伝説的FPS『Doom』『Quake』の生みの親の一人で、先日VR Award 2019にて生涯功労賞を受賞したジョン・カーマック氏は、今後しばらくの間、汎用人工知能の研究をメインに行うと発表しました。
Facebookの投稿によれば、同氏はOculusの顧問最高技術責任者(Consulting CTO)の役職に移り、自宅での汎用人工知能(Artificial General Intelligence, AGI)研究をメインに行うとのこと。同氏はその研究で、とてつもなく有益な結果を出せる自信があるとも語っており、今後しばらくの間は息子に仕事をしてもらい、自分は自宅で研究に没頭する「ヴィクトリア朝の紳士科学者(Victorian Gentleman Scientist)」スタイルでやっていくと述べました。また、高コスト効率の核分裂炉の研究も候補に挙がっていたものの、上記の研究スタイルには適していなかったためお蔵入りとなったとも。
これまでゲームや航空宇宙、VRと多岐にわたる分野に力を入れてきたジョン・カーマック氏ですが、これまではいずれの分野においても「解決策が漠然と見えていた」とし、「解決策の見えていない分野ではどうだろうか」としばしば考えていたそう。そして、年を取りすぎる前に一度(解決策の見えていない分野への)挑戦を決心したとのことです。
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