初期の人気曲から国内コンポーザーの楽曲も多数収録『DJMAX RESPECT V』正式リリース版プレイレポ【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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初期の人気曲から国内コンポーザーの楽曲も多数収録『DJMAX RESPECT V』正式リリース版プレイレポ【UPDATE】

PENTAVISIONが開発、NEOWIZが運営する音楽ゲーム『DJMAX Respect V』。ネットマーブルで運営されていた『DJMAX Online』をプレイしていた方も垂涎モノの本作のプレイレポをお届け。

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NEOWIZが開発・運営する音楽ゲーム『DJMAX RESPECT V』。ネットマーブルで1作目となる『DJMAX Online』が運営されていた頃にプレイしたことがある人も多いはず。そんな本作は3月12日に正式リリースを迎え、日本語にも正式対応し、DLCも同時発売。古参プレイヤーも納得できる楽曲も収録されている、本作のプレイレポをお届けします。

■『DJMAX』だけでなく国内コンポーザーの楽曲も収録


『DJMAX』といえば国内の音楽ゲーム人気の中、登場してきた韓国製の音楽ゲームで、当時から国内では最も人気があったであろう作曲家のESTi(現在は家業を継ぐため引退としている)をはじめとするコンポーザーによる良質な楽曲が収録され、一部楽曲では日本語ver.も収録されていました。その後、PSPやPS Vita、モバイル版といったコンソール機等での新作リリースを行い、最新作の『DJMAX RESPECT V』を久々の復活となるPC向けにリリースしました。

本作では過去作品である、Portable 1、Portable 2、RESPECTからの楽曲が収録されています。これらのタイトルに再録されていた『DJMAX Online』の「風にお願い」や「RAY OF ILLUMINATI」「OBLIVION」といった人気楽曲が多数収録されているのは見逃せません。さらにDLCでは国内の有名コンポーザーの楽曲や、『DJMAX Online』の楽曲などを多数追加することもでき、Crankyやonoken、EarBreakerといった、界隈を知るプレイヤーも垂涎モノのラインアップ。さらに、Porter RobinsonやMarshmelloといった世界的アーティストの曲だけでなく、『リーグ・オブ・レジェンド』コラボ楽曲として「Get Jinxed」「POP/STARS」も収録されています。



■”いつものではない”『DJMAX』も楽しめる


本作は4ボタン(4B)、5ボタン(5B)、6ボタン(6B)、8ボタン(8B)の4種類から選択可能で、それぞれのボタン数に対し、NORMAL、HARD、MAXIMUM、SCの最大4種類の難易度の譜面のうちいくつかが用意されており、プレイヤーのスキルに合わせてプレイすることができます。また、オプションでGEARという枠とノートのスキンをそれぞれ設定することができ、自身の見やすいものを選ぶことができます。その他にもハイスピードをはじめとする各種オプションが設定できます。

筆者は音楽ゲームブームの初期を中心としてかなりプレイしており、もちろん『DJMAX Online』もゴリゴリにプレイしていましたが、難易度としては、6B以降では、従来になかったサイドノートやTRACK L/Rといったキーが曲者になる印象がありました。

全く新しい要素として、「AIR」モードが登場。ゲーム内で24時間稼働しているチャンネルで、全世界のプレイヤーが投稿したコメントを見ながらプレイしたり、オートプレイでチャットをすることができます。AIRモードのみバックグラウンド再生が有効にされており、BGMとして利用することもできます。また、ミッションモードも搭載され、指定楽曲を指定条件でクリアするというプレイが楽しめます。


主にプレイすることになるのがFREESTYLEで、いわゆるフリープレイモードに近いモードです。本モードでは好きな楽曲を好きなオプションでプレイすることができますが、プレイヤーのレベルに応じて順に楽曲が解禁されることになるため、プレイをしていく必要があります。そこまで待てない!という方は、Steamで楽曲を解禁するパックを購入することで、即座に全曲解禁を行えます。楽曲ソートはお気に入りとそれぞれの初出タイトルのみとなっていますが、そこまで楽曲数も膨大にはなっていないので困ることはなさそうです。


ONLINEモードはランクマッチのLADDER MATCHと、ランクに影響を与えず最大6人まで同時にプレイできるOPEN MATCHの2種類が搭載。ランクマッチで自分の限界を見極めるもよし、OPEN MATCHでフレンドとわいわいプレイするのも可能です。


楽曲をクリアしたり実績を達成すると、COLLECTIONのGALLERYにコンテンツが追加され、ラフ画やMV、アートワークだけでなく、ミュージックビデオなどもじっくりと見ることができます。また、COLLECTION内では他にも多数の情報を見ることができ、プレイ回数やプレイヤーとしての実績が確認可能。各モードの獲得ランクや最大FREESTYLEコンボ数といった情報がばっちりと記録されています。特に成績面はかなり詳細で、獲得ランクの割合やクリアした最大難易度の楽曲と難易度といった情報まで見ることができ、エンジョイ勢から全曲Sランク達成を狙うようなトッププレイヤーにも最適です。



■少し設定項目が物足りないオプション


オプションでは、画面解像度やFPSの上限、FREESTYLEコンボ(曲を超えてカウントされるグローバルなコンボ)の維持のON/OFF、バックグラウンドアニメーション(BGA)の再生、ノートのオフセットなどを設定することができます。コンボ数の表示やエフェクトの表示の切り替え等はなく、スキンの多様性に比べると、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。一方でキー設定に関しては非常に設定しやすく、実際に指を置かなくてもどういう配置になるのかを考えやすくなっています。


■一部環境では懸念が残る点も


PCの音楽ゲームといえば、特に問題がなるのが環境固有のずれで、その対策の1つとしてノートのオフセットが存在しますが、筆者の環境では特にコラボ曲(キー音が配置されていないもの)では、曲頭から既にずれが発生していたり、曲途中でずれる量が変わってしまうといった状況になることが多々見受けられました。通常曲でも稀に発生していますが、音楽ゲームとしては非常に致命的な問題で、環境依存の部分が多くを占めるとしても筆者の環境では、特にコラボ曲ではスコアアタックを行う気持ちにはなれませんでした。

また、筆者の個人的な感覚ではありますが、ノートのオフセット設定も小節線がある以上、基準点からのオフセットではなく、小節線を含んだ全体のオフセットのオプションがほしいと強く感じました。現状ではノートのみがずれるため、ずれが生じている楽曲では、目と耳がどうやっても一致しない状況が出来上がってしまっており、あえて「小節線を見ずにノートだけを見る」ということをする必要が出てきています。

『DJMAX RESPECT V』は、Steamにて4,980円で販売中です。



※UPDATE(2020/03/19 01:35):開発元の表記を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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