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大規模FPSに飢えていたら『Enlisted』に出会った―理不尽爆撃にさえ慣れれば、そこは……

MMO経験ほぼ無しなので、MMO感あんまりわからないんですけども

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大規模FPSに飢えていたら『Enlisted』に出会った―理不尽爆撃にさえ慣れれば、そこは……
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ノルマンディー!

突然ですが、皆さんは大規模なスケールのFPSって好きですか?私は好きです。

昔観た映画「プライベートライアン」、そしてPS2で遊んだ『メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦』(シングルプレイゲームですけど)に触れ、私は、壮大なFPSゲームが大好きになりました。頭空っぽで夢詰め込めますし。

最近でそういったタイトルといえば、『バトルフィールド』シリーズが筆頭だと思いますが、最近は戦術性のあるFPSが増えてきたこともあり、わちゃわちゃと遊べるタイトルが少なくなってきたと感じています。

そんな最近のFPS事情に一抹の寂しさを感じつつ、仕方ないよな……e-Sports見るの楽しいしな……なんて思っていたんですが、先日あるタイトルを発見しました。

それがGaijin Entertainmentの『Enlisted』というベータが進行中のタイトルです!

…………

……

なんかここまで書いてきて、Twitterでよく見るPRマンガっぽい導入だなあとも思いましたが、どうしてもこのタイトルを紹介したいということで編集部に『Enlisted』の記事を書きますと口頭で伝えて勝手に書いた記事なので、ご安心?ください。もちろん何かのPR記事ではないので、このゲームのどうしようもない点についても包み隠さずご紹介します!それでも伝えたい面白さがあるんだこのゲームには!

ランチャーも含めてゲームは一部日本語化されています。

Enlistedとは?

そもそも本作は「分隊ベースのMMOシューター」と銘打たれたFPSタイトルです。プレイヤーは複数の兵士からなるいくつかの分隊をセットし、戦場に向かいます。いわゆるコンクエストやラッシュ(『バトルフィールド』で説明してすいません)などのルールが用意されており、航空機や戦車などのビークルにも搭乗可能です。

ただし、本作の分隊にはさまざまな役割があり、装備できる武器、乗れるビークルなどに一定の制限があります。

例えば、戦車はマップにどこかにポツンとあるわけではなく、戦車兵分隊を選択することで乗れますし、航空機も対応した分隊がアンロックされていないと乗れないワケです(つまり、攻撃できるビークルは分隊依存)。ここが1つユニークなポイントだと思います!……まぁこれが後述する問題につながるわけですが……。

あ、ほかにも、スポーン地点を追加したりバリケード、弾薬箱などを作成できたりする工兵、爆撃要請できる通信兵なども存在していますので、いろいろな分隊を駆使してみましょう。

キャンペーンを切り替えると陣営やマップが変わる。ただし分隊はキャンペーンごとに独立しているので育てなおしになる
キャンペーンレベルを上げると使用できる分隊などが増えていく(課金もできるみたいだ)

ワンチャン目指せる!分隊で死線をくぐり抜けろ

各メンバーがレベルアップすると、3つの中から1つを選んでパークを得られる

『Enlisted』最大の特徴とも言えるのは、やはり「分隊」です。分隊によって最大人数は異なるのですが、基本的にはプレイヤー1人とNPCの分隊メンバーが随伴する形になります。NPCの味方はプレイヤーを追いつつ、敵を発見すると勝手に攻撃してくれますが、真髄はそこではありません。

というのも、自分がダウン、ないしは死亡すると他の生き残っている分隊メンバーに瞬時に切り替えられるのです!当然、死んでいなくても他分隊メンバーに切り替えられますが(PC版だとデフォルトでYキー)、こういったシステムによって倒されてもすぐにリベンジする機会が得られるのは、心情的にもすこし楽になりますよね。

バトルフィールド2 モダンコンバット』みたいなシステムだと言えば理解しやすいでしょうか。

ちなみにMedkitを所持しているとヘッドショットなどを除いたダウン時に自己蘇生することが可能です。なので、ダウンしたらすぐに他メンバーに切り替えて自動でNPCが蘇生しているのを守る……なんてプレイもできます。それに、分隊ごとのアップグレードはもちろん、分隊のメンバーごとにパークや持たせる武器、装備を変えられるので様々なシチュエーションに適応できる分隊をカスタマイズ可能という幅の広さも魅力的です。

分隊そのもののレベルもあり、配置人数増加などのアップグレードが用意されている
同じ武器でもランクが違うと発射レートなどの性能が異なる。ここらへんはMMOっぽい

いざ!WW2へ!しかし一言だけ言わせてくれ……

最大12対12のプレイヤーだけでなく、各プレイヤーに随伴する分隊メンバーも入り乱れた超大規模戦が楽しめる『Enlisted』。1戦が長くなりがちなところも『バトルフィールド』っぽいし、最初に触れた「プライベートライアン」と『メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦』の共通項であるノルマンディー上陸作戦が楽しめるところもすごく好きです。

しかし、どうしても言いたいことがあります。

……このゲーム、航空機強すぎる。

上空にちっこく写っている航空機におびえる筆者

本作は、空きがあれば誰でも航空機に乗れる『バトルフィールド』シリーズとはシステムが異なります。航空機に乗れる分隊はすぐにはアンロックできないため、ゲームを始めたてのプレイヤーは航空機に乗れませんし、対抗できるような手段もほぼありません(というか無いと言い切っていいレベル)。

なので、航空機の攻撃が純粋に強いのと、マップの特性上、屋外戦ばかりなこともあり為す術なく蹂躙されることもしばしば。特にマップを把握した敵プレイヤーがいると、マッチ開幕時からリスキル絨毯爆撃も珍しくないので、心を強く持つ必要があると思います。戦車は砲塔に癖があって良い感じのバランスなのにどうして……。

今後、航空機関連にはおそらく調整が入るでしょう。おそらく。

とまあここまで航空機に対してのみ文句を言いましたが、PC版はマッチングも早いですし戦術をガチガチに固めてプレイする必要はなく、大人数で戦場を楽しむ雰囲気は間違いありません。味方を率いて敵陣を切り裂けたときの達成感たるやものすごいですし、キャラの体力がわりと低いので、ガバエイムでも倒しやすいカジュアルさも大きな魅力ですね。

分隊そのもののレベルだけでなくそこに所属する分隊メンバーのレベルもあり、カスタマイズと成長のシステムも遊び甲斐も盛り込まれているのは非常に好感触です。爆撃にさえ慣れれば大規模FPS好きたちのオアシスへと変貌するかもしれない『Enlisted』、GW中に一度試してみては?

『Enlisted』はPC/PS5/Xbox Series X|Sを対象にオープンベータを実施中。既に一部は日本語化されていますが、今後PC/PS5版は国内向けにも正式に展開される予定です。

《秋夏》
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