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取捨選択やスキルと遺物のシナジー探しが魅力!戦略系ローグライト『迷城戦線』【プレイレポ】

今回ご紹介するのはBinary Tree Studioとfirepillar2、IndieArkによる『迷城戦線』。ターン数制限による取捨選択と限られた手札の組み合わせが攻略のカギとなる戦略系ローグライトです。

連載・特集 プレイレポート
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GameSparkで日々紹介されるSteamインディーゲームたち。

その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「シナジーを考えて最善手を選べ!遺物の特殊効果による高度な戦略性」「探索には取捨選択が付き物!プレイヤーの決断力が重要な時間制限や各種イベント」などが魅力の、戦略系ローグライト『迷城戦線』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。

『迷城戦線』とは

本作は「武士・アーチャー・魔法使い・神官」の4人のうちから3人を選択してパーティーを組み、奥深いダンジョンの踏破を目指す戦略系ローグライトです。

道中で獲得でき、様々な特殊効果を持つ遺物と各キャラクターごとに固有のスキルを武器として、目の前の障害を乗り越えていくこととなります。

ダンジョン内では、プレイヤーの選択次第で様々な結果となる各種イベントのほか、攻撃力やHPの強化、また妖しげな商人から新しい遺物やスキルの購入と装着も可能です。

また本作にはMAPごとに時間制限があり、あまり悠長なことをしていると問答無用で全滅扱いとなります。当然何もかも失うこととなりますから、必然的に取捨選択が重要となってきます。

最下層に眠るは目もくらむようなお宝かそれとも…。まだ見ぬ奥底を目指して、いざ出発です!

ステキポインツその1!「シナジーを考えて最善手を選べ!遺物の特殊効果による高度な戦略性」

本作の攻略の鍵となるのは、なんといっても様々な様々な特殊効果を持つ「遺物」です。特定のバフやデバフが発動のトリガーとなっていたりして、決して無条件でという訳ではありませんが、組み合わせ次第では窮地からの一発逆転も十分可能なほど強力です。

遺物は破片を用いて強化することができます。こまめな強化が長いダンジョンで生き残るコツです。

加えて、各キャラごとにMPを消費して発動できるスキルもあり、前述の遺物とのシナジーこそが攻略するうえでの一番の武器となります。

最大まで火力を高めての一撃に賭けても良し、敵全体のHPをジワジワと削り取っても良し、組み合わせ方と応用は無限大ですからぜひあれこれ工夫してみてください。思いがけない効果を発揮するかもしれませんからね。

ただし、初期所持のスキルこそ固定ですがそれ以降に獲得できるものはスキルにしろ遺物にしろランダムです。その時に手元にある札から最善手を考える。これぞローグライトの醍醐味ですね。

ステキポインツその2!「探索には取捨選択が付き物!プレイヤーの決断力が重要な時間制限や各種イベント」

MAP内で出会うのは、何もモンスターだけとは限りません。敵を撃破することで獲得できるソウルコインや遺物破片との交換で、怪しげな商人からスキルや遺物を購入したりすることができます。

あるいはHPや攻撃力といった基礎ステータスを強化できる祭壇や、しばし休息の場となる焚き火など様々なギミックが存在しています。

イベントの中には、プレイヤーの倫理観を問うものも…。

中には、プレイヤーの選択次第で様々な結果となる各種イベントも発生します。場合によっては強力な遺物やスキルを獲得できますから、自分の直感に従って選択してみてくださいね。

ただし、各MAPには時間制限があり、これを過ぎれば問答無用でパーティーは全滅扱いとなりますからご注意を。「MAPは隈無く探索したい!」派の方々には残念ですが、あれやこれやの取捨選択が重要となってきます。

実は筆者、『ToME』や『不思議のダンジョン』シリーズ、あるいは『バロック』といったローグライクが大好きで、本作も気持ちよく楽しむことができました。「限られた手札で最善手を選ぶ」というローグライクのエッセンスはそのままに、操作に使うのはカーソルキーとスペースキー、あとマウス程度とゲームシステムも非常にシンプルながら奥深い作りとなっています。

それでいて難易度も最初こそ簡単でサクサク進めるものの、遺物などの引き次第で難しくも簡単にもなるというのも、これもまたローグライクの面白さと言えるでしょう。

それに各種イベントにおいても「何か得るには何か代償を」という大前提がしっかり存在しているのも、ゲーム性をうまく高めてくれているという点において個人的には高評価です。

一歩一歩考えて、失敗しても気を取り直してもう一度。中毒性というのもどうかと思いますが、なんだか『風来のシレン2』の最果てへの道や『アスカ見参』の裏白蛇といった高難易度ダンジョンに挑んでいる気分になります。これこそ恐らくローグライクの魔力というべきものなのだと思います。

戦略系ローグライトの名に違わず、奥深いゲーム性とプレイヤー自身の運と選択が中毒性を生む本作。間違いなくローグライト好きにはオススメの1作です。

  • タイトル:迷城戦線

  • 対応機種:PC(Steam

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年1月12日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:3時間

  • 価格:1,500円








《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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