海外メディアEurogamerが報じる所によれば、これは『オーバーウォッチ』、『FIFA 18』、『Counter-Strike: Global Offensive』への調査の結果勧告されたもの。賭博委員会は、該当タイトルのメーカーに対し、各タイトルからの“ルートボックス”の削除を求めています。認定の条件としては、ゲームであり、何らかの価値あるアイテムの排出がなされること、結果がランダムであり、プレイヤーの利益または損失に繋がること、等が挙げられています。
もし各メーカーがこの命令に違反した場合は、最高5年の懲役刑と80万ユーロの罰金を科される可能性も。更に未成年者向けの提供が認められた場合は、いずれも倍になる可能性すらあります。なお、調査対象には『STAR WARS: バトルフロント II』も含まれていましたが、調査期間中はルートボックスの削除が行われていたため、結果として今回の調査における違法認定を逃れた形です。
Koen Geens法務大臣は、今回の措置に関連して、“ルートボックス”が若者に与える影響や、その保護に懸念を表明。「度々子供たちがその様なシステムと接触することを認めることはできません」とコメントしました。
先日のオランダ賭博委員会の決定に加え、更に混迷を深める“ルートボックス”を巡る騒動。果たしてどのような決着を見ることになるのでしょうか。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
プレイ時間自慢と言えば聞こえはいいが…数々の後悔と慰め集まる「不健康な程遊んだゲーム」総プレイ時間1万5千時間以上の猛者も
-
登録者2,000万超『フォトナ』ストリーマー「Ninja(ニンジャ)」が“ガン”を公表…初期段階であるとし、早期発見のため定期的な検査を呼びかけ
-
『ドラゴンズドグマ 2』ユーザーから悲鳴上がる、ゲーム世界を破壊する、とある「仕様」…対抗策の研究も進む!カギは宿屋とメインポーンか
-
プレイヤーをがっかりさせたりやる気をなくさせるゲームのメカニズムとは?掲示板で様々な意見が飛び出す
-
待ちわびたが故の喪失感…長く待ったのに遊んだら「期待はずれ」だったタイトルって?
-
生物兵器に怪しい薬……医療法人の裏稼業描く資産管理シム『Undead Inc.』5月配信決定!
-
『ドラゴンズドグマ 2』資金難に苦しむ海外ユーザーが協力して金策を企む―「これはネズミ講」との声も…
-
これは保存用でこれは布教用…こっちは限定版!そしてあれはリパッケージ版!同じゲームを何度も買った経験あなたはありますか?
-
なぜ?『スカイリムSE』過去2年のModダウンロード数が4倍に…背景には便利ツールの登場か
-
『大カプコン展』が2025年3月から開催決定!原点から最新技術までを紹介する初の展覧会