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武器満載巨大ロボツインスティックSTG『Project AETHER: First Contact』【爆速プレイレポ】

今回は2020年2月25日にSleepy Spider StudiosよりPC向けにリリースされた『Project AETHER: First Contact』について生の内容をお届けしたいと思います。

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武器満載巨大ロボツインスティックSTG『Project AETHER: First Contact』【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年2月25日にSleepy Spider StudiosよりPC向けにリリースされた『Project AETHER: First Contact』について生の内容をお届けしたいと思います。


『Project AETHER: First Contact』とは


『Project AETHER: First Contact』はカナダのインディーゲームスタジオSleepy Spider Studiosが開発したタクティカルスペースシューティングゲーム。プレイヤーは試作人型メカ「AETHER」を操り、突如宇宙の深部から現れた未知なる艦隊と戦うというもの。


ゲームプレイは、通常のショット攻撃だけでなく(武装チェンジも可能)近接攻撃も備えられた体力ゲージ性のシューティングゲーム(以下、STG)で、1ステージに何回か分けられたウェーブを耐えきりボス戦へ挑むという流れです。


ボム機能はないものの、ある程度装甲ダメージが蓄積した場合に5回手動でダメージを回復できる他、敵弾を回避できるブースト機能が備えられています。操作系はツインスティックシューターですが、ゲームパッドだけでなくマウス+キーボードでも操作できます。


『Project AETHER: First Contact』の実内容に迫る!


ゲームを起動すると早速難易度選択からゲームプレイに突入。ミッション選択時とゲームプレイ中に会話シーンが展開され状況が説明されます。第1ステージはチュートリアルを兼ねており、近接攻撃と射撃、ダッシュ回避、回復、アクティブEMP攻撃の5種類を学びつつウェーブ形式で敵が出現。数十回ウェーブを退けるとボス戦へ突入し倒すとクリアです。

弾幕要素があるもののボス戦など一部に限られている

敵にある程度ダメージを与えることで出現する円上の帯は、自機の持つアクティブEMP使うことで大爆発を発生させ、範囲内にいた敵を一掃させる効果を持ちます。敵のダメージ管理が難しいですが、円上の帯を複数出現させた状態で作動させることでコンボを狙えます。

円の範囲内に入りアクティブEMPを放つと円内を爆破出来る

またステージを進めていくとショットガンやカラーリングなどの武装や装備を複数入手。ミッション開始前のロードアウトで装備させることで外見などを変更可能です。またミッションだけでなく、自機や敵機を含めた3Dモデルやミュージックルーム、リーダーボード、実績などが備えられ、レールガンなど各武装のトライアルやサバイバル、ボスラッシュなどの機能もあります。

ゲームバランス的に洗練されきれていない部分が目立つ―今後のアップデートに期待


基本的なゲームプレイは問題ありませんが、初めに気になったのが当たり判定の大きさです。画面上に見える機体3Dモデルのアウトラインそのままに当たり判定があるため、弾幕状に発射された弾丸の隙間を避けられないことや、敵弾と十分に距離をとっていないと意図しない形で(純粋なミスを除く)敵弾に当たってしまうことが目立ちます。

HPのシールド性と回復要素があるからか、自機の当たり判定がわかりにくく、ブーストを使わずに避けようとしても当たってしまうことが多い。

他にも、数種類武装やダッシュ機能が設けられているもののエフェクトを含め性能差が感じられにくいところも気になる点として挙げられます。各武器やダッシュ機能の性能に差が感じられないため、プレイスタイルを確立するための取捨選択が大きく機能していないのが残念です。

画面の大半を敵弾が囲っている場合にはブーストを使って回避する
装備変更でワープも使えるもののブーストと違いが感じられなかった

シューティングとしての爽快感に目を向けてみても、そもそも敵自体が堅く倒すのに時間がかかることや、打撃武器の有効性(一振りで倒せない代わりにノックバックが入る)もアピール出来ていないことも含め、ゲームバランスそのものが洗練されきれていない印象を受けました。しかしながら、今回プレイしたなかでバグなどに遭遇しなかったためゲーム自体は問題無いように思えます。

まだまだ洗練されきれていないことを今回遊んでみて感じましたが、価格も低くシンプルに短時間楽しむのならそこまで悪く無いタイトルではないでしょうか。

タイトル:『Project AETHER: First Contact』
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年2月25日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,320円

《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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