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大海戦タワーオフェンス『バッカニヤ』プレイレポ―海戦要素が本格的で驚いた【TGS2022】

自艦をカスタマイズして海戦だ!

連載・特集 プレイレポート
大海戦タワーオフェンス『バッカニヤ』プレイレポ―海戦要素が本格的で驚いた【TGS2022】
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2021年より規模を拡大した千葉幕張メッセのリアル会場と、オンラインプラットフォームの両面で開催となった国内最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2022」。サクセスブースにてプレイアブル出展されていたスタジオ最前線開発の『バッカニヤ』のプレイレポをお届けします。

本作でプレイヤーは、整備士のカンナ・ダイクンと歌姫のリーリア・スペル、そして砲撃手のアリシア・エイムの中から1人を主人公として選び、大海原を旅します。プレイアブル出展されたバージョンでは、道中で起こるイベントと海戦、艦船のカスタマイズ、そしてボス戦に触れることができました。

港を出港し、戦闘地域へと侵入すると海戦に入ります。リアルタイムで進行する海戦パートでは、自艦/敵艦の攻撃は射程内に入ると自動的に攻撃するために、プレイヤーが介入できるのは操舵と指揮です。戦闘で重要になってくるのが、命令リストと状況に応じた武器セットの選択で、命令リストには接近戦で効果を発揮する「一斉射撃」など戦況への対抗策が、「武器セット」には対空砲への換装など敵に応じた攻撃方法の切り替えが可能です。

乗組員猫にはレベルが存在する
戦闘では収支やランク付けもある

海戦自体は基本的にリアルタイムで進行するために、乗組員猫の管理や命令の選択が重要なことに加え、自艦の操作も同時に行うためか思った以上に面白くも忙しく感じます。特に本格的であると感じたのが自艦のカスタマイズ要素。取り替えられるのは艦砲や各種船体(重装甲や機動力まで様々)ですが、特に艦砲に関しては限りある砲座に対して対空砲など様々なものを考えて配置するのが面白く出来ています。他にも乗組員猫の配置を切り替えること可能なため、乗組員猫のマネージメントも考え甲斐がありそうです。

港では猫調査より情報を得ることやドックでカスタマイズもできる
赤い扇状のものが砲塔の旋回範囲。武器セットの換装には時間がかかるために、リスクを考えて配置することが重要でもある
重装甲のものから機動性に割り振ったものまで船体の種類は多彩

ボスステージでは、迫り来る通常艦艇を一定数撃破した後にボス船が現れます。ボス戦では大型艦艇の他に巨大海洋生物も登場するそうですが、今回のTGS2022出展バージョンでは巨大な艦艇でした。このボスを倒すとデモ版が終了しますが、開発度25%とは思えないほどよく練られている印象を受けます。

一方で、操舵の前進/後退については常にスティックを倒してなければならないため集中力が散漫になってしまうことから、エンジンテレグラフ(前進/後退を段階的指示する)的なものか出力を固定出来るようになれば、もっと操舵と指揮に集中できるため、より遊びやすくなるかと思いました。

筆者としては、TGS2022開催に合わせた公式サイトが更新されるまで具体的な内容が言及されていなかったこともあったため、プレイしてみると想像以上にゲームプレイの面白さが刺さったダークホース的タイトルでした。主人公となるキャラクターや乗組員猫のデザインの可愛さも含め2023年の注目タイトルの一つとも言えるかもしれません。『バッカニヤ』 はPS4/ニンテンドースイッチ向けに、2023年春に発売予定です。

《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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