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美少女騎士の葛藤描く日本風ARPG『Epic Conquest 2』【爆速プレイレポ】

発売48時間以内のプレイでお届けする爆速プレイレポ。今回は女性騎士「クラリス」がモンスターに挑む『Epic Conquest 2』です。

連載・特集 プレイレポート
美少女騎士の葛藤描く日本風ARPG『Epic Conquest 2』【爆速プレイレポ】
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『Epic Conquest 2』

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年4月20日にGaco GamesよりPC(Steam)向けにリリースされた『Epic Conquest 2』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Epic Conquest 2』とは



本作は、昔ながらのJRPGとアニメから影響を受けて作られたアクションRPG。駆け出しの女性騎士「クラリス」となり、騎士団の規律と住民の声に悩みながらも敵に挑んでいく物語が描かれます。基本的には拠点となる騎士団から仕事の依頼を受け、順に訪れる仕事の依頼やクエストをこなして行く中でストーリーが進行していきます。モンスターは可愛い見た目の割に手強く、3~4体に囲まれるとすぐにゲームオーバーになる事もある、やりごたえのある作品です。なお、前作『Epic Conquest』はモバイル向けに配信されていますが、メインキャラクターは異なり、ストーリーの関係性も最小限となります。

注意点として、早期アクセス版のためストーリーやシステム面は未完成となっており、マウスも使用できません。キーボードでの操作は可能ですが、斜め移動が出来ないため、快適に遊ぶには各種コントローラーを推奨します。

『Epic Conquest 2』の実内容に迫る!


本作の物語は、主人公「クラリス」が、夢の中で見知らぬ少女の「最後の願いを叶えてくれないか……」という声を聞いた後、騎士団中庭のベンチで目覚めるところからはじまります。なんだかやる気が出ない「クラリス」。仲間が仕事の依頼を受けに行こうと誘うも、なかなか動かず彼女を置いて先に受付へ行ってしまいます。遅れて受付に辿り着いたものの、畑の作物をモンスターから守る依頼を1人で受ける事になってしまうところから、戦闘のチュートリアルがはじまります。


初めての敵「ボグ」を相手に戦い方を学びます。戦闘システムは「ベーシックアタック」「回避」そして「スキル」です。通常攻撃である「ベーシックアタック」は攻撃を当てる度にMPを回復でき、特殊な「スキル」はMPを使い発動します。初期スキル「スーパーアーマー」は、敵からのダメージを減らし、敵からの攻撃で行動を妨害されなくなる利点があります。

「回避」では敵の攻撃を避けることができますが、さらに敵の攻撃が命中する寸前で回避すると「クラリス」の体が赤くなりスーパーアーマーが発動、一定時間MPを2倍得る事ができるようになります。最弱の敵「ボグ」は見た目の割に体力のある敵なので、スキルを出し惜しみする事なく使いつつ、ベーシックアタックでMP回復といった流れで撃破しましょう。

イベントパートで感情移入


開発者がアニメなどの影響を受けている本作では、イベント時は2Dキャラクターが描写され、世界観も丁寧でプレイヤーの感情移入を助けています。その作り込みは、ゲームの冒頭部分でも、細かく設定された騎士への依頼の規則などから見る事ができます。


先の作物を守る依頼を終えた「クラリス」ですが、騎士団へ戻る道中、街中で他の騎士に何やら相談を持ちかけている女性「ニナ」と遭遇します。他の騎士に相談を断られ、とても困っている様子の彼女を見過ごせず「クラリス」は相談に乗る事に。仲介を経ず個人で仕事を請ければ、騎士への依頼の規則を破る事になり悩む「クラリス」。最終的には正義感が勝り、「ニナ」から仕事を引き受けます。一連の流れは会話で進行しており、文章量が多い点は好みが分かれると思いますが、その分、より各キャラクターの人物像を掘り下げる形となっています。

雑魚も手強い!素材を集め武具を作れ!


「ニナ」の困っていた理由は、素材を探しに街の外へ出てしまった姉妹。彼女を探す依頼を受け、ここから本格的にゲームが始まります。フィールドは、昔ながらの、マップの端に行くと画面が切り替わるタイプです。モンスターは、そこまで積極的に攻撃はしてきませんが、3~4体に囲まれると厄介で、最悪すぐゲームオーバーとなってしまします。本作はオートセーブなのでゲームオーバーの場合でも直前のセーブポイントに戻され、経験値などはほとんどそのままなので気軽に挑んでいけるのは嬉しいところ。


RPG要素を含む本作では、レベルアップ時は「攻撃力」「MP」「体力」など5つの項目に振り分けられる「フリーAP(Attribute Point)」を獲得できます。その割り振りによってプレイスタイルが変化していくので慎重に選択しましょう。ただし2000Gを支払えば、振り分けたAPをリセットしてくれるキャラクターがいます。途中で育てる方向性が違ったと思っても、やり直しができる親切な設計です。


フィールドには、アーマーを身に着けた厄介な敵や、大きさが通常の5倍はあろう「ボグ」など強敵も出てきます。それらの敵に対抗するために、武具の強化は必須です。武具は鍛冶屋で作る事ができますが、素材が無くては作ってもらえません。素材はフィールドに表れる鉱石や、敵を倒す事で手に入るので、すぐ負けてしまう時は装備を集め「クラリス」を強化していきましょう。最初のボスを倒せば、武具の能力とレア度を上げてくれるキャラクターも登場するので、クラフト要素も楽しむことができます。




ここまで紹介してきた『Epic Conquest 2』ですが、早期アクセスのためかまだまだバグが見受けられます。自分が体験しただけでも鉱物を取ろうとしたらデスクトップ画面に戻されました。Steamの掲示板においてもユーザーから多数報告が上がっているので、今後の更新で修正されていく事でしょう。

キャラクターの描写もさることながら、歯ごたえのある戦闘とクラフトシステムの充実で今後できる事と楽しさも増していくと思います。そして、主人公「クラリス」の正義感と騎士団の規律の狭間で生まれる葛藤の中でどの様な物語が展開していくのかに注目です。


2021年後半まで予定されている本作の早期アクセス。初期バージョンでは、チャプター1の一部が遊べる状態であり、最終的には最低でも約15~20時間程度、合計4チャプター、ゲーム途中で使用可能となる更なるプレイアブルキャラクターが予定されています。残りのチャプターは今後3~4ヵ月をかけ毎月分割して配信されていく見込みです。操作面に関してもより充実させるという事なので、より快適なプレイが楽しめる様になっていく事でしょう。


Epic Conquest 2
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年4月20日
記事執筆時の著者プレイ時間:1時間30分
価格:820円


《うなぎ》
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