CCP GamesはMMORPG『EVE Online』の日本地域への再展開を発表しました。
同作は、2003年から運営される老舗MMORPG。生産・消費のプロセスがプレイヤー主導で展開する、基本的に単一のサーバーからなる広大な銀河を舞台に、いち宇宙船の船長として交易や戦闘・それらを束ねる組織の管理などなどを楽しめる作品です。
黎明期のMMORPGの内容を色濃く残しながら、年々膨大な改良が施される同作では、まるでゲームをテーマにした小説のような非常にドラマチックな歴史が長年綴られてきました。近年の更新では、かつての安全地帯と思われていた宙域においても大きな動きがあり、宇宙をつなぐ巨大物流の寸断などの出来事も、新システムとプレイヤーらの活動をあわせた結果起こっています。
かつてはネクソンから日本展開が行われていた同作ですが、今回の再展開は、CCP Games自身によるもの。展開にあたり、CCP Games CEOヒルマー・ペトゥルソン氏は「『EVE Online』の世界的なプレイヤー層の中でも、日本のカプセラ・コミュニティの皆さまがとても熱心でいてくれ、欠かせない存在であることに深く感謝申し上げます。日本のファンの皆さまは私たちにとってとても大切な存在です」とコメント。パブリッシングVPのエイルン・ヨンスドッティル氏は「私たちの目標は最高品質のローカライゼーションを提供し、日本のEVEコミュニティがますます大きく成長していくのを見守ることです」と語っています。
『EVE Online』日本再展開の内容としては完全な日本語化および日本の『EVE Online』コミュニティへのサポートなどが2020年冬に行われていく予定。先駆けて公式フォーラムへの日本語セクションが追加されたほか、Twitterアカウントやティーザーサイトも公開されています。
『EVE Online』はPC向けにSteamなどにて基本無料で配信中です。
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