【連載】最新作『リトルナイトメア3』発売迫る!異変探し和風ホラー、話題集めた『事故物件監視協会』続編発表など、最新ホラーゲーム&ニュースまとめ【#アナタの知らない恐怖の世界】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【連載】最新作『リトルナイトメア3』発売迫る!異変探し和風ホラー、話題集めた『事故物件監視協会』続編発表など、最新ホラーゲーム&ニュースまとめ【#アナタの知らない恐怖の世界】

毎週イチオシの最新ホラーゲーム&ニュースをお届け!

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さあ今週も、ホラーフリークス垂涎の週刊連載「#アナタの知らない恐怖の世界」のお時間がやってまいりました。本企画は、ホラーゲームを愛してやまない筆者が、PC/コンソールを中心に発売直後または発売予定の“旬”のイチオシ新作ホラーゲームをピックアップしていくというもの。

それに加え、映画や体験イベントなどさまざまな最新ニュースもまとめてお届け!これを読めばすべて丸わかりのホラー連載企画です。


【今週イチオシ最新ホラーゲーム】

◆『Last Term』(Steam)

本作は、間違い探し系の一人称視点ホラーゲームです。プレイヤーは、謎めいた神によって学校に閉じ込められた生徒となり、 周囲の環境を覚えて「異常」を見つけ、0階に到達して脱出することがゲームの目的です。

本作の特徴は、『8番出口』ライクな異変探しと、謎解き要素が融合したゲームメカニクスにあります。まずプレイヤーは、廊下や教室など3つのエリアを探索し、何の変哲もないものから、非常に不気味なものまで、50種類以上の多様な「異変」に遭遇します。

そこで異常を感じたら下へ進み、すべてが正常だと判断したら上へと進みます。これが基本ルールなのですが、これに鍵の解錠パズルやエリアを進むための謎解きなど、探索要素もプラスされているので、やりごたえある独自の「間違い探し」が体験できそうです。

またトレイラーなどを見ると、首から血を吹き出しながら歩く女子生徒がいたり、トイレに潜む気味の悪い存在、なぜか廊下に佇む巨大なアヒルなどなど…発生する「異変」そのものが結構グロテスクです。「学校」という日常的な場所とその邪悪な雰囲気とのギャップが非常に恐ろしく、同時に魅力的に映ります。

『8番出口』ファンはもちろん、「異変探し系」ホラーが好きなプレイヤーにおすすめできるホラーゲームです。

  • 開発/パブリッシャー:Jakub T, 4ydam

  • ジャンル:異変探しホラー

  • 対応言語:日本語

  • 機種:PC(Steam)

  • 発売日:2025年10月8日

◆『祇園回廊』(Steam)

本作は、異変探し系のホラーアドベンチャーゲームで、開発者は現役の高校生とのことです。プレイヤーは、京都の「祇園」を思わせる和風な町並みを舞台に潜む"異変"を見つけ出しながら、その裏に隠された真実へと近づいていきます。

町には異変を引き起こすと、その変化を嫌う怪異たちが跋扈しています。プレイヤーはこの世界でたったひとり選ばれた人間として、「祈り」を捧げて災いを鎮めながら謎を追うことになります。

ゲームは、祇園の町を探索して「異変」を発見し、確認することでストーリーが進行します。そして、賽銭をすることで新たな異変にアクセス可能になるとのことで、登場する種類は30種類以上にもなります。

和のテイストが光る作り込まれた美麗なグラフィック、『8番』ライクな間違い探しと“祈り”システムが合わさった独特なゲーム体験が期待できそうです。

  • 開発/パブリッシャー:Burg Game Studio

  • ジャンル:和風探索型ホラー

  • 対応言語:日本語

  • 機種:PC(Steam)

  • 発売日:10月10日

◆『Lihiman』(Itch.io)

本作は、日本のアニメスタイルを取り入れた3Dホラーシミュレーションです。開発はフィリピンを拠点にするKiwi Dreamsが手がけており、「家族と家で過ごす時間」をテーマにした“心温まる”物語が展開されます。

プレイヤーが感じるのは、家でくつろぎながら家族と過ごす時間についての大切さ。そして危険や恐怖ではなく、人生を温かく過ごすための喜びについても感じ取れるでしょう。もちろん、それだけではありません。

家では妹と一緒にテレビを見て笑い合い、母と語り合い、父と静かな時間を過ごし優しい会話に花を咲かせましょう。あらゆる交流は軽やかで陽気であり、家族の絆の精神に満ちています。そう、本作の核心にあるのは「家族愛、絆、共にいる幸せ」なのです。

……おや?なんだか不穏ですね。

冗談はさておき、本作は『ドキドキ文芸部』『Miside:ミサイド』のような系譜の短編サイコホラーとして、徐々に精神を追い詰められていく「病んだ恐怖」を味わえます。アニメ風のキャラとのギャップも凄まじく、特殊なホラーゲームを体験できそうですね。残念ながら日本語には未対応なので注意です。

  • 開発/パブリッシャー:Kiwi Dreams

  • ジャンル:ホラーシミュレーション

  • 対応言語:日本語未対応

  • 機種:PC(Itch.io

◆『リトルナイトメア3』(PC/コンソール)

本作は、シングルプレイおよび2人協力プレイも可能なサスペンスアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、新キャラクターの「ロゥ」と「アローン」の二人を操作し、美しくも恐ろしい世界「ノーウェア(スパイラル)」からの脱出を目指します。シリーズで初めてオンラインでの2人協力プレイに対応しており、フレンドと協力したり、AIパートナーとソロプレイをしたりして、恐怖に満ちたパズルを解きながら進んでいくのが特徴です。

筆者も待ちに待った『リトルナイトメア』最新作、めちゃくちゃ楽しみですね…!新主人公のロゥは弓を使い、遠くのターゲットに攻撃したり、ロープを切り裂いたりでき、アローンはスパナを使って敵に振りかざしたり、道をふさぐ壁を壊したり、大きな機械を操作したりできます。

このようにそれぞれに役割が違うことが、協力プレイの楽しさと奥深さを与えています。また、“ノーウェア“には「レジデント」と呼ばれるおぞましい敵が潜んでおり、ロゥたちの侵入を阻みます。この敵キャラの造形も、シリーズお馴染みの不気味さ&気持ち悪さは健在で、本能的な恐怖を大いに感じさせます


それに加えて、荒涼とした“ノーウェア“のおぞましくも美しいロケーションでの探索も魅力的。そこには深淵なる謎が待ち受けていて、進むほどに危険と狂気が増し、過去作でのトラウマが蘇ってくるようです。

果たして、ロゥとアローンは、終わりのない悪夢から抜け出すことができるのか――。シリーズファンにおすすめなのはもちろんのこと、未経験のプレイヤーも「2人協力プレイ」が実装されているので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。


◆今週の注目ホラーニュース

★『日本事故物件監視協会2』発表!

2025年10月3日、開発元のLoxarcは『日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-』の続編を発表しました。

本作は、事故物件の監視員となって異常現象を報告するホラーゲームです。「実在する」事故物件や心霊現象を取り入れたリアルなゲームデザインがSNSを中心に話題を集めていました。レビューでは賛否両論ながらも、その肝試し的な怖さは唯一無二のプレイフィールで、筆者はある場面で思わず悲鳴が出てしまったことも…。


8月15日にリリースされて間もない本作ですが、早くも続編の制作が発表されたのは嬉しい限り。詳しいゲーム内容などは現時点で不明ですが、さらなる情報公開を楽しみに待ちましょう。


また、9月19日配信されたアップデートでは新たな事故物件「茨城県S邸」、新モード「危険手当」が追加されました。新ロケーションでは、未知の異常現象が発生し、「危険手当」モードは、実際の事件現場や心霊写真を使用して制作されたらしく、その名のとおり極めて危険な監視業務が待っているようです。


さて、今週もさまざまな最新ホラーゲーム&ニュースをお届けいたしました。気になるホラーゲームはあったでしょうか。

来週もアナタの知らない世界へとお連れいたします……。

ライター:DOOMKID,編集:みお

ライター/心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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編集/取材も執筆もたくさんやる、半ライター半編集 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。

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