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XQQ「全てのAPACチームがひとつになって勝ち取った順位」ZETA DIVISION、ベスト3勝ち取ったPRX戦後に語る【インタビュー】

RPX戦直後のZETA DIVISIONへ行われた合同インタビューの内容をお届け。選手たちは今どう感じているのか。

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アイスランド・レイキャビクにて開催中の『VALORANT』国際大会「2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavík」。日本代表チーム「ZETA DIVISION」は、同じくアジア圏のチームPaper Rex(PRX)とのローワー(敗者ブロック)準決勝を制し、世界トップ3へ駒を進めました。

1stマップ「アイスボックス」は流れがつかめずラウンドスコア6-13で敗北するも、その後はPRXが得意とする「ヘイブン」でラウンドスコア13-2と、圧倒的な差をつけて快勝。運命の3rdマップ「スプリット」は、前後半ピストルラウンドを落としつつも、見事な修正力を見せ、13-10で勝利。チームとしての連携力の高まりはもちろん、大会を通して成長していくZETA DIVISIONそのものを見ているような試合内容でした。

本稿では、そんなRPX戦直後のZETA DIVISIONへ行われた、複数の報道機関へ向けたプレスカンファレンス(合同インタビュー)の内容をお届けします。

ーーBest3以上が確定したわけですが、率直な感想をお願いします。

Laz選手 めちゃくちゃ嬉しいです。世界ベスト3と同時に、アジア1位を獲得できたと思っています。それも含めて嬉しいですね。

ーー勝率100%を記録するPRXのヘイブンで大差を付けての勝利となりました。事前の研究段階で、PRXに対してどのような印象を持っていましたか?

Laz選手 パッと見すごいイケイケで、かつ個人でブイブイ言わせている感じかなと思っていたのですが、実際には繊細かつアグレッシブにスキルを合わせていて、すごく良いチームだなと思いました。

ーーそれに対してどのような対策を練っていましたか?

Laz選手 いつも通り、相手の戦い方を見て自分たちの戦い方で通用するものを探しつつ、どのような試合の流れを組むか話し合っていました。

ーーAロングなど、かなり前目で戦うことを意識している印象を受けました。改めて、どのような意図があったのか教えてください。

TENN選手 PRXはフィジカルがとても強いので、相手のペースに飲みこまれたくないため、前目で戦うことは決めていましたね。

ーーDep選手は以前インタビューでヘイブンを苦手と仰っていましたが、どのようなポイントを注意してプレイされましたか?

Dep選手 今回は1マップ目(アイスボックス)の結果を受けて、みんなでリセットしようと話していました。悔いの残らないように自分自身でプレイしようと、普段通りのイケイケプレイでやってました。

ーーヘイブンでの勝因はどのようなところにあると思いますか?

Dep選手 1マップ目からのリセットをしっかりとできて、コミュニケーションをたくさん取れた部分だと思います。

ーーZETAはスプリットが得意という印象があったのですが、PRX戦では対策されているような印象を受けました。どのような部分で改善・対策をして勝利へつなげたのでしょうか?

SugarZ3ro選手 スプリットで落としたラウンドは、こちらのミスや焦りで生じたズレが原因のものもありました。そのような部分を修正しつつ、自分たちが持つ手札(戦術)の中で刺さるものを判断して遂行していきました。

ーーf0rsakeN選手が前へ詰めてくるシーンが何度もありました。そのあたりは警戒できていましたか?

SugarZ3ro選手 詰めていること自体はわかりやすく、理解はしていました。しかし、序盤では上手く修正ができずにラウンドを落としてしまいました。後半では無理に付き合わずに、引かせるだけで良いよね、といった回答が出せて、上手く刺さったのかなと思っています。

ーースプリットのラウンドスコア8-9の場面、ZETA側からタイムアウトがありましたが、どのようなお話をされていたのでしょうか?

XQQコーチ 僕たちが落ち着くため、というのはもちろん、今何をやっていて、何が間違っていたのかを確認するために取りました。

ーー前回の試合から3日間の空き時間がありました。どのように過ごされましたか?

Laz選手 この後は3連戦になることはわかっていたので、しっかり試合を見直して相手の対策をしつつ、自分たちの調整もしつつ、最後に向けて頑張ろうという感じでした。

ただ、ちょっと体調を崩してしまい、休みにかける時間が増え、やりたいことがそこまでできなかったかなと思っています。試合の見直しなど、押さえなきゃいけないラインはしっかり押さえることができたと思っています。

ーーG2戦を除いて、全てマップスコア2-1という結果で勝利を収めています。試合の経験を重ね、マップ・チームの習熟度が上がっていると考えていますか?

Laz選手 この舞台が既に未開の地ということもあり、みんなで試しながら、探りながら進んでいます。試合(マップ)数が多いことが逆に幸いして、試合の見直しにかける時間が増えて、大会を通して上手く修正できているのかなと思っています。

ーー本大会のグループステージではプレッシャーを感じているように見える場面もありました。ベスト3まで進出し、気持ちにはどのような変化がありますか?

Laz選手 既に未開の地なので、最初にあった「世界大会で超えなければならない壁(まずは一勝)」へのプレッシャーはもうなくなったと感じています。ただ、PRXは同じアジア地域ということもあり、絶対に負けたくない戦いという意味で、プレッシャーはありました。これも払拭された今、次戦ではもっとリラックスして挑めるのかなと思います。

ーー連日トレンド入りしている注目度の高さについて、『CS:GO』のご経験からどう感じていますか?また、ZETAの活躍によって『VALORANT』やeスポーツを知った方へ何を伝えたいですか?

Crow選手 『CS:GO』時代は、アジア大会などでも応援してくれる方はいました。今は数としては桁違いで、もうすごいなと、ありがたいなと思っています。『VALORANT』では、今まで日本チームは世界大会へ出た途端に勝てなくなってしまうというイメージを覆せたのかなと思っています。日本の強さを伝えることができていることが嬉しいです。

ーーXQQコーチは、選手の後ろに座ることができたこと、試合終了後に素早く選手に駆け寄ることができたこと、どのように感じましたか?

XQQコーチ 選手たちのプレイを近くで見られることは、とても嬉しいです。勝った喜びや負けた悲しさを共感できるのはとても良いことだと思います。近いのは、とてもありがたいです(笑)。

ーー試合の後に何を叫びましたか?

XQQコーチ ちょっと覚えてないんですが、多分「NICE!」ですね(笑)。

ーーLaz選手は、Meet the teamの動画にて、自身の年齢を鑑みてプレイできる残りの年数が少なくなっていることに触れていました。今TOP3の立場まで来て、どのように感じていますか?

Laz選手 自分自身では、行けるところまで行きたいし、まだまだ通用するとは思っています。しかし、自分が尊敬・目指してきたプレイヤーが年齢と共にリタイアしていくのを見て、自分だけ逃れられるとは思っていません。今回はベスト3まで来て、すごい昔に忘れ去っていた子供心というか、闘争心が出てきて、ここまでこれて改めて嬉しく思っています。

ーーZETAは、他地域を次々と倒す死神のようだと揶揄されています。マイナーリージョンとして、ここまで勝ち上がれたことへの気持ちを教えてください。

XQQコーチ 日本のチームとしてこの場にいることを嬉しく思っています。そして、この勝利は、今日戦ったPRXやDRXもそうですが、全てのAPACチームがひとつになって勝ち取った順位だと思っています。

ーー次戦の相手となるOpTic Gamingに対してどのような印象を持っていますか?

XQQコーチ しっかり対策もしてきていますし、NA地域で残っている最後のチームなのでしっかり警戒をしていきます。今大会で初めてNA地域のチームと戦うので、とても楽しみですね。

ーー日本ではパブリックビューイングが開催され、1ラウンド取るたびにファンがものすごい熱狂を見せていました。そういった熱量を持ったファンへ一言あればお願いします。

Dep選手 本当に、パブリックビューイングに来ている方も、家で見ている方も、応援ありがとうございます。力になっています。熱狂的な応援をしてくれると「頑張らないとな」という気持ちになります。本当にありがたいです。


もうどこに勝っても驚かない、そんな安心感と信頼を寄せられるチームへと成長したZETA DIVISION。次の試合は4月24日午前2時より、挑む相手はOpTic Gaming。BO5(3マップ先取最大5マップ)で行われます。日本からも「#ZETAWIN」で声援を送りましょう!


《Okano》
Okano

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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