Blizzard Entertainmentは、『オーバーウォッチ 2(Overwatch 2)』の新要素であるピン・システムの詳細を公式サイトにて公開しました。
システムデザイナーのギャビン・ウィンター氏は、音声コミュニケーションを強化するとともに情報共有のための代替手段を提供し、ボイスチャットに消極的なプレイヤーもコミュニケーションに参加できる仕組みを作りたいと考えていたとのように述べました。ピン・システムとして公式サイトでは以下の通りに紹介されています。
ピン・システムでは、ボタン一つで、視線の先にあるオブジェクトの種類に応じて、文脈に沿ったピンを立てることができます。
敵ヒーローが視界にいる間はピンが敵ヒーローを追尾し、視界の外に出た場合は最後に姿が見えた場所に固定されます。
ピンの挙動はヒーローのアビリティによって異なります。ソンブラの「トランズロケーター」、ドゥームフィストの「メテオ・ストライク」、モイラの「フェード」、トレーサーの「リコール」などは、ピンが外れてしまうアビリティの一例です。
ピン・ボタンを長押しするとピン・ホイールが表示され、攻撃目標、防衛目標、支援要請などの様々な情報を伝達できます。
チームメイトのピンに反応するためのユニークなインタラクションも用意されています。
特定のプレイヤーがピンを連投していて不快に感じた場合は、プレイヤーまたはチャットのブロックによって、そのプレイヤーのピンだけを非表示にすることもできます。
現在実装されている連投防止の機能を最終的に残すかどうかは未定ですが、コミュニティにとって何がベストなのかを見極めたいと思っています。
『オーバーウォッチ 2』はPC版PvPベータが4月27日に開始予定。応募はこちらのサイトで受け付けています。