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“即マッチ”で戦場へ!『Call of Duty: Black Ops 7』オープンべータプレイレポ―SBMM緩和と立体戦闘がもたらす新たな戦場感覚

日本をイメージしたマップ「都心」もチェックしてきました。

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“即マッチ”で戦場へ!『Call of Duty: Black Ops 7』オープンべータプレイレポ―SBMM緩和と立体戦闘がもたらす新たな戦場感覚
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TreyarchとRaven Software共同開発のFPS『Call of Duty: Black Ops 7』では、10月3日から6日まで早期アクセスが実施され、10月6日から9日までオープンベータが開催されました。この記事では、本作のベータプレイレポをお届けします。

ハイテンポな『Black Ops 7』対戦―“即マッチ”を叶えるオープンモッシュピット

PvPのマルチプレイヤーモードと、PvE(ゾンビモード)がそれぞれプレイ可能。6vs6のマルチプレイマップは「フォージ」「コルテックス」「エクスポージャー」「インプリント」「ブラックハート」「都心」が登場しました。

プレイできるゲームモードは「チームデスマッチ」「ドミネーション」「ハードポイント」「キルコンファーム」「サーチ&デストロイ」「オーバーロード」の6種類。ゾンビマップでは「ヴァンドーンファーム」がプレイ可能です。加えてチュートリアル的な「訓練コース」も備えられており、復帰プレイヤーでも基本を学んでから対戦に挑めます。

今回のマッチング形式では、プレイヤーのスキルに応じたスキルベースマッチメイキング(SBMM)を有するモッシュピットと、新たにSBMMを緩和したオープンモッシュピットがプレイ可能です。

筆者は主に通常のSBMM有りのモッシュピットでプレイしましたが、ゲームプレイ自体これまでの『CoD』から大きく変わった印象はなく、ハイテンポでスピード感が高く、とにかくラン&ガンで攻めたり攻められたりする…というのは変わりません。

「都心」マップは地形も入り組んでいて人気なのか、プレイ中かなり選択されることが多かった

マップの構造も敵と遭遇しやすく、変なところから倒されるということもなく(リスキルもない)、ゲーム自体は程よく機能していると思えました。このオープンベータの期間内には全ての武器を試しきることはできませんでしたが、体感で強すぎる武器には遭遇していないようにも感じました。

また本作には新機能としてウォールジャンプが導入されており、プレイヤーが壁に向かってジャンプし接触したタイミングで再びジャンプキーを押すと、壁を蹴る形で高く飛べます(ダッシュ中でなくても可能)。これによって、地形を使って別の階にショートカットしたり、マップのオブジェクトを使った攻略方法が広がります。

ウォールジャンプを使える箇所には足跡が壁に残ってたりする

特にマップ「都心」を筆頭としたオブジェクトがひしめく場所では、ウォールジャンプによる地形を活用する要素が多い印象であるものの、ベータ期間中に活用しきるのが難しいと感じました。

しかしながらマップを覚える快感はあるため、正式リリース後にはこのウォールジャンプを使ったテクニック類の研究が一気に加速するのではないかと思えます。

日本風マップの「都心」は、微妙な違和感がありつつも変化に富んでいて楽しいマップ。文字表現に関しては極力違和感が現れないように調整されている印象でした

今回のベータテストにも搭載されているオープンモッシュピットは、説明通りプレイヤーのスキルを考慮しないため、1~2人の強豪が入るだけで試合全体が支配される、かつての『CoD』のような展開が多く見られました(とにかく、素早く動いてエイムするプレイヤーに倒されまくる印象)。

筆者は強豪プレイヤーでなく、オープンモッシュピットの恩恵を得ることまで至っていないため、SBMM形式のモッシュピットでマッチングしない時に少しだけプレイするぐらいでした(当然のことながら倒されまくるため、1~2試合ほど)。ただ人の少ない深夜帯でも比較的早くマッチングするため、スキルに関係無くプレイするには悪くないモードだと感じました。

フォージマップは日本に存在する設定なのかは不明だが、そこかしこに日本語説明文があったのが特徴

安定した面白さを感じるゾンビモード―ウォールジャンプも使えるため生存性は向上?

今回のベータではゾンビモードも搭載しており、ソロもしくはCo-opのマッチングでプレイ出来ます。筆者がプレイしたタイミングもありますが、残念ながら他のプレイヤーとマッチングしなかったために、ここではソロプレイでのレポートとなります。

今回のゾンビモードでは、ゾンビを倒して装備を強化し、最終的に脱出することが目標です。プレイヤーが生き残りをかけて武器を調達し、マップを開放するという流れは変わらないものの、ラウンド10以降は脱出が可能です。

チュートリアルでは、ゾンビモードに登場するPerkや武器のレアリティ、弾薬MODなどありとあらゆるものを解説してくれます。

オープンベータでのヴァンドーンファームは、マップ自体は小さく、開放できる場所も多くないために比較的簡単にほとんどの要素を体験する事ができました。

また、マルチプレイ対戦と同じくウォールジャンプが使えるため、ゾンビの群れから退ける手段が1つ増えています。走り回りながらゾンビを倒す基本動作は変わらないものの、逃げ方次第で立ち回りがより有利になった印象です。

ウォールジャンプはこういった背の高いオブジェクトでも蹴り飛ぶことができるので、5ラウンド毎に登場する強敵でも上手く使いこなせば生き残れる可能性が増えた印象だ

10ラウンド以降は、電話ボックス型の装置から脱出可能。その際ボス戦となり、マップの範囲が狭まれるなか襲いかかる巨大生物を倒しきれば脱出成功となります。このボスはかなり強敵で倒される機会が多かったのですが、その時でもウォールジャンプはかなり有効です。

接近戦のピンチ状態からうまく壁を利用して戦えば、あまりダメージを受けずに突破できるかもしれないと思えました(それでも一回復活を使ったので結構ボスは強い)。

ウォールジャンプが強い印象を受けましたが、他のゾンビモードのマップではどんな構成になっているのか不透明であるために、その有効性は未知数といえるでしょう。


マルチプレイ対戦だけでなく、ゾンビモードまで搭載された今回のオープンベータテスト。例年通りの面白さを感じるものの、近年ではSBMMのみのマッチングシステムだったものが、旧来型のマッチングシステムも搭載するなど、少しばかり揺れ戻りを感じました。一方でゾンビモードは変わらない面白さを感じつつも、このウォールジャンプがどこまで強いのかが気になったベータテストでした。

『Call of Duty: Black Ops 7』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PS5/PS4/PC(Steam/Battle.net/Xbox PC)向けに、2025年11月14日にリリース予定。価格は通常版が9,800円(税込)、秘蔵版が13,200円(税込)です。


ライター:G.Suzuki,編集:TAKAJO

ライター/ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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