イギリスのインディーデベロッパーPixelCount Studiosは、シミュレーションRPG『Kynseed』を2022年12月6日に正式化すると発表し、告知トレイラーを公開しました。
冒険・戦闘・お店経営で一族の歴史を紡ごう
本ゲームは、2Dオープンワールド上でキャラクターを操作する形式のシングルプレイ作品。
主人公が世代交代し歴史を紡ぐ
本作では、プレイヤーのキャラクターが年を重ねて死んでいき世代交代が行われるほか、NPCにおいてもプレイヤーの行動を記憶しているなど、主人公一族の人生の足跡が刻まれる特徴を持っています。生活面では冒険、採集、戦闘、釣り、農業から鍛冶屋、雑貨屋、薬屋の経営、ポーションや料理を始めとするアイテムクラフト等様々な要素が用意されています。
Lionheadのユニークな作風の継承を目指した作品
本作の開発元は、マイクロソフトのRPG『Fable』を手掛けた元Lionhead Studiosの開発者が設立したPixelCount Studios。2018年11月にPC版の早期アクセスが開始され、この度4年を経て正式化されることが発表されました。同開発元では、イギリスのゲームデザイナー、ピーター・モリニュー氏が率いていたLionheadのユニークな作風を、自分たちのゲームにも反映させることを目指しているとされています。
正式化後も継続してコンテンツを追加予定
正式リリースのバージョン1.0化に当たっての大きな追加要素は無いとされているものの、正式化後の展開としてストーリーや新たなゲーム要素等のコンテンツ追加は継続予定。また、正式発売後の言語対応、他機種展開、注意点などが以下の様に明らかにされています。
PC版の他にも、未確定ながらコンソールでの展開も計画中。(特に本作がニンテンドースイッチ版の為のものであるとも表現)
Steam Deckに対応予定。
英語の他にも、さらなる言語の追加を計画中。
ローカル協力マルチプレイの実装は本作の成功と要望次第。オンライン対応は無し。
バージョン1.0化に当たり、早期アクセス版からのセーブの引継ぎは不可能。
正式リリース後のコンテンツ追加の一環としてワールドマップの拡張を予定。
正式リリース後に動物の繁殖システムの実装を計画中。
酒場の経営要素は正式化後から数週間後に実装予定。
正式化当初の実装の可能性は低いものの、将来的にウルトラワイドにも対応する可能性あり。
世代交代要素のオン・オフ設定は現時点で計画にないものの、将来的に要望に応じた実装の可能性あり。
既に10万人以上の早期アクセスコミュニティを抱えるとされる『Kynseed』は、PC正式版が海外時間2022年12月6日にSteamにて配信予定。正式化に先立ち既に価格の引き上げが行われており、現在早期アクセス版が2,800円で販売中です。