執筆現在も15万人近くのプレイヤーが鎬を削るヒット脱出シューター『Arc Raiders』ですが、そのSteam実績データからはプレイヤーの協力姿勢に関する興味深い傾向が読み取れそうです。
“脱出シューターにしては”平和気味?10人撃破達成プレイヤーは全体の半数以下


『Arc Raiders』は非プレイヤー敵対勢力の強大さ故に脱出シュータージャンルとしては比較的プレイヤーの行動がマイルドであると言われています。実際、レイダーを1人倒せば得られる実績「一線を越えて」の取得状況は82.8%となっており、17.2%のプレイヤーは他のプレイヤーを一度も倒したことがないことがわかります。またその上位に位置するといえる10人の撃破実績「不屈」ともなると取得率は49.1%まで低下。これまでの脱出シューターでは貴重なアイテムを狙って他プレイヤーを攻撃するのが当たり前とも言えるだけに、本作の特徴が強く表れた結果といえるでしょう。

少ないような、多いような…。取得プレイヤー15%の「他プレイヤー蘇生」実績

一方で他プレイヤーを蘇生することで得られる実績「明日は我が身」の取得率は16.6%と、ノックアウト実績よりはるかに低いのも興味深い点です。前述の通り敵が強いのはもちろん、ゲーム内プリセットチャットにチーミングを呼び掛けるものがあるなど、即席の協力プレイが重要な選択肢の一つとしてデザインされているのは疑いようのない本作でも、蘇生という最大級とも言える協力行為の実行経験は全体の5分の1以下に留まっていることを示しています。

蘇生に必要なアイテムである除細動器は比較的入手しやすいアイテムで、クラフトや拠点からの持ち込みもそれほど難しくないはずですが、それでもなお本実績が下から数えた方が早い程度の取得率に留まっているのには、人間の性というものを考えさせられます。ちなみに10回感謝される実績「思いやりの心」の取得率も19.6%とかなり低い値となっています。

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