気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Dynamic Duo Games開発、PC向けに12月19日に早期アクセスが開始された韓国産少女ミリタリーシミュレーションRPG『RED DAWN』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、1980年代の冷戦をモチーフとした、ミリタリーシミュレーションRPG。プレイヤーは「カリメ私立学園」の「ベイカー分隊」を指揮し、「ティソフ公立学園」が完成させようとしている秘密兵器の完成を阻止することが目的です。可愛らしい少女たちが過酷な戦いを繰り広げるのが最大の特徴。日本語にも対応済みですが、開発者によると機械翻訳を使用しているため、協力してくれる有志をメールで募集しているとのことです。
『RED DAWN』は、1,500円で早期アクセス配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
ペ・ヨンウGame*Sparkの皆さん、はじめまして!!『RED DAWN』でアートと企画を担当しているペ・ヨンウです。
好きなゲームは、『GRAVITY DAZE』、『塊魂』、『エースコンバット』、『Star Citizen』です。とにかく「広大な世界」がある作品が大好きです!
また、私以外にイム・ジンムクというプログラミング担当が開発チームにいるのですが、彼はオリジナル版『XCOM』の大ファンです。(いつも私に「オリジナルの『XCOM』をやれ!」と言ってきます)
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
ペ・ヨンウこのゲームの魅力的なポイントといえば、やはりミリタリーな世界観にアニメ調キャラクターを組み合わせている点ですね。似たコンセプトの作品として『ブルーアーカイブ』がありますが、それとは違い、私たちはよりミリタリー色の強い雰囲気を目指しています。
もう一つの大きな特徴は、豊富なカスタマイズ要素です。衣装、アクセサリー、帽子、バッグ、銃器などがあり、現時点でカスタマイズ関連アイテムは500種類以上存在しています。
…多いほうが楽しいですよね?(笑)
本作のアイデア自体は、特別にすごいものではありません。「こういうコンセプトのゲームがあったらいいな」と思って作り始めただけなのです。正直に言って、私たちのゲームは、突出したアイデア一本で勝負しているような作品ではないのです。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
ペ・ヨンウ戦闘システムは『XCOM』から、世界観は(現実の)冷戦時代から着想を得ています。(実際にプレイされた方なら、カリメ(Carimae)とティソフ(Tiesov)がそれぞれどの勢力をモチーフにしているのか、きっと分かると思います)
キャラクターコンセプトは 「ガールズ&パンツァー」をかなり参考にしました。例えば…
かわいいキャラクターが銃撃で死亡してしまうようなことがない、軽やかな雰囲気であること
各勢力が、いわば「学校」のような存在であること
ある程度のミリタリー感がありつつ、制服を着て行動していること
あまり派手すぎず、過度に尖らないキャラクターデザインであること
また、ボスとして登場する巨大な秘密兵器は、『エースコンバット』シリーズからインスピレーションを得ています。(グレイプニルのような秘密兵器のサイズは、現実的にはあり得ませんが…それでもやっぱりカッコいいですよね!)

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
ペ・ヨンウ初めて本作のファンアートをもらった時が、一番印象に残っています。まだ発売すらしていないインディーゲームに対してファンアートを描いてもらえることは、そう多くありませんからね。今でも、ときどき知人にそのファンアートを自慢していますよ。
――早期アクセス開始後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
ペ・ヨンウゲームは規模が大きければ面白いというわけではない、ということを学びました。「マップが広くて、戦闘に登場するユニット数が多いからといって、必ずしも面白くなるわけではない!」…このフィードバックがとても印象に残っています。
それまでは、何でも大きくて多い方が良いのだと思っていました。その意見を受け取ってからは、マップの広さやユニット数を適切なバランスに調整するようにしています。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
ペ・ヨンウまずは新しいステージの追加、そしてUIや操作性の改善を行う予定です。あわせて、主要なバグ修正と戦闘バランスの調整にも取り組みます。
その後は、キャラクター作成システムや衣装の染色機能なども検討しています。さらに将来的には、装甲車や戦車といった要素も登場するかもしれません。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
ペ・ヨンウはい、可能です。YouTube、ニコニコ動画、Twitchなど、どのプラットフォームでも配信していただいて問題ありません。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
ペ・ヨンウ現在はコンテンツもまだ少なく、バランスも正直上手く取れていない部分がありますが、できる限り努力して改善していくつもりです。Twitterでもメールでも、翻訳の話題に限らず、いつでも気軽にご連絡ください!そして、私たちのゲームを気に入ってくれているすべての日本のユーザーの皆さんに、心から感謝します。
あけましておめでとうございます。皆さんにとって良い一年になりますように!
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に900を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








