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「紅の豚」のような映画からも影響を受けた―動物ノワールADV『Chicken Police』開発者ミニインタビュー

丁寧な日本語ローカライズのおかげで、しっかりと世界に入り込めます。

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「紅の豚」のような映画からも影響を受けた―動物ノワールADV『Chicken Police』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、The Wild Gentlemen開発、PC/Xbox One/海外PS4向けに11月6日リリースされた動物ノワールアドベンチャー『Chicken Police』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、「クロービル」という都市を舞台に、「チキン・ポリス」として知られる刑事コンビ、サンティーノ・“サニー”・フェザーランドとマーティ・マクチキンの二羽の活躍を描くアドベンチャーゲーム。日本語にも対応済みです。Game*Sparkではデモ版のプレイレポ特集記事も掲載しているので、どんなゲームか気になる人はぜひご覧ください。

『Chicken Police』は、2,000円(11月13日までは20%オフの1,600円)で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。

The Wild Gentlemen2018年にライター、プログラマー、プロデューサーの三人で設立した小さなインディーゲーム開発グループThe Wild Gentlemenです。私たちチームのデビュー作が、動物ノワール風刺作品である本作になります。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

The Wild Gentlemen本作のコアとなるアイデアは2011年に生まれましたが、実際に開発が始まったのは2017年です。私たちのライターであるBankが本作のストーリーを書き、ゲームとしての企画をまとめました。そしてPeter(リードプログラマー)とTamas (プロデューサー)が参加し、本作が実現することとなったのです。その後、プロの写真家でありグラフィックアーティスト、アニメーター、サウンドデザイナーなどが加わり、チームメンバーは徐々にですが、最終的には10人にまで増えることになりました。

――本作の特徴を教えてください。

The Wild Gentlemen本作はただのバカバカしい動物アドベンチャーではありません。大人向けのダークなストーリーですので、昔ながらのアドベンチャーゲームとハードボイルドな刑事物、そして40年代、50年代のフィルム・ノワールをミックスした作品となっています。また、本作ではとても特徴的なアートスタイルを採用しています。キャラクターたちは描かれたりモデリングされたものではなく、自分たちで写真撮影したものです。そこにとある技術を用いてリアルな見た目にしています。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

The Wild Gentlemenもちろんです。主なインスピレーションの源はアメリカとイギリスのフィルム・ノワールですが、他にも「紅の豚」のような映画や、ゲームですと『スナッチャー』『ポリスノーツ』『逆転裁判』『L.A.ノワール』そして『Grim Fandango』からも影響を受けています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

The Wild Gentlemen運が良いことに、ありませんでした。感染拡大前から私たちのチームはリモートで作業をしていましたので、ただ開発を続けるだけでした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

The Wild Gentlemen好きなようにしていただいて結構です。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

The Wild Gentlemen私たちは日本の人たちや日本文化が大好きですし、日本のゲームや映画からたくさんの影響を受けています。そういったこともあり、本作では日本語ローカライズを行いましたし、今後の作品でも同じように日本語ローカライズをしていくつもりです。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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