ソニーが提供する新しいゲームの形「PlayLink」。スマートフォンをコントローラーとして使用し、PS4のゲームを遊ぶことが可能になります。その対応タイトルとして、先日の「PlayStation Media Showcase」で発表されたタイトルが『Erica』です。
『Erica』は実写映像を使用したアドベンチャーゲーム。プレイヤーは辛い過去を持った女性エリカとなり、スマートフォンを使用しゲーム内の様々なものを調べたり、選択肢を選んだりしてストーリーを進めて行きます。
開発元はイギリス・ロンドンを拠点とするFlavorWorks。クリエイティブディレクターのJack Attridge氏によると、『Erica』は今までゲームに触れたことがなかった人も楽しめるように、スマートフォンをコントローラーとすることで、ゲームの奥深さと誰にでも遊べる手軽さを両立したということです。
ゲームの操作はスマートフォン一つで全て行い(PS4コントローラーでも可)、タッチ&スワイプ操作で本をめくったり箱を開けたりするだけでなく、スマートフォンを傾けることで視線を動かしたりといったことも可能。また、スマートフォンで少し操作して映画の続きを見る……といった形にならないよう、操作が求められるタイミングを研究。およそ15秒に一度は操作を求められるようにする事で、ゲームへの没入感を高めているということです。
プレイヤーの選択により、エリカの行動は変化。物語の行方も大きく変化して行くとのこと。プレイするたびに違ったゲーム体験を得ることができます。ゲームオーバーは存在せず、エンディングまでも1時間半~2時間という映画ほどのボリューム。しかしマルチエンディングを採用していることから、プレイするたびに違った結末を迎えることができます。
ゲームの映像は100%実写。3Dモデリングは一切使用しておらず、これにより役者の微妙な表情の変化などもストーリーにおいて重要な役割を果たすということです。
日本語ローカライズも予定しており、スマートフォンを使った操作も含めて非常に高い没入感を得られそうな今作。新たなゲーム体験として期待したい一作です。
編集部おすすめの記事
特集
家庭用ゲーム アクセスランキング
-
『Stellar Blade』はすべての国で無修正版を提供する―公式Xが明言、同業者には戸惑いも
-
世界のGOTY総なめ!『バルダーズ・ゲート3』PS5版初セール実施―5月8日まで10%オフ
-
当時のギリギリ表現そのまま!PS名作『ドカポン!怒りの鉄剣』スイッチでリマスター決定―オンライン対応や倍速機能も追加
-
特注フィギュアやモーションコミックで盛り上がる『Stellar Blade』のパッケージに隠された秘密とは…?
-
後ろ姿も美し過ぎる『Stellar Blade』特製イヴ1/4フィギュアが完成!発売日イベントでお披露目へ
-
『Rise of the Ronin』武技全般の性能が上方修正!壁際での戦闘におけるカメラの修正も
-
箱庭ライフSLG『ワールドネバーランド エルネア王国の日々』スイッチ版に最新アップデートパッチ配信―新機能追加や不具合修正、邸宅購入のためのサポートミッション追加など
-
高評価海洋ADV『デイヴ・ザ・ダイバー』も!「PS Plus」2024年4月度ゲームカタログ追加タイトル配信開始
-
ダイス振って街を発展!オンラインで楽しめる世界的ボドゲ『みんなと街コロ』スイッチ版が7月5日発売決定【Indie World 2024.4.17】
-
最大4人Co-opプレイ対応のローグライクFPS『PERISH』コンソール版リリース!楽園を目指して古代神話世界で血みどろバトル