まずは「S.T.A.L.K.E.R. - Lost Alpha Developer's Cut」。こちらはシリーズ第一作『S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl』をベースに、オリジナルのトレイラーや開発途上のバージョンから抜け落ちてしまった要素を復活させると共に、様々な調整、新要素を追加するもの。GSC Game Worldの許可のもと、Modのみで起動可能(スタンドアローン)なファイルとして配布されています。
今回リリースされたバージョン1.4007では、新たなゲームランチャーやシェーダーが実装された他、過去のコンセプトから再現した新マップ「Level 12」が追加。なお、同Modは本バージョンをもって開発終了となり、既にチームメンバーは他のプロジェクトへと移行しているとのことです。
次に紹介するのは「S.T.A.L.K.E.R. Anomaly」。第一作がベースの「Lost Alpha」とは異なり、本Modは、シリーズ第三作『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』のエンジンを公式に提供されたソースから64bit対応に改造・調整したものを使用しています。
内容は、『Call of Pripyat』のシステムをベースに全ての公式『S.T.A.L.K.E.R.』マップを1つの世界として収録したオープンワールド化Mod「Call of Chernobyl」及び、そこから別Modの要素を取り入れ派生したハードコアMod「Call of Misery」、「Last Day」を更に発展させたものです。
新バージョンである、1.5.0ベータでは、新たにストーリーモードに新クエスト群やストーリーライン「Lost to the Zone」が追加。ストーリー無しでファクション同士の陣取り戦争が味わえる「Warfare」モードも加わりました。
また、天気エフェクトの刷新やFXAAへの対応、A-Lifeの更なる活発化、プレイヤーのいない別エリアでの遭遇戦のシミュレートも実装。それ以外にもNPC同士の関係のダイナミックな変化、他勢力への変装システムや買収要素、バックパックなどの新装備、装備スロット追加、電動デバイスごとのバッテリー残量の実装など多岐に及ぶ改善・要素追加が行われています。
「S.T.A.L.K.E.R. - Lost Alpha Developer's Cut」のダウンロードはこちらから(1、2、3、4、5、6)。
「S.T.A.L.K.E.R. Anomaly」のダウンロードはこちらから行えます(1.3.1 Part 1、1.3.1 Part 2、Update 1.3.3、Update 1.4.0、Update 1.5.0 [BETA]。順次上書きが必要です)。
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