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【特集】高画質で極上のスパイディ体験!PC版『Marvel’s Spider-Man Remastered』はすべてのアクションが“爽快”

より美しくなった世界で描かれるピーター・パーカーの物語を体感!

連載・特集 プレイレポート
【特集】高画質で極上のスパイディ体験!PC版『Marvel’s Spider-Man Remastered』はすべてのアクションが“爽快”
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Marvel’s Spider-Man Remastered』は、スパイダーマンこと“ピーター・パーカー”の活躍を描いたアクションゲーム。2018年に発売されたPS4向けソフト『Marvel's Spider-Man』を、PS5向けにリマスターした『Marvel’s Spider-Man Remastered』をベースに、PC向けの新たな設定などを追加したバージョンです。

PC版では、ユーザーの環境に合わせた詳細なグラフィック設定が可能になるほか、最大32:9のディスプレイサイズにも対応。また、DualSenseはもちろんさまざまなコントローラーや、キーボード/マウスでのプレイも行えるよう最適化されています。なお、PC版移植にはNixxes Softwareが協力開発しています。

本稿ではSteam版の『Marvel’s Spider-Man Remastered』事前プレイレポートをお届け。改めて本作のゲームプレイや魅力をご紹介します。なお、記事内のスクリーンショットは「テクスチャ品質:高い」「レイトレーシング・リフレクション:中間」のグラフィック設定で撮影しています。

新たに描かれるピーター・パーカーの物語

本作は、スパイダーマンこと“ピーター・パーカー”を主役にしたオリジナルストーリーの物語が展開します。まずおさらいすると、主人公ピーターは、ゲーム開始時点でヒーロー活動8年目という設定です。

遺伝子操作された蜘蛛に噛まれてスーパーパワーを得たこと、育ての親“ベンおじさん”との別れ、恋人“MJ”との破局など、お馴染みのストーリーはすでに経験済みという設定。ピーターは23歳の青年としてラボの助手として働いています。ちなみに、ピーターの働いているのは“オットー・オクタビアス”のラボで、本作ではオットーはピーターの憧れの科学者です。

そのほかにも“メイおばさん”、“ノーマン・オズボーン”、“マーティン・リー”、“キングピン”、“ライノ”などお馴染みのキャラクターたちも多数登場。キャラクターの多くが本作独自の設定を持ち、それでいてキャラクターの個性を失うことなくさまざまな活躍(?)を見せてくれます。

また、8年目の経験豊富なヒーローとして活躍しているピーターは、ゲーム序盤から「ウェブ・シューター」を利用したスピーディーでテクニカルな戦闘が可能。物語はシリーズを代表するヴィランのひとりキングピンこと“ウィルソン・フィスク”を追い詰めるシーンから始まります。

キャラクターの掛け合いやストーリー展開、さまざまな場面で「スパイダーマン」らしさを感じられ、しかも新鮮な物語を楽しめます。

圧倒的な「スパイダーマン」な感覚を体験!

本作の醍醐味のひとつはそのアクションシーン。ゲーム内ではウェブ・シューターを利用してビルの間を飛び回ったり、ビルに貼り付いたり駆け登ったり、舞台となるマンハッタンの街を縦横無尽に移動することができます。

特に本作の基本的な移動手段となる「ウェブ・スイング」は、ゲームを楽しくプレイできる大きな要素として登場しています。ゲーム内でスイングボタンを押しながら建物などの横を通るだけでオートで糸を張り、高速で街中を駆け抜けることもできます。とにかく簡単操作で「それっぽい動き」になるのが嬉しい!

また、他にも狙った建物の角などに自動で飛び移ることも可能。天井などの狙った場所へ瞬時に移動することもできるため、プレイヤーの想像力次第でいくらでも自由な動きを作り出すことができるのです。一度も着地せずにマップ上を移動するようなアクションに、誰でもチャレンジしたくなるのではないかと思います。

PC版ではグラフィック向上にくわえ、フレームレート上限を設定できるのも嬉しいところ。もちろん相応のPCスペックは必要になりますが、ハイクオリティなグラフィックのマンハッタンの街を自由に飛び回るアクションは快適そのものです。

フォトモードでは楽しいフレーム?で自撮りも

爽快で簡単なスパイダーマンアクション!

ヴィランやギャングとの戦いでも、簡単に爽快でかっこいい「スパイダーマンらしいアクション」を楽しめます。強力な打撃をお見舞いすることはもちろん、ウェブで相手を拘束する、スイングを利用して振り子キックを喰らわせる、相手の銃器をウェブで没収するなど、さまざまなアクションができるのです。

もちろん敵も銃や特殊能力で攻撃してくるのですが、そこはスパイダーマンが持つ「スパイダーセンス」が発動し、プレイヤーに危機を知らせてくれます。タイミングよく回避を入力すれば敵の攻撃を避け、反撃にも繋げられます。ゲームが進んでアップグレードすると、回避時にウェブで反撃もできまるようになります。

さらに科学者であるピーターは、ゲームが進むとガジェットを開発可能。ガジェットには敵を拘束するウェブ爆弾だったり、電撃ダメージを与えるウェブ発射装置だったり、いろいろな種類があります。これらは戦闘だけでなく、さまざまな攻略にも使える便利アイテムです。

さらに、ステルス状態になれば敵を拘束することもできます。静かに背後から近づくだけでなく、壁から奇襲する、天井に張り付いて隠れながら相手を吊り下げるなど豊富なステルスアクションもあり、うまくやれば相手に気付かれずに敵を壊滅させられます。

戦闘も移動もとにかく爽快で、遊んでいて「スパイダーマンになってる!」と感じられる本作。PC版でグラフィックが向上したことで、よりダイナミックにアクションに没入できるようになっています。

ときにはMJの操作パートなども。
MJ操作時もフォトで自撮りを取れます。パーカーは何を思う。

コレクションやアップグレード要素も充実!

ゲーム内ではさまざまなコレクション要素も用意されています。ゲーム開始時はマップがほとんど表示されていない状況なのですが、ストーリーを進めて警察の「監視タワー」を調整することでエリアが表示されていきます。

また、タワーを解放するとそのエリアの「犯罪」「バックパック(思い出アイテム)」などの位置もわかるようになります。これらのサイドアクティビティはゲーム内のアップグレードで使用するトークンが獲得できる重要なものです。物語が進むとアクティビティやサイドミッションの種類も増えていきます。

人助けも大切なお仕事!

アクティビティはアイテムを探し出すもの、Wave制で登場するギャング集団を倒すもの、逃げ回る鳩を追いかけ空中で捕獲するものなど、種類が豊富です。サイドストーリーでは依頼するマンハッタン市民との掛け合いが楽しく、色々と予想できなかったような展開も待ち受けています。

本編ストーリーやサイドミッションで獲得した経験値でピーターはレベルアップし、獲得したポイントでさまざまなスキルを獲得可能です。スキルには新たな技を使用可能になるものや能力強化などがあり、自分だけのスパイダーマンを作り出せます。

また、トークンを使用して作成できるものにスーツがあり、作成できるスーツには特殊能力「スーツパワー」が付属しています。スーツパワーは他のスーツにも付けられるため、好きな姿とパワーを組み合わせられるのも嬉しいところです。

移動が非常に快適な本作では、コレクションを集めるために街を探すのが苦になりません。パトロールしながら集めているうちに自然とレベルとトークンが貯まり、スパイダーマンがどんどんパワーアップしていくのです。

コレクションアイテムにはしっかり説明も。
SNSみたいな細かい要素も楽しい。


ここまで紹介してきた『Marvel’s Spider-Man Remastered』PC版。PS4のオリジナル版リリースの際から高い評価を受けている本作は、その圧倒的な「ストレスのない移動の楽しさ」「スパイダーマン体験」など、ゲームの面白さをひとつの到達点ではないかと思います。プレイ可能なすべてのアクションが爽快で、ストーリーはもちろんサイドミッションまで非常に楽しくプレイできました。

さらに、PS5版リマスターを経て向上したグラフィックは臨場感抜群。背景で流れるBGMも心地良く、少し大げさな表現ですが「映画館のような大きなスクリーンや音楽環境で遊んでみたい」と思わせてくれます。筆者はウルトラワイドモニターがないため体験できませんでしたが、いつか環境を揃えて試してみたいと思わせてくれました。

街中のファンとハイタッチやハグもできます。

『Marvel’s Spider-Man Remastered』PC版は、Steam/Epic Gamesストアにて2022年8月13日発売。ゲーム本編のほかDLC「摩天楼は眠らない」3部作も完全収録しています。

おや、この人物は……?

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《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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