時代はドン勝ではない、「モフ勝」だ!64匹の弱肉強食MMOがコージーゲーム要素も備えて帰還―『Super Animal Royale』大型アプデ先行プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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時代はドン勝ではない、「モフ勝」だ!64匹の弱肉強食MMOがコージーゲーム要素も備えて帰還―『Super Animal Royale』大型アプデ先行プレイレポ

そして食物連鎖の頂点へ……。

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時代はドン勝ではない、「モフ勝」だ!64匹の弱肉強食MMOがコージーゲーム要素も備えて帰還―『Super Animal Royale』大型アプデ先行プレイレポ
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2021年よりサービスが続いている、基本無料のバトロワゲーム『Super Animal Royale』。可愛い見た目の動物たちがシビアな対戦を繰り広げる本作に、大型無料拡張コンテンツ「Super Animal World」が本日12月9日より配信されます。

今回、一足先にそんな新コンテンツを体験させていただきました。ゆる~い世界観とバチバチの対戦が同居した何とも言えないゲーム性は、さらに磨きがかかっています!

バトロワ史上もっともカジュアル!何度もやり直したくなるシンプルさと面白さ

まずは『Super Animal Royal』のメインとなる、ゲームモード「アニマルロイヤル」を説明しておきましょう。

本作は64匹の動物たちがひとつの島に降り立ち、銃器やグレネードなどを使って戦うバトルロイヤルゲームです。見た目はキュートですが、そのプレイフィールはしっかりとバトロワゲーのそれでした。

デカい鳥から飛び出し、パラシュートで好きな地点に降下していきます。近接攻撃用の剣以外の装備はすべて現地調達で、アーマーや銃器を拾いつつ、徐々に狭まっていくスカンクのガスから逃げ延びていきましょう。うーむ、実にバトロワ!

いわゆる見下ろし形のツインスティックシューターであり、キーボード&マウスでも、パッドでも問題なく遊ぶことができます。一般的なTPSやFPSと違って細かいテクニックもなく、気負わずにプレイしてみてください。

最後まで隠れていれば簡単に順位は上がりますし、逆に運が良ければ連続キルも狙えます。バトロワにハードルを感じているプレイヤーでも、気軽に遊べるゲームであるのは間違いないです。

一気にeスポーツ化が進んだバトロワ界隈において、本作はもっともカジュアルな1本と言えるかもしれません。ついついリトライしたくなる独特な魅力があるんですよね……。

もちろん、コクがないわけではなく、しっかりと武器やアイテムの用途を理解すれば、着実にスキルアップしていけます。特に(Xboxコントローラー基準の)LTボタンでできるロールが肝で、上手く活用すれば「マトリックス」のごとく弾丸を避けることも可能です。

ゲームルールは「アニマルロイヤル」のソロ・デュオ・スクワッドと、24対24人で戦う「S.A.W. Vs リベリオン」、スクワッドで協力してゾンビを倒す「ザ・コケーキングデッド」などがあります。バトルロイヤルゲームの標準的なルールはほとんどすべて搭載しており、隙がない作りになっていました。

息抜きにアニマルたちと触れ合おう! 新モード「Super Animal World」

そして、このたび追加される無料の大型コンテンツ「Super Animal World」はバトロワとは打って変わって、NPCの動物たちと触れ合ったり、クエストをクリアしたりしていくモードです。

バトルロイヤルの舞台と同じマップではありますが、広大な敷地ではさまざまな動物たちが暮らしており、仕事や趣味に没頭しています。

基本的には、NPCから依頼されるクエストをこなしていくタイプのRPGらしい遊びです。特にチュートリアルでは「アニマルロイヤル」での戦い方を教えてくれるので、メインゲームへの導線になっているのが素晴らしい点でした。

クエストを進めていくと、虫取り魚釣りといったコージーゲーム的な要素が解禁されていきます。見つけた虫や魚は博物館で展示してくれるようなので、こういったユルい遊びが好きなユーザーも楽しめることでしょう。

特に魚釣りは島の各バイオームによって釣れる種類が異なるため、極め甲斐があります! ハムスターボールレースもアツい!

筆者が最も好きだったのは、マップ南部にある「ビクトリーアイランド」という場所です。なんとここはアニマルロイヤルの勝者しか入れません!

高級ラウンジのような内装で、突っ立っているだけで優越感に浸れます。しかも最後の勝利から24時間しか出入りできないそうなので、延長したくなったらまたアニマルロイヤルで勝利しなければなりません。

バトロワの勝利にこういった形で価値を付けるとは、面白いアイデアだなと感じました。

『Super Animal Royal』は、なんとも言えないユルさと、カジュアルだけど何度も遊びたくなるバトロワが融合した良作です。ただのロビーではなく、それ自体がひとつのゲームとして完成している今回のアップデートは、きっと多くのファンを取り入れることができるでしょう。

また、2025年末にはコンソール版の発売(ニンテンドースイッチ/PlayStation)も予定しているとのこと。どんどん広がっていくアニマルワールドに、今こそ乗っかりましょう!


ライター:各務都心,編集:八羽汰わちは


ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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