Game*Spark編集部がオススメする12月第3週の特選インディー3選をお届け！
今週は、地球をまるごとメタバース化した『Earth 2』、アルファテストで同時接続4万越えのダンジョンADV『Dark and Darker』、パワーアップで男女問わず服が弾けるローグライク・デッキ構築RPG『CARD NOVA HYPER』の3本です。
Earth 2
1分の1スケールの地球をメタバース化することを目指したプロジェクトが、次のステップへ進もうとしています。
本作は、世界中のすべての土地を探索し、発展、売買ができる作品。2020年にローンチし、先日には次なるステップであるバージョン1（E2V1）のトレイラーが公開されました。30分近くにおよぶ本映像では『Earth 2』の世界を3Dで表現する取り組みの最初の段階を披露しており、近づけば草木まで見える地形をはじめ、車などの物理挙動、土地所有権の視覚化、100％プレイヤーが建設および所有する巨大都市、ショップ、プレイヤーのパーソナルスペース、メタバース内から直接遊べるゲームなど、壮大過ぎる世界を垣間見ることができます。
プレイヤーは実際の地球の位置に基づいた土地の所有権を取得することができ、その場所を発展させたり、売りに出したりできます。また、取引で手に入れた仮想通貨は、実際に米ドルで引き出すことができるとのことです。
バージョン1の「E2V1」は2023年にアルファ版がローンチ予定で、今後は「E2V2」「E2V3」と磨きをかけていくとしています。
Dark and Darker
本作は、剣や魔法を使うトレジャーハンターとしてダンジョンを探索する一人称視点のPvPvEアドベンチャー。デベロッパーIRONMACEは、12月16日から第3回アルファテストを開始し、最大同時接続数が42,000人を超え賑わいを見せています。
ダンジョンPvPvEアドベンチャーである本作では、モンスターを倒しながら宝を探して時には他プレイヤーとも戦い、そして脱出前に倒されると戦利品を失うという『Escape from Tarkov』ライクなゲーム内容になっています。プレイヤーは城塞都市の地下に足を踏み入れ、仲間と協力し、財宝を探して、生きて脱出を目指します。
そんな本作のアルファテストは以前から注目を集めており、10月末から実施されていた第2回では開始直後から同時接続ユーザー数が10,000人を超え、最終的には最大で24,872人が参加。そして各ダンジョンや魔法システム、モンスターグレード、全体のバランスなどに調整を加えて開始された今回のアルファテストでは、同時接続プレイヤー数がさらに増加してコミュニティが盛り上がっています。
アルファテストは12月23日午後6時まで実施予定としており、Steamストアページからアクセスをリクエストすると参加できます。なお、現在非対応の日本語については、開発元から「多くの日本プレイヤーからの注目が集まれば、将来的に是非日本化したい」とのコメントがGame*Sparkに寄せられています。
CARD NOVA HYPER
Perennial Heartsは、ローグライク要素を備えたデッキ構築RPG『CARD NOVA HYPER』のSteamストアページを公開しました。
本作は、ストーリーとローグライク要素を両立したデッキ構築RPG。カードバトルで勝ち得たお金で新たなカードを購入、または既にあるカードをアップグレードし、デッキを強化した上で新たな敵とデュエルをしていきます。
デュエルでは、ノヴァハイパーと呼ばれるパワーアップモードを利用することができ、戦闘中にさまざまなボーナスを得て、形勢逆転を狙えます。さらに、ノヴァハイパーを発動すると、男女問わず服が爆発し、下着姿に変貌します。ストアページでは、本パワーアップが「相手も使える」という記述から、全対戦キャラクターが服を弾き飛ばす可能性も秘められています。
また、Kickstarterキャンペーンの開始も2023年秋に予定されており、コンソール（ニンテンドースイッチ/PS5）での発売も検討していることが発表されています。
