気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、窓枠工房開発、PC向けに11月21日にリリースされたサバイバルホラー『DYSTHANASIA -ディスタナジア-』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、2008年の成人向けフリーゲーム『DEMONOPHOBIA』、開発凍結となった次作『XENOPHOBIA』の開発者による3Dサバイバルホラーゲーム。様々な異形が蠢く施設から、ひとりの少女がアイテムなどを駆使しながら脱出を目指します。日本の大手サイトでの内容審査において審査拒否とされ、販売ができなかったタイトルとしても知られています。
『DYSTHANASIA -ディスタナジア-』は、2,800円(12月5日までは20%オフの2,240円)で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
窓枠はじめまして。窓枠と申します。個人でUnreal Engineを使用した3D表現によるゲーム制作活動を行っております。
好きなゲームは、影響を受けたものを含めて数多くありますが、あえて一つ挙げるとすれば『Bloodborne』です。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
窓枠本作の主人公は怪物に対する対抗手段を持たず、いかに危険を回避するかに重点が置かれています。敵と戦わずに回避するというゲーム性を構築するにあたり、どのようなレベル設計を行うべきか、同様のコンセプトを持つ数々のゲームから学ばせていただきました。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
窓枠主に映画の空気感から多くの着想をいただきました。中でも「ザ・セル」における、人の心の内側にある悪夢のようなビジュアル表現や、「パンズ・ラビリンス」で怪物に見つからないように逃げ回るシーンの緊張感などから、大きな影響を受けています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
窓枠操作性については、かなりの試行錯誤を重ねました。開発途中で、あまりにも現代のゲームの潮流から外れすぎていると感じたため、根本的にシステムを作り直したこともあります。改良の余地はまだ多く残されていると思いますが、今回の経験や知識は、次回作に活かしていきたいと考えております。
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
窓枠想像していた以上の反響をいただき、大変嬉しく思っております。ゲーム内のテキストのみで語られるバックストーリーのような部分にまで感想をいただけるのは、細部にまで目を向けていただけていることへのありがたさを感じます。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
窓枠現在、バグ修正や利便性の向上、収集要素の難易度緩和などを予定しております。さらに、対応言語の追加なども視野に入れて進めてまいります。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
窓枠はい、配信や収益化をしていただいて問題ありません。できればSteamのページをリンクしていただければと思います。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
窓枠最後までお読みいただき、ありがとうございます。本作は3D作品としては初の試みでしたが、今の私にできる限りの工夫と表現を詰め込んだ一作だと自負しております。奇怪さや恐ろしさを楽しんでいただける方には、ぜひご興味を持っていただけると幸いです。
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








