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硬派な大混戦ローグライトカードバトルタワーディフェンス!『Tower Tactics: Liberation』【爆速プレイレポ】

デッキ構築型ローグライトカードゲームとタワーディフェンスゲームが融合した、新感覚ローグライトのプレイレポをお届けします。

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2023年2月7日にAsraworksよりPC(Steam)向けにリリースされた『Tower Tactics: Liberation』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Tower Tactics: Liberation』とは


本ゲームは『Slay the Spire』に代表されるデッキ構築型ローグライトゲームと、攻め入ってくる敵を各所に配置した兵装で撃破して拠点を守るタワーディフェンスゲームの融合を試みたゲームです。プレイヤーは拠点防衛のための様々なユニットや戦闘に介入するスペルカードで構築されるデッキを組み、デッキから引いた手札でユニットを配置していきます。そうして構築した戦場に攻めてくる謎の敵生命体から、ユニットの攻撃やスペルカードアタックで拠点を守り抜くことが目的です。


『Tower Tactics: Liberation』の実内容に迫る!

まずはオプション画面からチュートリアルを選べるので、これを遊んでみることにします。


最初に4枚のカードが配られ、「Tower」という種別のカードを戦場に配置することになります。

とりあえず中央の[+]マスに「Archer」を2体設置しました。「Tower」と呼称される各ユニットは画面上黄色の[+]マス、灰色マス、赤色の[-]マスのどこにでも配置可能ですが、[+]マスに配置するとユニットの能力が向上するようです。

準備ができたら画面右側の「Next wave」ボタンを押します。すると、敵が画面左側から右側に向かってやってきます。やってきた敵に向かって配置したArcherが攻撃を放ち、無事に敵を倒すことができました。

敵を撃破すると再び手札を4枚、ユニット配置に必要なエナジーが1補充されます。今回はさらにArcherを配置します。

同一カードを3体配置すると、合体して☆2にパワーアップしました。「3体揃えてパワーアップ」という、いわゆる「オートチェス」系ゲームの要素も本作には盛り込まれています。今回はこのまま「Next wave」に突入します。

攻め込んできた敵に対し手札の「Thunder」カードをドラッグ&ドロップすると、敵を麻痺させてさらにダメージを与えられます。こうしたスペルカードで敵の進行を妨害することもできるのが本作の特徴です。


本編は全3ステージ。カードを集めて最強の布陣を組もう

本編はマップ上に散りばめられた敵との戦闘、イベント、休息マスなどを選択しながら進んでいきます。このあたりは完全に『Slay the Spire』などを踏襲しており、同ジャンルのゲームを遊んでいれば問題なく遊べることでしょう。

戦闘に勝利することによって新たなカードを手に入れることができますが、本作では序盤のコストリソースが厳しく(各戦闘Wave毎にステージ1では1コスト、ステージ2では2コスト、ステージ3では3コスト回復)、獲得するカードは十分吟味する必要があります。

戦闘は先に進むほど難度を増し、敵の総Wave数もどんどん増えていきます。敵を処理しきれずに右端に到達させてしまうと敵の攻撃力分ライフが引かれ、ライフが0になるとゲームオーバーです。

最終決戦となる頃には画面上に多くのユニットが入り乱れ、大混戦となります。本作は1回の戦闘が最大25Waveとかなり長めです。画面右上のスクロールバーでゲームの速度を変えられるので、ある程度慣れたらゲームスピードを上げても良いかもしれません。ただし、ドラッグ&ドロップ型のスペルカードの適切なタイミングでの使用が難しくなるのが悩みどころでしょう。

全3ステージをクリアする、または途中でやられてしまうとプレイ内容に応じて経験値やスキルパネルが得られます。スキルパネルはメニュー画面で装備することで様々な有利な効果をもたらします。

また、経験値を貯めプレイヤーレベルが上がっていくと様々な初期デッキが解禁されます。その中には初期所持カードがすべてランダムというものも…。筆者が「初期手札ランダム」デッキで遊んでみたところ、手持ちのカードが高コストばかりでろくに戦えず、ステージ1であえなく撃沈。2回目のプレイでは低コストカードがある程度揃っていたこともあって、何とかクリアできました。

本ゲームでは一度クリアしたデッキでは「Ascension」という難易度上昇の縛りをかけていくことができ(要は『Slay the Spire』のアセンションと同様ですね)、豊富なデッキと様々な性能のカードの組み合わせによってリプレイ性は非常に高いです。

ストーリーらしいストーリーはゲーム内でほとんど語られず、配置できるユニットもミリタリーSF色が強い本作。正直に言って、外見が無骨で地味な印象は拭えません。しかしながら、似たようなゲームの多いローグライトデッキ構築ゲームの中では硬派なタワーディフェンス要素が逆に他と一線を画した印象をもたらしていると筆者は感じました。タワーディフェンスゲームが好きな方、または一味違ったローグライトデッキ構築ゲームを遊んでみたい方に本作は充分にお勧めできるタイトルです。


『Tower Tactics: Liberation』は、Steamにて2023年2月7日より1,320円で配信中です。また、2月14日までは1,122円の割引セールを行っています。

タイトル:Tower Tactics: Liberation

対応機種:PC(Steam)

記事におけるプレイ機種:PC(Steam)

発売日:2023年2月7日

記事執筆時の著者プレイ時間:8時間

価格:¥1,320(2月14日まで¥1,122)



《ずんこ。》

石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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