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【吉田輝和の絵日記】『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』罪のない人間達に悪行を尽くす

ステルスガチョウアクション『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』で吉田おじさんは人間をやめた。

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今回プレイするのは、House Houseが贈る『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』のPlayStation 4版。本作は、ガチョウを操作して、物を隠したり人を転ばせたり様々ないたずらを仕掛ける、ドタバタアクション・ステルス・サンドボックス・ガチョウシミュレーターです。

いたずらをするゲームと言うと『ROOMMANIA#203』を思い出します。あちらは、姿の見えない神様が住人に気付かれないようにこっそりいたずらを仕掛けるのですが、本作はガチョウが直接いたずらを仕掛けるゲームです。ステルス要素があるので、見つからないようにコソコソする必要はありますが。

いたずらをするのは歳を取ってもワクワクするものです!


でも中年になってやるいたずらは事案っぽい……。

やりすぎ!いたずらガチョウ爆誕!



ゲームを開始すると、草むらからガチョウが一羽飛び出してきた。


そう、彼がいたずらガチョウなのだ!

ちなみに、僕のイラストではモヒカンがトサカみたいだけどニワトリではない。


ガチョウは、走る、くわえる、鳴く、かがむ、羽ばたくことが出来る。何の変哲もない動作だが、これらを駆使して何かしらのいたずらをやらかすのだ。


道なりに進んでいくと農園にたどり着いた。おじさんが1人で経営しているらしい。


近寄った時にマークが出るものはくわえられる。そのまま隠したり盗んだり出来るのだが、所有者に見つかると追いかけてきて取り返されてしまう。この場合だと農園のおじさんが所有者で、彼に見つからないようにするか、逃げ延びる必要がある。

とりあえず農園内に入ってみたいのだが、扉が閉まっていて入れない。一度おじさんに外に出てきてもらう必要があるのだが、どうしたらいいのだろうか……?


農園の外にある蛇口をひねって水を出せば、おじさんが止めに来るに違いない。そしてその時扉も開く!ピーンときたぜ!


絶妙なタイミングでおじさんが近寄ってきたため、彼まで水浸しにしてしまった。悪気はなかったんだ、ごめんね……と思いつつも、いたずらの得も言われぬ快感に、僕はニンマリするのであった。

項目多数!いたずらリストを制覇せよ!



農園への扉を開けることに成功し、さらにおじさんの腰から鍵を奪い取り、いたずらにいたずらを重ねる。


農園外に閉め出されたおじさん、ざまぁ。いたずら楽しい~!


ただいたずらを重ねるだけのゲームではなく、ちゃんとリストにすべきことが指定されており、これらを全て行えば次のステージに行ける。


おじさんのお昼ご飯と思われるサンドイッチや水筒をかっぱらってきてピクニックを開き、熊手を湖に沈め、いたずらの限りを尽くす。

リストのいたずらを全て行うとおじさんの怒りがマックスになったようで「ガチョウは立入禁止!」と言わんばかりのマークが入った看板を立て始めた。


看板を地面に深く突き刺す為にハンマーを振り下ろした瞬間……!


突然のガチョウの鳴き声に驚いたおじさんは、ハンマーで自分の指を打ち付けてしまう。


痛みにもだえて倒れた拍子に、次のステージへの扉が開いた。

農園を飛び出してネクストステージへ……

いたずらガチョウよ、街へとびだせ!



農園を抜けると街に辿り着いた。

街には電気屋や商店、男の子やおばさんがいる。人や施設が増えていたずらのしがいがあるってもんだ。


リストのすべきことに、男の子を電話ボックスに閉じ込める、店の商品を奪うといった洒落にならない犯罪チックないたずらが増えてきた。

それにしても、リストに書かれた「男の子に違うメガネをかけさせる」ってどうしたらいいんだろうか。メガネ自体は商店に並んでいるのだが、ガチョウなので「今のメガネ似合ってないよ。他のにしたら?」とファッションアドバイスをしてあげることも出来ないし……


男の子を注意深く観察していると、男の子の靴にマークがついているのを発見した。くちばしでついばんで靴紐を解けるようだ。

つまり、男の子の靴紐をついばんで解く→靴紐を踏んで男の子がこける→こけた拍子にメガネが吹っ飛ぶ→落ちてるメガネをどこかに隠す→店のメガネをパクってきて少年の前に差し出す……という流れが正解の道筋だ。


行為的にも絵面的にもアウトないたずら……!

その後もやり口はエスカレートしていく。


おじいさんが座ろうとしている椅子を引いて転ばせたり……


ご近所の仲が著しく悪くなるいたずらをしたり……悪行の限りを尽くす。


争いの火種を起こす悪神のような気持ちだ……。


ゲームの進行自体は、リストに記載されたいたずらを遂行し、次のステージへ進むことの繰り返しですが、次々にエスカレートしていくいたずら内容にワクワクしながら最後までプレイ出来ました。大体8時間でクリアしましたが、僕は寄り道ばかりしていたので、クリア自体はもっと早く出来ると思います。

リストには「男の子に違うメガネをかけさせる」など大まかなことしか書かれていないので、どのような行動を取ればそれが起こせるのか考える、謎解きの要素もあります。自分の予想がピタリと当たっていたずらが成功した時は、そりゃもう気持ち良さマックスです。

ゲームの進行に必要ないたずらとは別に「できればやること」リストもあり、こちらは何をすればいいのかヒントがなく、完全に手探りです。全てのリストを埋めるため、手当たりしだいにいたずらしまくってください!

いい年こいた大人が現実世界でいたずらなんかすれば、逮捕されてしまうのは確実なので、安全なゲームの中で堪能しましょう!

『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』は、PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PCを対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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