『Marvel's Spider-Man』をもっと楽しむための映像作品5選【年末年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Marvel's Spider-Man』をもっと楽しむための映像作品5選【年末年始特集】

本特集では『Marvel's Spider-Man』をより楽しむために、手軽に楽しめる映像作品をご紹介します。

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『Marvel's Spider-Man』をもっと楽しむための映像作品5選【年末年始特集】
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先日、3部作のDLC「摩天楼は眠らない」の最終章となる「白銀の系譜」の配信が開始された『Marvel's Spider-Man』。本作ではオリジナルのストーリーが展開されますが、登場キャラクターやストーリーライン、小ネタを知っていればニヤリとできる部分も多くあります。そこで、本特集では『Marvel's Spider-Man』をより楽しむために、手軽に楽しめる映像作品をご紹介します。

◆「スパイダーマン(2002)」―まずはここから


『Marvel's Spider-Man』内の映画版スーツ

俗に言うサム・ライミ版。洋画独特のテイストと「スパイダーマン」らしさが融合した作品で、スパイダーマンの誕生を描くオリジンストーリー(ベンおじさん……)、MJとの恋愛からグリーン・ゴブリンとの対決までが描かれます。

ゲーム内ではリサーチステーションのサイドミッションで登場するオズコープ社やハリー・オズボーンとの関係などの共通点もありますが、ピーターがウェブ・シューターを使わなくても手首から糸を出せるなど相違点も探してみるのも面白いかもしれません。

シリーズは3作品、「スパイダーマン2」、「スパイダーマン3」と続いています。2ではオットー・オクタビアス博士、3ではヴェノムやサンドマンなどが登場するので、通しで観てみるのもいいかもしれません。

ちなみに『Marvel's Spider-Man』では、無料のアップデートとして本映画シリーズのスーツが配信されました。

◆「アメイジング・スパイダーマン(2012)」―より原作に近づいたリブート版


サム・ライミ版のものと比べて、「スパイダーマンのキャラクターが明るく、戦闘中もおしゃべり」、「科学に明るくウェブ・シューターを開発する」など、より原作に近付いた映画作品。登場ヴィランもリザード、その他独自の設定なども盛り込まれており、キャストも一新。前シリーズとは異なる展開を見せていきます。


ピーターが高校生になっていますが、スタイルや髪型は『Marvel's Spider-Man』のピーターに近く、ビジュアル的には違和感が少ないかもしれません。戦闘スタイルもややアクロバティックで、マンホールの蓋をウェブで引っ張り、敵を殴打する姿はゲームに近いものを感じられます。また、本作のヒロインはMJではなく、エマ・ストーンが演じるグウェン・ステイシー。MJとはまた違った関係の恋愛を見ることができます。

続編「アメイジング・スパイダーマン2」ではエレクトロやライノ、グリーン・ゴブリンがヴィランとして登場する上、『Marvel's Spider-Man』で訪れることのできる特徴的なロケーションでの戦闘も多いので、ゲーム内で聖地巡りをする楽しみ方もアリですね。

◆「Marvel デアデビル」―キングピンとヘルズ・キッチンを知るならコレ


2015年からNetflixにて配信されているドラマシリーズ。メインヒーローはタイトルと同名の「デアデビル」ではありますが、ニューヨークの一画、ヘルズ・キッチンという街が舞台となっており、シーズン1のメインヴィランとしてキングピンことウィルソン・フィスクが登場します。


『Marvel's Spider-Man』の冒頭では、そもそもフィスクを追い詰めるシーンから始まりますが、本ドラマでは彼のオリジン、やり口など、ゲーム内では見られない側面を知ることができます。とても影響力の強いことはゲーム本編からも窺えますが、どうして彼が“強い”のか、知りたい人にはピッタリの作品と言えるでしょう。


ヒーロー「デアデビル」は、盲目の弁護士マット・マードックの夜の姿。『Marvel's Spider-Man』中のある場面で彼の名前が登場しており、スパイダーマンの陰で街の闇と闘っていることが窺えます。余談ですが、同じくNetflixのシリーズ「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアン・フィスト」と共にデアデビルがニューヨークで活躍する「ザ・ディフェンダーズ」も配信されているので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、先日Netflixドラマ版「デアデビル」はシーズン3を最後に終了することが発表されました。

◆「スパイダーマン:ホームカミング」


2008年の「アイアンマン」からスタートした、世界観を共有する映画シリーズ「Marvel Cinematic Universe(MCU)」内の「スパイダーマン」。本作では他のヒーローたちと世界観を共有していることもあり、「スパイダーマン」の枠に囚われないところが特徴です。


このシリーズでの初出は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」。アイアンマンことトニー・スタークがスカウトしたヒーローとして登場します。

「ホームカミング」では前述の2シリーズと異なりオリジンは描かれず、むしろスパイダーマンとは無関係だった「アベンジャーズ」内の事件が発端となりヴィラン「ヴァルチャー」が登場。高校生らしい部分も多くストーリーに取り入れられており、新鮮な形でスパイダーマンが楽しめます。


『Marvel's Spider-Man』とのコラボ部分が多いのも特徴。ゲーム本編でアンロックできるスーツ「スタークスーツ」や「アイアン・スパイダー・スーツ」は劇中で登場するもので、効果もそれを踏まえたものとなっています。さらに、「アベンジャーズ・タワー」や「サンクタム・サンクトラム」といったゆかりの場所がシリーズに準拠した外見で登場したり、ドラマシリーズ「インヒューマンズ」のマスコット的キャラクターロックジョーの銅像が発見できたりと、かなり密接な繋がりを見せています。

シリーズは現在も継続中。2019年には続編となる「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」も公開される予定です。

◆「スパイダーマン:スパイダーバース」―期待の新作ではスパイディが大集結!


2019年3月8日より国内で公開予定のアニメーション映画で、原作コミック中のイベント「スパイダーバース」が基となっている作品。


なんとスパイダーマンが“多数”おり、作中ではそれぞれ異なる次元(ユニバース)から集結します。「ノワール・スーツ」のモデルでノワール・シリーズの主人公「スパイダーマン・ノワール」や、別アースのグウェン・ステイシー「スパイダーグウェン」など、様々なスパイダーマンが登場するスパイダーマン濃度の高い映画です。ちなみに、原作コミックではかの有名な「東映版」のスパイダーマンも登場し、レオパルドンが重要な役割を担うとか。

中でも注目するべきポイントは、ゲーム中でも登場する「マイルス・モラレス」が主人公であること。コミックの一部ではピーターが命を落とし、彼がスパイダーマンを継ぐことになりますが、映画の彼はそれに類似した世界の出身のようです。

メインのピーターは前述のサム・ライミ版との共通点も発見されており、他作品との絡みも相当なもの。ひょっとしたら(今後も続編が製作されるとしたら)『Marvel's Spider-Man』のピーターも関わることがあるかもしれないので、見逃せない作品です。



以上、『Marvel's Spider-Man』を楽しむための映像作品5選をお届けしました。映像作品だけに絞らなければ「スパイダーマン」の関連作品は膨大な数があります。全てを網羅するのは至難の業です。本記事で紹介されなかった作品、あるいは個人的なオススメや好きな作品などがありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。
《杉元悠》
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