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限定レジェンドも!モバイル向けに最適化された体験が楽しめる『Apex Legends Mobile』先行プレイレポ

新レジェンド…パークシステム…PC・コンソール版とモバイル版の違いはどこにある?先行プレイの内容をお届け。

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エレクトロニック・アーツは先日、スマートフォン向けバトロワ『Apex Legends Mobile(Apex Legends モバイル)』を5月18日に全世界向けリリースすることを発表しました

先日実施されたメディア向けイベントにて全世界リリースに先立って先行プレイできたため、本稿ではそこからわかったPC・コンソール版との違いなどをお届けします。

PC・コンソール版とはどう違う?モバイル版限定モードやレジェンドをご紹介

本作は、PCやコンソールで人気を博す『Apex Legends』をモバイル向けに最適化された形で体験できる作品。開発は『PUBG Mobile』を手掛けた実績のあるLightspeed & Quantum Studiosが担当します。

すでに既に公開されているトレイラーなどから、PC・コンソール版とほぼ遜色ないレベルの高品質グラフィックでプレイできることはわかっていますが、モバイル版ならではの違いはどこにあるのでしょうか。

まず最も大きな違いとして、新レジェンド「フェード」の存在が挙げられます。このレジェンドは現時点ではモバイル限定のレジェンドであり、PC・コンソール版への配信予定はありません。

能力は「レイス」と同じ“虚空”を使うものもありますが、他のレジェンドとは全く違う体験となっています。モバイル版では「フェード」に加え、PC・コンソール版初期に実装されていた9人の合計10人が使用できます。

フェードの能力は以下の通りです。

  • パッシブアビリティ「スリップストリーム」:スライディング終了時に一時的に速度が上がる

  • 戦術アビリティ「フラッシュバック」:虚空を使い少し前にいた場所まで戻る。戦況が悪くなったときなどに有効

  • アルティメットアビリティ「フェーズチャンバー」:投擲物の範囲内にいる敵を虚空へ送り込む

実際に使用してみた感想としては、「逃げ」に特化したレジェンドであると感じました。例えば、激戦区に突っ込んで弱った敵を倒しに行き、ピンチになったら「フラッシュバック」を使って戻るという使い方ができます。ただし、遠くに逃げるわけではなく先程いた場所に戻るだけなので、立ち回りや使うタイミングはよく考える必要があります。

アルティメットの「フェーズチャンバー」を投擲すれば、範囲内の敵が少しのダメージを受けながら虚空に飛ばされます。虚空内の敵は攻撃してきませんが、逆にこちらも攻撃することができないので、これも主に逃げに使うアビリティです。クールダウンが短いため、激戦区などでは積極的に使っていきたいところです。

パッシブの「スリップストリーム」も、スライディングするだけで無制限に移動能力が一時的にアップする強力なアビリティなので、撃ち合いが得意な人が使うとかなり厄介で強力な相手になりそうです。

新レジェンドだけがモバイル版の大きな新要素ではありません。レジェンドを使用することでマスタリーポイントというものを獲得でき、それを使ってパークを解放することができます。パークは最大3つまで装着することができ、ちょっとしたバフを得ることが可能。PC・コンソール版よりさらに戦術の幅が広がるのではないでしょうか。

モバイル版はすべての操作を画面上の仮想ボタンで行うため、ゲーム画面が指で隠れてしまいがちです。本作ではそれに合わせ、快適性の面でもさまざまな工夫が施されています。ボタンレイアウト変更や有用なアイテムの自動拾得などモバイルシューターでは当たり前の機能はもちろんですが、レジェンド「パスファインダー」のグラップリングフックが刺さる場所が青丸で表示されるといった本作ならではの機能も。

さらに、『PUBG』のように1人称視点と3人称視点を切り替えることができます。1人称のときよりも視点が後ろに引くことによって、戦闘時などに画面の見たい部分が隠れづらくなります。なお、1人称のみのモードも選択できるのでご安心を。

PC・コンソール版ではレジェンドの解放はゲーム内通貨もしくは課金で入手するものでしたが、モバイル版では初期レジェンド9人がレベルアップやデイリーログインの報酬として獲得可能。かなり大胆な仕様ですが、筆者は気分や作戦によって使うレジェンドを変えたいため、すべてのレジェンドが早く解除できるのはかなり好感触です。

バトロワモードのゲームプレイ自体に大きな違いはなく、特筆すべき点は無いため割愛します。やはりモバイルで手軽に『Apex Legends』の体験を遜色なく楽しむことができるのは大きな魅力であることを再確認しました。

バトロワだけじゃない!気軽に遊べるモードも

生き残る順位にもよりますが、バトロワは1マッチに30~40分と結構な時間がかかってしまいがち。モバイルでゲームをするときはちょっとした空き時間で気軽に遊びたい!というシーンも多いかと思いますが、バトロワ以外のモードも豊富に用意された本作はそういった時にも本作を楽しめます。

リスポーン有りのチームデスマッチやアリーナで気軽に短時間で撃ち合いを楽しんだり、特別ルールのバトロワをプレイできます。特別ルールは、特定のエリア内で自動回復するルール、ショットガンとスナイパーしか拾えないルール、エリアがかなり狭まった状態から始まるルールの3種類がプレイできます。筆者の感想ではありますが、正直あまりおもしろくありませんでした。しかし、真剣に遊ぶ普段のバトロワに対する息抜き的な遊び方はできそうです。

さらに、実践形式のより丁寧なチュートリアルや射撃訓練場を用いた練習モードも存在します。そのため、まるっきりの『Apex Legends』初心者でも武器やキャラクターコントロールを詳しく学ぶことができます。また、ウィークリーチャレンジモードも用意されており、射撃訓練場でエイム練習など定められたミッションをこなすことで報酬を得ることができます。これは正直PC・コンソール版にも欲しい……!

スキンを適用したフラットライン

武器スキンや衣装などのコスメティックアイテムは、ほとんどがモバイル版限定のもの。これは、PC/コンソール版を既にプレイしているユーザーが、モバイル版の同じアイテムのために2度も課金するという事態を避けるためであるとのことです。バトルパスは1ヶ月ごとに新たなものが登場し、毎週、あるいは毎日チャレンジが更新。テーマに沿ったアイテムを入手できます。


『Apex Legends Mobile』は、PC・コンソールで楽しんでいる『Apex Legends』の体験を遜色なく楽しめる作品でした。じっくりバトロワ、サクッとアリーナ/TDMと言った具合に遊ぶモードを分けられるのも良い点です。現時点で限定コンテンツも複数用意されており、さらに今後はモバイル限定マップなどもリリース予定であるとのこと。既にPC・コンソールで楽しんでいる人も新鮮な気持ちで楽しめるのではないでしょうか。

『Apex Legends Mobile』は、iOS/Android向けに5月18日配信予定です。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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