今回は、法螺会が開発を手掛け、KEMCOから発売された『奇天烈相談ダイヤル』のニンテンドースイッチ版をプレイ!本作は、怪異が実在する1994年の日本を舞台に、怪異についての相談を受け付ける無料電話サービスの相談員となり、相談されたのが怪異なのかを判別する怪異判定ADVです。
ところで僕は電話を取るのが大の苦手です。電話でかかってくる用事って、基本的にロクでもないことしかないイメージなんですよね。なので、電話の着信音を聞くと、一瞬ビクッと体が固まってしまいます。

そんなイメージの大元は、学生の頃のこと。学校をサボった日の夕方に担任からかかってくる電話のせいなので、まあ自業自得です。
今回の絵日記は、KEMCOから提供されたキーを使って執筆しています。
◆怪異かな?と思ったらお電話ください!

1994年、日本。怪異が当たり前のように実在する世界では、かつて畏怖の対象だった怪異が、今ではイタズラや犯罪に利用されるようになっていた。

主人公は、怪異か否かを判別する「奇天烈お悩み相談室」で、お試しの新人相談員として一週間だけ働くことになった。先輩のオバちゃん・ノブ子さんに教わりながら業務を開始する。

記念すべき最初の1件目の依頼は、活発そうな少年からだ。相談の内容は、異界エレベーターについて。異界エレベーターとは、エレベーターに乗って特定の順番で移動すると異世界に繋がるといった怪異だ。少年はこの怪異が本当に起こるのか確かめるため、事前に相談してきたらしい。
こんな小さい子なのに、ヤンキーが肝試し感覚で廃墟にタムロしに行くみたいなノリで、怪異に触れちゃうんだ……。そういうヤンキーは、ホラー漫画だと冒頭で見せしめ的に殺されがちなんだよ。怪異が実在して身近になった分、こういうことする人が多い世界なんだろうなあ。とはいえ、僕の仕事はあくまで怪異か否かで判別するだけだ。聞き込みを進めよう。

相談者から「怪異の名前」「どんな怪異か」「いつどこで起こるのか」など、詳しい話を聞いていく。怪異について詳しく記載された資料と見比べながら、当てはまる項目をチェックし、本当にその怪異なのかを確かめるのだ。

必要な情報をすべて聞き終えたら、怪異かどうかを判別する。今回の相談は、すべての項目が当てはまっていたっぽいので、多分まあ怪異でしょ!

よし、見事正解!このあと異界エレベーターに挑むんだと思うと素直に喜べないけど、僕の役目はあくまで怪異か否かを判別するだけ。少年が無事生き延びられるよう祈ろう。

一日に3件のノルマがあるんだけど、2件目、3件目と続けて間違えてしまった。細部が違えば該当する怪異にはあたらないようだ。
さらに、会話中に資料を出しっぱなしにしていたのが悪かったのか、応対の態度まで叱られてしまった。これ、テレビ電話だったのか。

ノルマ後も2件の相談を受けたんだけど、5件中3件が失敗だった。家に帰ると細かい成績が発表されるのだ。

一日の終わりに仕事のことを反省するのって、サラリーマン時代を思い出して辛い。

初日の相談では怪異の名前を教えてくれていたので、その怪異の資料をサッと調べられたけど、ときには怪異の名前がわからない相談もある。

その場合は、相談された内容から「怪異に何をされるか」「どんな怪異の見た目か」などのキーワードを見つけ出し、それっぽい怪異を自分で探さないといけないのだ。

ただ、怪異の発生場所や時間などの細部が資料と異なっていた場合、その怪異とは判別されない。完全一致していなければ、その怪異は間違いであると伝える必要がある。

次の相談者はお婆ちゃん。怪異の名前はわからないけど、鏡を特定の時間に覗くと、未来の自分や結婚相手、そして悪魔が映るといわれている怪異だ。

その御歳で未来の自分っていっても、今と変わらない姿が映るか、もしくは……と言いたくなったけど、相談員は無駄口を叩かない。

また、怪異そのものから電話がかかってくる場合もある。その際は、人間が怪異のフリをしているイタズラなのか、本物の怪異なのかを見極めなければならない。ノイズがかかっていて一部が聞き取れないけど“赤ナントカ”と言っているようだ。

聞き返すたびにノイズの部分が判明して“赤い部ナントカ”まで聞こえた。なるほど、それは“赤い部屋”と言っているのだろう。赤い部屋の資料を見ると……ただ一言、電話を切れとだけ書かれていた。問答無用で電話を切らなきゃヤバいってことか。怖っ!

無事に一週間を終えてお試し期間を完走した。ホラーが苦手な僕にとって天職とは言えないが楽しかった!この仕事を続けたいかって言われたら、まあ、あれだけど。楽しかった思い出を胸に……って、相談のなかには話を聞いただけでアウトって怪異も結構あったよな?

今晩あたり、怪異が大挙して我が家にやってくるのかもしれない。
2時間ほどでクリアできました。もちろん一周だけでは全ての怪異をコンプリートできないので、クリア後も続けて楽しめます。
クリア後にはランク付けされるので、あえて難易度を上げて高ランクに挑むのもいいでしょう。また、腕利き相談員のプレイヤーのために達人モードが用意されており、本文でも書いた「話を聞いた相手の元に現れる怪異」がやってくることも……!
この後も、100体以上の怪異リストのコンプリートを目指します。一人じゃ心細いので、読者の皆様も相談員になりましょう!
『奇天烈相談ダイヤル』はニンテンドースイッチ/PS5/PS4/PC(Steam)向けに発売中です。













