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一方的な“アドバイス”にインディーゲームクリエイターが苦言―トラブル防止の為に削ったシーンやCGもある

「Ci-en」も公式Twitterアカウントにてこうしたアドバイスについてコメントしています。

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一方的な“アドバイス”にインディーゲームクリエイターが苦言―トラブル防止の為に削ったシーンやCGもある
  • 一方的な“アドバイス”にインディーゲームクリエイターが苦言―トラブル防止の為に削ったシーンやCGもある

イラストやゲームを制作するクリエイターいぬすく氏が、作品内容などについて送られてくるアドバイスについて「Ci-en」にて投稿(リンク先18禁)しました。

同氏は『妹!せいかつ ~モノクローム~』や『妹!せいかつ~ファンタジー~』を手掛けたクリエイターで、クリエイター支援プラットフォーム「Ci-en」においても活動しています。

今回の投稿では、そんな同氏へ送られてくるという「作品内容、アイデア、アドバイス、その他のご提案」などについて触れられています。そうした行為に気持ちもわかるとしながらも、「そういった提案をお受けすることはご遠慮させて下さい」としています。

そもそもそうした送られてくる内容については体感で9割以上が思いついているものであり、理由があって未実装にしているとのこと。さらには、既に用意していたアイデアと被っていた場合にはボツにせざるを得ず「実際に削ったシーンやCGもある」ということを明かしています。

なお同氏としても意見を受け付けないつもりはなく、「あくまでご感想だとか、好みだとか性癖だとかそういうレベルの事をお伝え頂ける範囲に留めてくださると助かります。」とのことです。

また本投稿がされた数時間後には「Ci-en」の公式Twitterアカウントも、クリエイターに対するアドバイス行為についてツイートを投稿。「本当に必要だと思うのなら、ぜひご自身で創作してみることをオススメいたします!」とした上で、「クリエイターをコントロールしようとする行為」への違和感を示しています。


《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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