文明崩壊後の世界で愛銃片手にスカベンジ!『ZERO Sievert』は高難易度がむしろ面白い2D略奪シューター【爆レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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文明崩壊後の世界で愛銃片手にスカベンジ!『ZERO Sievert』は高難易度がむしろ面白い2D略奪シューター【爆レポ】

今回ご紹介するのはCABO Studioのトップビュー型2D略奪シューター『ZERO Sievert』です。『EFT』や『S.T.A.L.K.E.R.』の影響を受けた高難易度が特徴です。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2022年11月16日に発売されたCABO StudioのPC(Steam)向けトップビュー型2D略奪シューター『ZERO Sievert』を紹介します。

『ZERO Sievert』とは

寒いです。冬到来です。「霜降」だなんだと言っていたら、気がつけば既に「立冬」も過ぎていました。この時期になると、近所のパン屋がシュトーレンを売り出し始めます。「もうこんな時期かぁ。」と思いつつ、1日1つのペースで食べ続けていると、正月明けにはまた悲しいことになっているわけです。でも仕方ありませんよね、美味しいのですから。

好きな時に好きな物を好きなだけ食べる。あるいはこの寒い時期に空調のスイッチ1つで快適生活なんてできるのは、やはり文明あってのことです。食べ物や飲み物を求めてスカベンジの日々なんて生活は、ゲームの中だけで十分ですよね。

今回ご紹介するのはCABO Studioのトップビュー型2D略奪シューター『ZERO Sievert』です。文明崩壊後の東ヨーロッパを舞台に、非常にデフォルメされたキャラを操作して愛銃片手にスカベンジを繰り返すというゲームです。

こちらの記事にもあるように、『Escape from Tarkov』や『S.T.A.L.K.E.R.』の影響をゴリゴリ受けている本作は、やはり高難易度。敵の銃弾数発で死にミュータントの攻撃で死に気づかぬうちにアノマリーに突入して死に狼の群れに蹂躙されて死ぬといった具合に、まぁ死因には事欠かないシビアな世界なわけですが、これが不思議となかなか面白いのです。それに死んでもアイテムを失ったりはしないですからね。気軽なものです。

銃は持ちましたか?整備は完璧?それに鈍器代わりにするのでなければ弾もお忘れなく。では、いいもの手に入るように祈りつつ出発しましょう。Good Hunting!

『ZERO Sievert』の実内容に迫る!

ゲームを開始してセーブスロット選択後に初期装備を選択します。アサルトライフルやサブマシンガン、アサルトカービンと選択肢は豊富ですが、個人的には3番目、拳銃とアサルトカービンとスコープセットがオススメです。装備の持ち替えにより遠近距離戦の両方に対応可能な点とスコープの他武器への使い回し可能であるがゆえの発展性、加えて武器自体の攻撃力の高さも魅力的です。

これ以降、主人公はシェルターを拠点に活動していくことになります。

ゲーム中のNPCの一部はクエストを提示してくれます。「あれを集めてこい」とか「あいつらを何体か排除しろ」とか定番のクエストですね。なかなか報酬が豪華なものも多いので、スカベンジに出かけるときは忘れずに引き受けておいたほうがお得です。

機関車のすぐ近くにいるコンダクターに話しかけていよいよ出発です。現在選べるMAPは全部で5つ。引き受けたクエストとの兼ね合いもありますから、まずはWoodsに行きます。

見にくいですが、爆炎が立ち上る火炎系アノマリーがあります。

MAP上はとにかく危険だらけです。NPCはものすごく好戦的で視界に入るなり銃を撃ってきますし、狼やら猪やらも十分脅威です。それに見るからに毒々しかったり炎が噴出しているヤバげなアノマリーにも要注意ですね。アノマリーに稀に生成されるクリスタルは高値で売れる正にお宝なのですが、序盤で取りに行くのは無謀ですからね。

まずはMキーで地図を開いて、緑丸で書かれた脱出エリアを確認。必要であればマーカーを設置して行動開始というのが基本的な流れです。建物内を探すもよし、バンディットやら動物を狩って金策に励むもよし、脱出するまであとは自由行動ですね。

武器に防具にスキル。長生きの秘訣は自キャラの強化にあり!

夜戦の心強い味方、暗視ゴーグルもありますよ。

本作では色々と銃を改造することができます。銃のレティクルの拡散具合や収縮速度、それに分散などにも影響しますから、あれこれシックリくる組み合わせを考えるのも楽しいですよ。銃カスタマイズの定番レーザーサイトに、夜戦用にフラッシュライトも欠かせませんね。

他にも、銃弾や医薬品の生産や調理などが可能となるシェルター内に設置できる各種設備や、売買価格やスタミナ上限に影響する各種スキルなどキャラの強化要素は色々ありますからね。煮え湯を飲まされたバンディット共もそのうち一捻りできるようになるわけです。

…まぁ、どれほど自キャラを強化しても死ぬときはあっさり死ぬのは本作の特徴なのですが。

やられるとリザルト画面に。イノシシに突き倒されました。
死体には鳥が集ります。こういう細かい描写の積み重ねが独特の雰囲気を作り出すのです。

アイテム説明が尽く空白なところとか、建物のバリエーションの少なさとか、派閥ごとの好感度要素が未実装なのとか、まだまだアーリーアクセスらしい荒削りな部分も目立つ本作ですが、気を抜くとあっさりやられる高難易度ながらその分戦利品を持ち帰れた時の達成感は正直中毒性すらあります。それに、夜間に油断している敵を一人また一人と狙撃していく快感も、本作のポイントですね。『Escape from Tarkov』や『S.T.A.L.K.E.R.』が好きな方には、間違いなくオススメな作品だと思います。

  • タイトル:ZERO Sievert

  • 対応機種:PC(Steam)

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2022年11月16日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:2時間

  • 価格:2,300円





《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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