーの皆さんから、これほど多くのポジティブなフィードバックをいただけて本当に嬉しく思っています。特に喜ばしいのは、本作が「出来の良いホロライブのファン向けゲーム」としてだけでなく、「良質なインディーゲーム」として評価されていること、そして元ネタを知らない方にとってもキャラクターに共感できて楽しめる存在になっていると言うことです。

本作は、愛情を込めて手作りした私たちの「奇跡」であり、それをプレイヤーの皆さんに感じ取ってもらえていることに心から感謝しています。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Sabrina私たちは、プレイヤーの皆さまからいただいたフィードバックをもとに一部のステージを改善するとともに、バグ修正や古いPC向けのパフォーマンス最適化を行う予定です。いつかコンソール版を出せたらと言うのが私たちの夢ですが、それについてはもちろんパブリッシャー次第になります。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Sabrinaぜひ本作を配信してください!本作はholo Indieのもとでパブリッシングされていますので、配信の収益化を超えるコンテンツを作成される場合は、ホロライブの二次創作ガイドラインをご確認いただくことをおすすめします。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Sabrina本インタビューをお読みいただき、本当にありがとうございます。そして本作を遊んでみたいと思ってくださっている皆さんには、ぜひ楽しんでいただければと思います!

どんな時も、自分の心に正直でいてください。そして覚えていてください。あなたにしか生み出せないものと言うのがあるのですから。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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