
10月11日にリリースされた『バトルフィールド6』ですが、ユーザーからのフィードバックを受けXP周りに大規模なテコ入れを計画中であることが明らかになりました。
開発が公式ブログにて発表したもので、マッチ完了時やデイリータスク報酬の獲得XPの引き上げやアンロックに必要なXPの引き下げなどが主な柱だとしています。
ほぼ2倍のペースでアタッチメント取得可、『BF6』開発がユーザーからの不満を受け止める姿勢見せる
ローンチ後わずか3日間で700万本以上を販売し、フランチャイズ史上最高の販売記録を更新するなど爆発的な人気を博している『バトルフィールド6』。ですが、記事執筆の時点でSteamのユーザーレビュー全体では“やや好評”、日本語レビューでは“賛否両論”となるなど中身にやや難を抱えている様子です。これらのレビューで主に言及されているのが、武器のアンロックやレベル上げに関するもので、中には“苦行”といった表現をするユーザーすら散見されます。

こうしたユーザーからのフィードバックを受け、EAは公式ブログを更新しXP周りに大規模なテコ入れを実施する方針を明らかにしました。
今回発表された方針によれば、指摘されているような問題を改善すべくXPの取得量や必要量など、次のような調整を行うとしています。
マッチ完了時の取得XPおよびデイリーボーナスをそれぞれ10%、40%引き上げ
最初の20個のアタッチメントの解放に必要なXPを引き下げ、ほぼ2倍の速さでアタッチメント取得を行えるようにする
開始までにキャリアランク20、23、26が必要だった任務は、それぞれキャリアランク10、15、20へと引き下げ
なお、開発は課題自体に関するフラストレーションも認識しており、積極的に見直しに取り組んでいるものの、これらの変更の開発、テスト、実装にはさらに時間が必要だとしています。

また、コミュニティサーバー上でBOTを使用したファーミングが盛んに行われている点にも言及し、動機は理解するとしながらも意図しない副作用が生じていると指摘。これらのサーバーがアクティブなプレイではなくXPの獲得に重点を置いていることから、プレイヤーが他の人と一緒にプレイするための体験を作成したり見つけたりすることが著しく難しくなっているとし、サーバースペースを占有するXPファームの数を減らしながら、カスタム体験と検証済み体験の両方で友達とプレイすることをさらに重視することを目的とした調整を進めているとしています。
これらのアップデートは来週中に公開されることを目標としながらも、テストと検証次第ではより早く公開される可能性もあるとのこと。また、その他報告されている様々なフィードバックに関してもアップデートが決定次第お知らせするとしています。
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