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性的コンテンツ撲滅のイタチごっこ…オンラインゲーミングプラットフォーム『Roblox』が苦心する風紀の乱れ

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性的コンテンツ撲滅のイタチごっこ…オンラインゲーミングプラットフォーム『Roblox』が苦心する風紀の乱れ
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海外メディアBBCニュースは、独自の取材で、オンラインゲーミングプラットフォーム『Roblox』における、一部のユーザーらが公開する「性的なコンテンツによる問題」について報じました。(リンク先、性的なコンテンツのスクリーンショットがあるので閲覧注意)

『Roblox』は、Roblox社が開発した、バーチャル世界においてユーザー同士で集まり、自分たちで作ったゲームやコンテンツを、一緒に遊びコミュニケーションを楽しむオンラインプラットフォーム。スマートフォン、Xbox One、PC、さらにはVRにまで幅広く対応しており、月間5000万人以上の規模で世界中から様々なユーザーがアクセスして賑わいます。

『Roblox』の大きな特徴の一つには、「Roblox Studio」というツールを通して、老若男女のユーザーが分け隔てなくデジタルワールドで体験を共有できる点があり、年齢確認はあるものの「年齢制限」は存在しないことが、子どもたちの間で大人気となるきっかけにもなりました。

ところが一部では、悪質なユーザーらによって、「Condos」と呼ばれる類の「性的なコンテンツスペース」が繰り返し公開されており、それらは年端もいかない子どもたちにとって大変有害ということで問題になっています。実際過去には悪質行為を繰り返した配信者が訴えられたり、またはゲーム上で「集団で襲われた」として、ユーザーであった少女の母親が告発したという事件もありました。

こういったコンテンツに対し、Roblox社は厳格なガイドラインを設け、保護者向けの機能も実装、さらに総力をあげて発見と削除を行っていますが、実際のところはイタチごっこの様子。先日もMeta社が、自身が提供するメタバースサービスに対して、「個人境界線」を導入することでユーザー間のパーソナルスペースを守る取り組みを行いました。バーチャル世界における新しいコミュニケーションの形には、まだまだ多くの倫理的な問題がつきまといそうです。


《麦秋》

お空の人。 麦秋

普段は仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。皆さんのこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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