巨大生物の背中で旅する街づくりSLG『The Wandering Village』素晴らしい世界観とゲームシステムが融合!日本語対応で遊びやすさも抜群【爆レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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巨大生物の背中で旅する街づくりSLG『The Wandering Village』素晴らしい世界観とゲームシステムが融合!日本語対応で遊びやすさも抜群【爆レポ】

極限の環境下、見つけた安住の地は巨大生物の背中でした。

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巨大生物の背中で旅する街づくりSLG『The Wandering Village』素晴らしい世界観とゲームシステムが融合!日本語対応で遊びやすさも抜群【爆レポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2022年9月15日にStray Fawn StudioとWhisperGamesより、Steam早期アクセスでリリースされた『The Wandering Village』について生の内容をお届けしたいと思います。

『The Wandering Village』とは

猛毒の胞子が世界を侵し続ける地球を舞台にした街づくりシミュレーション。安全な場所を求めて放浪の旅を続けた主人公と仲間たちは、巨大生物「オンブ」に出会い、その背中の上に拠点を築いて生活する事になります。

プレイヤーは集落のリーダーとして、食物などのリソースの確保や施設の管理、労働者への指示を出していきます。オンブは世界中を移動しているので、冒険の舞台は草原や砂漠、毒の強い地域など、さまざまな地域に変わっていきます。環境に合わせた作物の生育や研究が生き残るためのコツです。

集落の人間だけでなく、背中を使わせてもらっているオンブのケアも大切です。オンブに食料を提供するなど、信頼関係を築くことでお互いを助けあう奇妙な共生関係になることも。また、プレイスタイル次第ではオンブからリソースを奪うような寄生関係になってしまうことも……?

『The Wandering Village』の実内容に迫る!

ゲームは初心者・中級者・達人の3つの難易度から選べます。難易度が上がると環境が最初から厳しくなっていきますが、まずはこの世界のルールを学ばなければなりません。難易度・初心者はチュートリアルを兼ねているので、まずはこちらをプレイしましょう。

チュートリアルをナビゲートしてくれるのは、すごくどこかで見たことがあるような見た目の長老。彼のノートがゲームの基本説明になっており、この難易度では村の立ち上げ方から、ゲーム内で起こるトラブルへの対処などをミッション形式で教えてくれます。

最初にやるべきことは住居の建設です。ゲーム内でに住民の「幸福」があり、住居はさまざまな恩恵を与えてくれます。テント設置に足りない木材は、オンブの背中に生えてる木を使いましょう。便利だなオンブ。

プレイヤーは「建築」「収穫」など、住民への指示を出すためのメニューを使用して村作りを行います。収穫は木や石からの資源を取るだけでなく、育たなくなった不要な植物などの破壊にも使えます。また「優先度ツール」で作業を指定することで、住民の行動をある程度変えることもできます。

チュートリアルに従い、住居や農場を無事設置したプレイヤー。これからオンブの背中を舞台に世界中への旅が始まります。

果てしない旅の始まり。まずは幸福確保を。

プレイヤーの集落にはゲーム開始時に16人の仲間がいます。まず、彼らの幸福を確保するためにも、まずは安定した生活を確保しなければなりません。最初に設置した農場でビーツを育てるほか、オンブの背中に生えているベリーの木を採集する施設を作りましょう。また、食料品の保管庫や調理場も必要です。

本作の大切な要素として、人員の割り振りがあります。設置した施設は、稼働人数を指定することで手が空いている住人が人員として補充されます。人員が多いと当然効率がアップするため、最初は農場などに人員を割いて安定した食料を確保していきましょう。住人に職業レベルなどの概念はないため、専門家を育てる必要はなく、誰でもどんな仕事でもこなします。

ある程度オンブの背中の開拓が進んでくると、やはり確保できる資材に限界が出てくるのに気付くと思います。そこで大切なのが「遠征隊」です。遠征隊はワールドマップの森や遺跡などを探索し、資源や移住希望者などを見つけてくれます。ときにはプレイヤーが選択するイベントも発生し、運が悪いと遠征隊が大怪我することもあるので慎重に対応しましょう。

また、施設「研究室」を作れると技術の研究ができるようになります。研究によって、上級の資源を生み出す施設や農作物のアンロックのほか、オンブをケアする施設を作る事もできるようになります。なお、一部の研究には遠征隊が持ち帰る「知識ポイント」が必要になります。

街づくりパートは比較的オーソドックスなシステムです。人員の割り振りは少し忙しいですが、診療所を作る際に「今は病人がいないから人員は0人でいいよ」など、人の管理の基本をチュートリアルで教えてくれるので安心です。施設運営のためにも、食料に余裕があるうちはなるべく住民を増やすことを考えましょう。

集落の命運はオンブと共にある!

本作でもっとも特徴的なのはやはりオンブの存在です。オンブはプレイヤーたちを背中に載せたまま、自分の意志で気ままに歩いています。ゲーム内では「集落」「オンブ」「ワールドマップ」という3つの画面が用意されており、それぞれ得られる情報が異なります。

旅を続ける中で覚えておいてほしいのは、オンブは巨大で我々を助けてくれる存在ですが、我々と同じく「地球に生きる生物」であること。オンブも地球に蔓延する猛毒の胞子によって弱りますし、そもそも食事や睡眠も必要です。マップ内にキノコがあればゆっくりと食事をする姿が見れますし、眠くなれば歩みを止めて寝てしまいます。

眠いときは寝る。かわいい。

プレイヤーはオンブに関する研究を進めることで餌をあげたり、頭をなでたり、病気を治すことが可能になります。ケアをしていき信頼関係を築くことで、プレイヤーはオンブに提案をすることができるようになります。分かれ道の行き先を決められるようになればバイオーム選びは楽になりますし、オンブの足を止めて嵐が通り過ぎるのを待たせることもできるのです。

オンブ診療所があれば毒も安心。

バイオーム選びは本作で生き残るために非常に重要なもの。砂漠では水を確保する方法が限られ、環境に適した農作物を作れないと食料が確保できません。また、毒性の強い地域では、住民はもちろんオンブにも影響が出るため、薬草栽培や診療所に人が必要になります。また、オンブの背中に毒性植物が生えるなど、分かれ道の先に見える「トラブル」を避けることもできます。

世界には危険がいっぱい。

もちろん、冒頭でも説明しましたがオンブに寄生するような生活も可能です。研究の中には「オンブから血を抜いて作るブラッドソーセージ」や「オンブの背中をくり抜いて素材を集める施設」など衝撃的なものも用意されています。それらはもちろんオンブとの信頼関係を下げてしまいますが、いっそ徹底的に背中に身を寄せる生活も面白いかも知れません。

本作はプレイを進めていくことで環境は過酷になり、資源の確保も難しくなっていきます。集落が本当のピンチに陥ったとき、あなたは目の前のオンブを護りますか?それとも……。

長い長い砂漠を越えて一安心!

ここまで紹介してきた『The Wandering Village』。比較的オーソドックスな街づくり要素と、巨大生物の背中を舞台に住みながら関係を築くという設定の融合は、ゲームシステムとしても、世界観としても非常に魅力的です。

チュートリアルが丁寧でわかりやすいのも好印象。難易度低めでのんびり遊ぶことも、過酷な環境で必死にサバイバルするのも、どちらも楽しめます。

早期アクセス期間は1年以上を予定。現時点でもゲームのシステム部分は完成していますが、製品版に向けて新たなバイオームや建築物やストーリー・シナリオ部分の追加など、コンテンツ拡充が行われます。また、今後はコントローラー対応なども行っていく予定です。

『The Wandering Village』はSteam早期アクセスで配信中です。

タイトル:The Wandering Village
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2022年9月15日(Steam早期アクセス)
記事執筆時の著者プレイ時間:6時間
価格: 2,570円


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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