西部開拓時代の終わりを銀塩写真に…PC版『RDR2』を「フォトモード」で満喫してみた【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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西部開拓時代の終わりを銀塩写真に…PC版『RDR2』を「フォトモード」で満喫してみた【特集】

PC版『RDR2』のフォトモードを堪能!新規プレイヤーにもクリア済みの方にもオススメの遊び方です。

連載・特集 特集
西部開拓時代の終わりを銀塩写真に…PC版『RDR2』を「フォトモード」で満喫してみた【特集】
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11月5日に待望のPC版がリリースされた『レッド・デッド・リデンプション2(以下、RDR2)』。善玉にも悪玉にもなれる自由度の高さや、リボルバーやリピーターといった銃を使った戦闘が人気の本作ですが、その最大の魅力はなんといっても西部劇の空気感を完全再現した広大かつ美しい「世界」そのものでしょう。

そして、嬉しいことにPC版『RDR2』には、その美しい世界を最大限に堪能できる新たな「フォトモード」が搭載されています。このフォトモードがとにかく楽しくて、これだけでPS4/Xbox One版ユーザーであってもPC版を購入する充分な理由になりうると感じました。と、いうわけで今回はPC版『RDR2』の魅力を、フォトモードを中心にお伝えしていきたいと思います!


フォトモードは、ESCキーを押すと表示されるメニュー画面から利用できます。残念ながら「いつでも使える」ということはなく、オフラインモード限定の機能です。また、カットシーンの最中などプレイアブルでない場面では(当たり前ですが)使うことができません。「オフラインモードかつプレイアブルな時に使える」と覚えておきましょう。プレイアブルでさえあれば、ストーリーミッションの最中などでも使うことができます。また、アーサーが(食料やタバコなどの)アイテムを使用している間など、一部の状況下では機能が制限されてしまうこともあるので気をつけてください。


フォトモードではズームやレンズの種類の変更、フリーカメラの使用(といっても結構制限はある印象ですが)はもちろんのこと、露出、焦点距離、ブラー度合い、コントラストなど数多くのパラメーターをいじってそこそこ本格的な写真を撮ることができます。セーブした写真はSocial Clubにアップロードすることも可能なので、世界中のプレイヤーたちと写真の腕前を競ったりもできます。


フリーカメラやズームを駆使すれば、このような臨場感にあふれる写真も思いのままに撮ることができます(自画自賛ですが!)。ありふれた表現になってしまいますが、遠くから見れば実写のように感じられるほど実在感があると思います。『RDR2』はグラフィックスも魅力的なゲームですから、ゲーム中どこで止めても、そして僕のような写真初心者であっても、それなりのスクリーンショットをこさえることができるのです……!


筆者が特に注目したのは「フィルター」機能。レトロな初期写真風フィルターを用いることで、西部開拓時代の雰囲気をそれっぽく写真に落とし込むことができます。フィルターを使って大自然のスクショをパシャれば、そのまま絵葉書にしたくなるような写真を濫造できます。筆者の一番のお気に入りは「銀塩写真」のフィルター。単なる白黒ではない独特の質感を写真にもたらすことができます。


フィルター「ノワール」を使い、コントラストを強めに設定して夜の街を撮影すれば、西部劇的な雰囲気から一転、まさにフィルム・ノワールのような怪しいムードに満ちた写真が撮れます。『RDR2』内で最大の都市であるサンド二であれば、闇の中に猟奇的な殺人犯が潜んでいてもおかしくはなさそうですよね。


フォトモード中は時間が止まりますから、『RDR2』の花形である血なまぐさい銃撃戦も、血しぶきの一滴一滴にいたるまできれいに撮ることができます。とはいえ、止めるタイミングがなかなか大変なので、このような写真になるまで何人もギャングを撃ってはすぐさまポーズという動作を繰り返しました。かっこいいスクショを作るためには、常に決定的瞬間を探し求める貪欲さ、そして何度でも繰り返す根気が必要不可欠なのかもしれません。


「オンラインではフォトモードの利用はできない」と先述しましたが、写真館やゲーム内でアイテムとして登場する「カメラ」を利用した写真はオンラインモードでも利用することができます(これは特にPC版独自の要素というわけではありませんが!)。特に「写真館」では同じ民警団に所属するメンバーと一緒に写真を撮ることができるので、記念に一枚撮っておくとよいと思います。しかし2人だとなかなか寂しいものがありますね……。


PC版『RDR2』には新たな賞金稼ぎミッションなど追加要素も収録されていますが、一度ストーリーを味わいきった方はこのフォトモードも堪能してみては。ふとしたときにフォトモードのためのロケーションを探して歩き回ってみる……というのも、PC版ならではの遊び方として成立していると思います。豊かな自然から賑やかな都市部、銃撃戦までじっくり眺めて『RDR2』の新たな側面を発見してみてください!
《文章書く彦》
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