ウクライナのデベロッパーFrogwaresは、現在ミステリーホラーゲーム『Project Palianytsia(仮)』を開発中であると発表しました。
発表によると、本作は同スタジオ開発のクトゥルフADV『The Sinking City』や『Sherlock Holmes』シリーズのファンを対象とした、ビクトリア朝ミステリーとエルドリッチホラーをミックスした作風とのこと。現在は4つのコンセプトアートが公開されており、詳細は2022年夏ごろに追って伝えられる予定です。


また本作開発の背景としてFrogwaresは、現在も続くロシアによるウクライナ侵攻を挙げています。先日報じられた通り、同スタジオは戦争による影響で以前の開発プロセスを維持できなくなったため、比較的コンパクトなゲーム規模の本作に取り掛かることにしたそうです。


ちなみにプロジェクト名である『Palianytsia』とは、ウクライナを象徴する国民食(パンの一種)です。コミュニケーション・マネージャーのSergey Oganesyan氏いわく、ロシア人にとっては『Dark Souls』のように正しく発音できないことが多いため、見知らぬ人物の所属を素早く特定するためのテストとして、現場でよく使われる言葉となっているとのことです。