Blizzard Entertainmentがサービス展開中のMMO『World of Warcraft』。モンスターなどとの戦闘が中心となる本作で、一切戦闘を行わずに最高レベルに達するプレイスタイルのプレイヤーが存在しています。
ユニークなプレイスタイルでレベル上限に達したのは、パンダ種族(Pandaren)を使用しているDoubleagent氏。種族の開始エリアから出ることなく、マップに生えている草花を摘む経験値を得ることでその目標を達成しているプレイヤーです。同氏はプレイ開始以来、拡張コンテンツでレベルキャップが引き上げられた際にこの平和的な行動でレベル上限を達成し続けています。
「Wandering Isle」はPandarenがゲーム開始時に使用する初期エリア。通常プレイヤーはこの場所でのクエストを完了させ新たなエリアを目指す際に「Alliance」「Horde」どちらの勢力に所属するかを選択します。同氏は争いを行う勢力に加担するのを拒否し、平和的な行動を続けているようです。海外メディアPC Gamerによると、同氏は以前のレベルキャップ120に達するまで合計8,000時間以上を費やしています。
Level 60 @ The Wandering Isle! @WarcraftDevs #Shadowlands #Warcraft #ForTheNeutral pic.twitter.com/rIbzZyznJt
— Neutralagent (@NeutralAgent) December 11, 2020
本作では、2020年11月に配信された拡張コンテンツ「Shadowlands」でレベルキャップを60まで引き下げる新たなシステムを導入。120レベルのプレイヤーは50レベルからスタートすることになるのですが、同氏は配信からおよそ18日で最高レベルに達しています。以前のシステムでは110から120までレベルを上げるためにはおよそ77日費やす必要があったため、今回の拡張コンテンツはこの平和的なパンダにとって理想的なシステムになっているのかも知れません。