【吉田輝和のTGS2025絵日記】就職先が倒産して離婚してオープンさせたカフェもやっぱり潰れちゃう。不幸な中年が不思議な世界に迷い込むナラティブADV『OPUS: Prism Peak』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和のTGS2025絵日記】就職先が倒産して離婚してオープンさせたカフェもやっぱり潰れちゃう。不幸な中年が不思議な世界に迷い込むナラティブADV『OPUS: Prism Peak』

14キロの……Red Bull……

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【吉田輝和のTGS2025絵日記】就職先が倒産して離婚してオープンさせたカフェもやっぱり潰れちゃう。不幸な中年が不思議な世界に迷い込むナラティブADV『OPUS: Prism Peak』
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この連載を始めて早いものでもう8年が経ち、色んなイベントに顔を出していると少しは知人と呼べるくらいの関係も増えてきました(8年目にしてようやく……!)。東京ゲームショウ2025では「一緒に周りませんか?」と事前にお誘いを受け、某格闘ゲームのイラストや漫画などを手掛けている人気イラストレーターさんと合流してきました。

グッズを集めるほど好きなイラストレーターさんに会えただけでも嬉しいのに、なんとイラスト入りのサイン色紙までいただいてしまいました。スマホ代15万円と取材やり直しが精神的ダメージ10だとすると、サイン色紙の回復量は100!

一気にカンスト回復したので、不幸がまるごと幸福にひっくり返った気分です。取材してぇ~!……まあ財布のダメージはまだ残ってますが。

東京ゲームショウ2025関連記事はこちら!

◆不思議な世界に迷い込んだ中年と少女が旅する『OPUS: Prism Peak』

今回紹介するのは、SIGONOが手掛け、集英社ゲームズから発売される『OPUS: Prism Peak』!本作は、不思議な世界に迷い込んだ中年男性が、記憶を無くしてしまった少女と一緒に、写真撮影を通じてこの世界の真実を解き明かしていくナラティブなアドベンチャーゲームだ。

主人公ユージンがまだ子どもだった頃、大好きなおじいちゃんといっしょに、蝶や野生動物の写真を撮影しながら楽しく暮らしていた。

そして時は流れ、ユージンは結婚や就職を経て大人に成長する。

だが、離婚や会社の倒産など不幸が続き、ユージンの心は疲弊していく……。しかし不幸のあとにはポジティブとネガティブの選択肢が現れ、選び方次第ではやけに前向きなユージンになるぞ。

ドラ◯もんが来なかった世界線のの◯太みたいにへこたれないユージンだ。

そして、おじいちゃんの葬儀に向かう途中に事故に遭い、目覚めると不思議な世界に迷い込んでいた。そばにいた謎の少女とともに、この自然豊かな世界を抜け出す手がかりを集めていく。

この世界には人間はおらず、神霊と呼ばれる動物のような生き物が存在している。最初に出会ったときの彼らはどこか虚ろで存在も希薄だったが、適切なタイミングで写真を撮影することで、実体化して意識をはっきりと取り戻した。

動物(神霊)を撮影できるだけで、個人的に高ポイント!ワンちゃん、かわいいねえ!

カメラと写真は本作における重要なポイントだ。神霊の意識を取り戻す以外にも、撮影した写真を不思議な火鉢に焚べると、ストーリーを進めるキーアイテムの切符が手に入った。

この電車に乗ってどこへ行くのか。少女の記憶は取り戻せるのか。この世界から帰れるのか。不安は数あれど、プレイヤーの僕としてはさらなる動物たちとの出会いと写真撮影に胸を躍らせていた。

『OPUS: Prism Peak』は、PC(Steam)/ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2向けに2025年秋に発売予定!



スマホぶっ壊れ事件の傷が、思わぬ形で癒やされました。まあ現実としてスマホの買い替え費用はしっかりかかるんですけどね……。そして次回がラストのTGS2025絵日記になります。お楽しみに!誰のサインを貰ったのか気になる方は僕のXでご確認ください。


ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海


ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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