Cyanide Studioが開発を手掛けている公式クトゥルフゲーム『Call Of Cthulhu』。本作のストーリーなどを始めとする概要が公式サイトにて公開されました。
先日より、公式サイトが日本語に対応した本作。現在は概要などが紹介されており、『Call of Cthulhu』の世界設定が予習できるような内容となっています。まだまだ多くの部分がベールに包まれていますが、2018年2月には初となるゲームプレイ映像も公開。いったい、どんな恐怖が待ち受けているのでしょうか……。
◆プレゼンテーション
コール・オブ・クトゥルフの世界に没入しましょう。Cyanide Studio社開発の公式クトゥルフビデオゲームはChaosium社の古典的なRPGにインスパイアされたゲームです。RPG探索型ゲームとして冷酷な謎を解き明かし、コスミックホラー、ぞっとする狂気、そして古代の神々が存在するラブクラフトの象徴的な世界に深く入っていくことになります。
クトゥルフ神話は時代を超えて読者を魅了し、これまでに描かれた世界観の中で最も大きな物の一つとなりました。そしてH.P.ラブクラフトの小説「クトゥルフの呼び声」の初版以来、数えきれない物語、小説、映画、テーブルトップ、そしてビデオゲームを産み出してきました。改訂と参照は、20世紀初頭にまでまたがって広く受け継がれる物となり、知られざる人間の内面の重要な恐れに対する理解を促してきました。今度は、コール・オブ・クトゥルフがPlayStation4、Xbox One、そしてPCに、これまでになかった命のミュトスをもたらします。
この世界では、全てが見たままだとは限りません。正常な精神は不規則な仲間であり、全ては闇の中の囁きによって何度も取って代わられます。クトゥルフ神話は奇妙な生き物、異様な科学、そして暗い崇拝ばかりで、これらは全ての終わりをもたらすまで止まりません。
あなたの心は、正気と狂気の間で剃刀の様なうすい線のバランスを保ちながら苦しみ、感覚は周りの全ての真実を疑い、ついには崩壊してしまいます。誰も信用してはいけません。這い寄る影は潜んでいる姿を隠し...そしてその間ずっと、古き夢見る者が目覚めの時を待っているのです。
◆ストーリー
1924年。探偵のエドワード・ピアスはボストンの海岸から離れた孤島、ダークウォーター・アイランドにあるホーキンス一家の館へ、彼らの悲劇的な最期の調査をすべく派遣された。よそよそしい地元の住人と不審な警察のレポートにより、この事件には隠されている事実があることが明確化した。間もなく、ピアスは恐ろしい陰謀と狂信者、そしてコズミックホラーの世界に巻き込まれるのだった。
隠された通路、悪夢のような収容所、違法なバー、見捨てられたような倉庫群がこの島の閑散とした地形を作り上げている。元々は、今はもう衰退した捕鯨産業によって支えられていて、この島に帰ってくるのは希望の無い年老いた船乗りと、他に行く当てが無い遺産目当ての腐った家族だけだ。彼らはよそ者を好まないのだ。
人間の理解を超えた恐怖に直面し、あなたはこのダークウォーター・アイランドの見せかけの生活の下に隠された秘密を深く調査しなければならない。命がけでホーキンズ一家の事件の真相にまつわる恐ろしい真実を暴くために、島の住人と会話し、とてつもない恐怖に打ち勝ち、そして隠された手掛かりを発見するのだ。
◆ゲームプレイ
調査は様々な方法で行われます。各キャラクターと話して彼らの秘密を調べるか、または自分で探すことも出来ます。友好的な味方はとても役に立つ気晴らしや、調査の前進につながる道を示してくれますが、錠を開けたり鍵を盗んだりすることはそれと同等に必要な生き残る術です。
大戦の経験はありますが、ピアスは戦いが得意ではなく、あなたは住人たちと殴りあったり銃撃戦をしなくて済むように問題を解決する必要があります。
◆正気
ピアスの精神はどのくらいこの恐怖に耐えられるでしょうか?第一次大戦が長い間、彼の精神に与え続け、常態化したストレスの為、精神状態はすでに脆く、アルコール中毒はこの島でのハンデとなりえます。
正気は、ピアスがこの世界の大部分をどう体験するか、そして彼の物語がどう終わるのかに影響を与えます。この危険から彼を守るかはあなた次第ですが、受け入れなければ暴かれない真実もあるのです。
『Call Of Cthulhu』はPS4/Xbox One/PCを対象に、2018年リリース予定です。