HoYoverseがおくる初めてのスローライフゲーム『プチプラネット』。11月7日からβテストである「居心地テスト」がスタートしています。
本記事では、そんな本作をメディア向け先行サーバーで数日間プレイしたレポートをお届けします!なお、スクリーンショット等の内容は正式版やβテスト版と異なる場合があります。
『プチプラネット』公式サイト
◆元気いっぱい、キュートなケモノキャラ達に癒される
HoYoverseの十八番ともいえる高品質なアニメ調3Dグラフィックとキャラクターが元気よく動くアニメーションは、本作でも健在です。スローライフゲームということもあってか、キャラクターの頭身は『原神』や『崩壊:スターレイル』『ゼンレスゾーンゼロ』よりも低め。可愛らしさが際立つ作りとなっています。

そして、キャラクターに関してもうひとつ特徴的なのが動物がモチーフになっているという点です。アニメ調にデフォルメしつつも、毛並みのモフモフ感も伝わってくる絶妙なバランスのデザインだと感じました。

身振り手振りを交え、目まぐるしく表情を変えながら会話するキャラクターたちの様子はとにかく愛くるしいの一言。スローライフゲームとして重要な要素である“癒し”の基盤を支える存在だといえるでしょう。


◆スローライフに求める要素がバッチリ揃う
さて、ここからは実際のゲーム内容を見ていきましょう。タイトルに“プラネット”と入っているように本作の舞台となるのは宇宙に散らばる沢山の星々です。ゲームを開始すると、まずは自分の星を選択することになります。

そして、星の育成の手ほどきをしてくれる「モーバ」、星に店を開いてくれる「グレン」、星の海を旅する車を運転してくれる「エササーニ」らと新たな星へと移住。そこで日常生活を送っているうちに“星が成長していく”のだそうです。
自分の星には、木こり、農業、釣り、潮干狩り、虫取り、採掘、料理、クラフト、建物の配置、部屋の模様替えなど、簡単操作でスローライフを満喫できるアクティビティが取り揃えられています。



ただし、採集などの一部のアクティビティにはスタミナが求められます。消費したスタミナは食べ物や飲み物で回復することができます。

アクティビティを完了すると、素材に加えてアーキボという不思議な精霊が飛び出してくることもあります。この精霊は住人と親しくなる上で重要な存在となるため、必要がなさそうな素材もとりあえず集めておくモチベーションにつながりました。
更に、それぞれのアクティビティにもゲームを楽しくする要素が加えられています。例えば、農業では植え方などによって価値の高い野菜を収穫できることも。またゲームプレイを進めていくうちに、捕まえた魚や虫を展示して眺められる施設なども登場しました。


また、会話やプレゼント、頼みごとを聞くなど様々な形で住民たちとの交流が可能。交流を重ねて親密になれば、一緒に写真を撮れるようになったり、会話できる内容が増えたりします。

本作には住民を通した「成長」システムを搭載。キャラクターに紐づいたアンロック要素で、ゲーム内通貨や装飾などを獲得できます。
『プチプラネット』公式サイト◆星々が舞台ならではの特色も
ここまでスローライフゲームとしての基本コンテンツを紹介してきましたが、「星々が散らばる宇宙が舞台」「星を育てていくことが大きな目標」といった点を活かしたコンテンツも存在します。
そのひとつがスターランドの探索です。バッテリーとなるアイテムを使うことで未知の星々を巡る探索に出発できます。

探索中に星に近づくと上陸が可能。そこでは自分の星では見つからなかった素材や生き物、レシピの入手や、星に移住してきてくれる新しい仲間との出会いなどが待ち受けています。

もうひとつは星の活力のもとである「ルカ」に関する各種要素です。ルカはクエストを完了させることで入手でき、「ルカの樹」を育てるために使用します。
ルカの樹は星の育成度を示す重要オブジェで、この樹の成長に伴って星に新たなエリアが出現するなどの変化が起こります。

また、「成長」システムで手に入るアイテム「ルカの実」を使うと、星の風景をがらりと変えることが可能。星座が空に現れるようになったり、川の色が変わったりと自分好みのものへと景色を丸ごとカスタマイズできます。

◆ソーシャル機能やマルチプレイにも注力
本作は、一人でコツコツと星を発展させていくスローライフ要素に加えて、ソーシャル機能やマルチプレイにも力を入れて開発が進められています。
フレンドになったプレイヤーと互いの星を行き来して一緒にゲームを楽しむことはもちろん、プレイヤー達の憩いの場「スターマーケット」に足を運ぶこともできます。


スターマーケットには誰とでも自由にチャットを楽しめるフリーチャットエリアが用意されています。さらに、複数人で参加できるリズムミニゲームやルーレットによる運試しなどのアクティビティなども用意されていて、様々な形での交流を楽しめます。

その他にも、作物の買取価格が同じグループに割り振られた他プレイヤーの生産量を加味して変動する「毎日市場」という機能も。自分の星では通常価格の日でも、別のグループに割り振られているフレンドの星では高く買い取ってもらえることもあるので、他のプレイヤーとの交流のきっかけになり得る仕組みであると感じました。

◆AIチャットNPCとの会話にゲームの未来を垣間見た
それ以外にも、スターマーケットにはとある興味深い要素が存在します。それがチャットAIを搭載したNPC「ナロ」です。
ナロはスターマーケット内にあるカフェで働くバリスタ。来店したプレイヤーたちを出迎えてくれます。カフェには公開スペースとプライベートスペースから選択して入店できます。

カフェ内でチャットを入力するとナロが返事をしてくれます。今回はテスト版の環境かつ開発中の機能であるため、返答は英語のみではありましたが「NPCとの会話にAIが組み込まれたら凄いことになるぞ!」と妄想していた未来に一歩近づいたような感覚を味わえました。
初めて店に入ったときは「どこから来たの?」といった当たり障りのない話題からスタート。何度も足を運んでいるうちに名前を呼んで出迎えられたり、過去の来店時の会話を踏まえた話を振られたりするようになりました。

また、別の服を着た状態で店に入ると「(服が変わっているから)あなただと気付かないところだった」という発言が。メッセージ以外の部分もAIの会話内容に影響しているようです。

もちろん取り留めのない雑談をすることもでき、現時点でもこれまでの“NPC”の枠を超えたバリエーション豊かな会話を楽しめました。
なお、返事の待ち時間は3~5秒程度。場合によっては複数の吹き出しに分割されるほど長い返事が戻ってくることもあります。また、10分以上雑談し続けても特に問題は起こりませんでした。
ヒット作を多数送り出してきたHoYoverseがAIチャットNPCに取り組むとどれだけのものになるのか……という意味でも、今から期待したい機能です。NPC「ナロ」と日本語でコミュニケーションできるようになる日が、待ち遠しいですね。

HoYoverseの強みを存分に活かしたキャラクター描写が魅力的な本作。スローライフゲームというジャンルも、デイリークエストなどの日課をこなしてコツコツプレイするシステムとの相性が良好であるように感じられました。

他のHoYoverseタイトルのように長期的に運営・コンテンツ追加が行われていくのだとすると、新たな発見が尽きないまさに夢のスローライフゲームとなり得るのではないかとの期待が高まります。




◆公式サイトにて事前登録受付中
『プチプラネット』「居心地テスト」は、11月7日からPCおよびiOS向けに開催中。公式サイトでは事前登録およびテストへの応募を受付中です。なお、ゲーム内容は現実の日付にあわせて更新されていき、今回のテストでは14日までプレイ可能であるとのことです。
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