その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。
今回取り上げるのは、「戦場を縦横無尽に駆け回れ!戦場のスケールの大きさと自身の活躍で戦況を変える面白さ」「拠点を固めて着実に!砲撃や野戦築城などの戦略的要素」などが魅力の、戦場シム型FPS『Rising Front』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。
『Rising Front』とは
本作は千体以上のNPCが激突する戦場の中で、プレイヤーは1人の兵士を操作し自軍の勝利を目的とする戦場シム型FPSです。
敵味方がひしめく戦場は双方睨み合いになることもしばしば。プレイヤーは自由に動けるという利点を活かして、戦局を打破する一撃を敵に与えてやりましょう。
ただし、敵の機関銃や小銃がずらりと並ぶ前に躍り出てはいい的になるだけですから、友軍による砲撃支援や土嚢、鉄条網などの野戦築城など、あの手この手を駆使する事が重要です。
剣林弾雨の修羅場を潜り、自軍大勝の立役者となろうではありませんか。
ステキポインツその1!「戦場を縦横無尽に駆け回れ!戦場のスケールの大きさと自身の活躍で戦況を変える面白さ」
本作のウリはなんといっても千人規模の軍勢が正面から激突するスケールの大きさです。敵味方の砲撃が入り交じるなか、土嚢や塹壕にズラリとNPC達が所狭しとひしめく姿は圧巻です。
正面から対峙しての睨み合いならいいのですが、しかしなかなか敵もさる者。MAP端からの迂回や脆弱点からの浸透などを行ってきますから、プレイヤーは点から線、そして全体の破綻を阻止すべく戦場を駆け回ることとなります。
何倍もの戦力の敵を相手するのはなかなか荷が重いですが、散発的に味方の防衛線を突破した敵を追い返すぐらいなら簡単です。機動力を重視して、装備を軽いものにしておくのも手かもしれませんね。
相手に隙ありとみれば、そのまま反転攻勢をかけてもいいかもしれません。先陣切って突撃して大暴れしているとそのうち後続の友軍がゾロゾロと流れ込んでくるでしょうから、こうなれば勝利はもう目前ですよ。
ステキポインツその2!「拠点を固めて着実に!砲撃や野戦築城などの戦略的要素」
本作の舞台となるのは第一次世界大戦です。陸戦の王たる戦車や航空機が実戦に投入されたのもちょうどこの頃ですが、残念ながら現時点では未実装。敵味方とも頼れるのは友軍砲兵による砲撃と機関銃、そして自身の持つ小火器だけです。
なので圧倒的な装甲で敵弾を弾き返しつつ強行突破なんてのは望むべくもありませんから、地形を自然の盾としつつ地道に前進していきましょう。
こういった時に役立つのが野戦築城です。土嚢や鉄条網、地雷原に機関銃陣地などを組み合わせて即席の前進拠点としましょう。設営場所さえ良ければ、防御にも攻撃にもきっと役立ってくれますからね。
それに、攻防以外にも便利な装備もあります。暗視ゴーグルなんて便利なものはこの時代にはありませんから、夜戦では照明弾発射機が大活躍します。敵味方から照明弾と曳光弾が飛び交う様子は、正にロマン溢れる光景です。
1月15日から早期アクセスの始まった本作、死亡時のモーションも未実装だったりしますし、グラフィックやサウンドなどもイマイチパッとしないところがあります。ですが、無数のNPCがずらりと並んで激しく撃ち合いをしている、そんな本作のスケールの大きさには圧倒されること間違いなしです。もし仮にこれできれいなグラフィックだったりすれば、きっと処理落ちやらで遊べたものではないはずでしょうからね。
それに、ロードマップによれば戦車や航空機、あるいは第二次世界大戦など異なる時代設定の実装などが計画されていますから、これらが実装された暁にはそれこそ立派な戦場シムとして完成するであろうことは疑う余地もありません。
また、後々MODにも対応予定という点にも注目したい所です。どの程度のことまでできるのかはまだわかりませんが、ゲーム本体のアップデートにMODによる改良まで加わるとすれば、それこそ長く遊べる作品になるかもしれませんから楽しみです。
歩兵の大部隊が戦う中を戦車が敵陣へと驀進する。そして空には敵味方の複葉機が飛び回り、時折長い炎の尾を引きつつ墜落する。想像するだけでミリタリー好きにたまらない、筆者としてはそんな1作になってほしいなと期待するところです。
タイトル:Rising Front
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2023年1月15日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:1,700円
¥2,599
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)